読んだ本&漫画2020/01/04

年末年始になると、この頃、テレビドラマの一挙放送が流行っていますね。
ドラマを普段は見ない私にとって、とてもありがたいです。

『義母と娘のブルース』は以前にも再放送していた時に見ましたが、飛び飛び見たため、今回見直しても見ていない場面(特に娘が小さい時の)があり、全く問題ありませんでした。
もちろん2日のSPも見ましたよ。
気になる終わり方だったので、次もあるということですね。

『きのう何食べた』は漫画で読んでいますが、ドラマは見逃していたので、再放送はとっても嬉しかったです。
シロさんもケンジも漫画を裏切っていませんね。
特にケンジ役の人、上手い。
身体クネクネ、指先まで行き届いた演技です。
夫は最初嫌がっていたのですが、見ているうちに面白いのがわかったらしく、一緒になって見ていました。
小日向役の山本耕史は漫画と全く似ていないので心配したのですが、違和感がなかったです。
『義母と娘のブルース』も『きのう何食べた』も漫画の世界観を尊重しているのがいいですね。
ひどいのになると、主人公が男なのに女になっていたり、原作と全く違う内容になっていますからね。
またSPで見られることになると嬉しいです。

さて、年末年始は小説は1冊しか読んでいません。


行成薫 『本日のメニューは。』
5篇の短編集。
どこの町にありそうな飲食店を舞台にしたものです。
ラーメン屋、おむすび屋、大盛りの定食を出す定食屋、キッチンカー、洋食屋。
それぞれのお店で美味しそうな料理が出てきますが、そこで様々な人情溢れる出来事があります。

<漫画>
鷹野久 『午後3時雨宮教授のお茶の時間 1』
イギリス文学の教授である雨宮はイギリス菓子を手作りするほど愛する人です。
イギリスから日本に住むようになった姪のサヤは学校になじめないようです。
そんな姪が遊びに来た時に、一緒にイギリス菓子を作ります。
サヤも雨宮教授とお菓子を作る時が癒やしになっているようです。

松本ひで吉 『犬と猫どっちも飼っていると毎日楽しい 1』
題名のとおりです。
今は猫を飼っていませんが、次は猫を飼おうと決めています。
(飼えるかな・・・)
犬はいつもポジティブで脳天気、猫は・・・。

安堂ミキオ 『はたらくすすむ 2』
定年退職後、勘違いからピンクサロンに働くことになった長谷部進さんのお話。
すぐに辞めるかと思ったら、益々仕事に邁進しています。
真面目で、一生懸命、どんな人にも優しく接する進さんがいいですね。

広田奈都美 『おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~4』
誰もが死ぬ時は家でと思うのかもしれませんね。
しかし、現実は・・・。
色々と考えさせられます。

小坂俊史 『月刊すてきな終活』
17人の人の終活を漫画で描いた作品。
終活というと、何やら重く、暗いと思いがちですが、そうではなく、軽く終活ってどんなかなと思う人には適切な漫画だと思います。

阿部潤 『忘却のサチコ 1~12』
食べものが出てくる漫画だということで、読み出したら止まらなくなりました。
結局、お正月三日間はこの漫画を読んでいました。

サチコはやり手の編集者。
結婚式の最中にお婿さんの俊吾に逃げられ、このことがトラウマとなっていました。
俊吾のことが忘れられず、彼のことを忘れるためにサチコが取った行動は、美味しい料理を食べること。
美味しいお料理を食べている最中は俊吾のことを忘れられるのです。
サイン会の後、取材旅行の後、わがままな作家と会った後・・・サチコは食べ続けます。

全国各地の美味しいものが紹介されていて、いつか行って食べたいと思わせられます。
が、食レポばかりではいけませんね。
何故俊吾は結婚式の最中にいなくなったのか。
同僚の小林君との仲はどう進展していくのか。
きっちり描いて下さいね。
とは言え、美味しいものが出てくると、サチコのように忘れていますわ(笑)。

お休みもそろそろ終わりですね。
私も仕事を探すこととします。

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