読んだ本2020/02/22



山口恵以子 『うちのカレー 食道のおばちゃん7』
この本の中に万里君がおばちゃんたちが昭和はよかったというが、「俺は生まれてこの方景気の悪い時代しかしらないし、物心ついてすぐ阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件だったし、まあ、世の中こんなもんだと思っているよ」という場面が出てきます。
考えて見ると、平成から碌なことが起こっていない感じです。
若い人たちが希望を見いだせない世の中になっていきますね。

本の中に書いてある美味しいカレーの隠し味は、NHKの「サラメシ」でフレンチの鉄人坂井シェフが紹介していた二週間放置したバナナだそうです。
この完熟したバナナとリンゴをミキサーにかけてペースト状にしたものを加えるととっても美味しいカレーになるそうです。お試しを。

万里君も無事に調理師免許を取り、メイもお父さんと仲直りをし、次は何があるのでしょう。
次の本にコロナウィルスに関する話題が入っているのかも。
「そういえば大変だったわね」、ぐらいだといいのですけど・・・。

竹岡葉月 『おいしいベランダ。8番線ホームのベンチとサイダー』
マンションの隣同士の栗坂まもりと亜潟葉二は互いに部屋を行き来する生活をしていましたが、葉二が起業し、神戸へ行くことになったため急遽婚約し、まもりの大学を卒業とともに結婚することになりました。
そのためまもりは神戸で就活することになります。
しばらく神戸で一緒に暮らせると喜んだのもつかの間、まもりは面接試験で躓くこととなります。

就活が上手くいかないとメンタル面が心配ですよね。
姪も最後は決まりましたが、それまでは大変だったようです。
縁があれば決まるといいますが、就職してからも色々あったりして・・。

濱嘉之 『院内刑事 フェイクレセプト』
元公安警察・廣瀬知剛は大病院の危機管理を請け負っています。
今回院内交番にリクルートしたのは、県警の定年退職者ではなく、途中退職者二人。
病院には思いもよらない方々がやってきます。

このシリーズは好き嫌いが分かれるでしょうね。家の相棒は嫌いだそうです。

小湊悠貴 『ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋』
いよいよ碧も大学卒業間近。
大樹との仲も上手くいっており、父親にもやっと付き合っていると言えました。
2月に大樹の実家で温泉宿の風花館に招かれ、3月には就職先の研修が入りました。

『おいしいベランダ』と共にハッピーエンドへ向かっています。

≪漫画≫
わたなべぽん 『もっと、やめてみた』
なんかたいしたこと止めてない気がしますが・・・。

二階堂ヒカル 『あおざくら 防衛大学校物語 15』
いよいよ陸・海・空のどこにいくのか配属が決まります。
坂木への憧れから空を希望していた近藤ですが・・・。

『銀の匙 15』
終わってしまいました(泣)。
八軒たちはエゾノーを卒業しそれぞれの道を歩み始めます。
意外な人が意外な所に出現します。
きっと番外編で卒業後を描いてくれるでしょう。
八軒の祖先のお話がネットで読めて、面白かったです。
蝦夷地に来た人たちは屯田兵か罪人かその他です。
あまり祖先に関するお話はしないです。
家は山形県から移住した屯田兵だったらしいです。

外出するのも面倒なので、家で本ばかり読んでいます。
運動不足にならないように、人のいない所を選んで散歩でもしますわ。