綾瀬まる 『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』2020/08/15

兄犬がトリミングに行ってきました。
ペットクリニックにトリマーさんが来てやっています。
いつもトリミングをしてくれていたトリマーさんがお店を辞めたので、この際、年なので何かあった時のことを考えて、ペットクリニック内でやってもらうことにしました。


耳がいつもより短くなっています。


これぞ折り紙で折る犬、みたいな形の顔ですね。
幼く見えますが、8歳(人間で50歳)のおっさんです(笑)。



6篇の物語。
コミュ障の鳥を体に抱く女。
ウザい家族のいる、初恋の彼の枝豆パンを食べ続ける女。
子育てと家事、仕事でいっぱいいっぱいな平凡な女たち。
夫が鬱で休職中の、浮気をする女。
友人が難病で死にそうな、人の心に鈍感な男。
子を亡くし、生きる気力を失った女。

どの人も知ってか知らずか、心が苦しくてもがいています。
食べることは生きること。
誰かが作ってくれる食べ物が体に心に働きかけて、少しずつ人を癒やしていきます。
それがちんけなラブホのピザであろうが、夫に作らせるパンであろうが、料理人が作る料理であろうが・・・。

「苦しい時間を耐えていく人の食卓に豊かさを作りたい」

そんな気持ちで毎日のご飯を作っていけたらいいですね。
毎日、毎日作り続けていると、献立を考えるのが嫌になります。
せっかく作ったのに、美味しくなさそうに食べられるとね。
私も誰かに作ってもらいたいんですけど(笑)。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2020/08/15/9278779/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。