「ラ・ラ・ランド」を観る2020/10/18



映画館で見損なった映画です。
夕暮れの防波堤、映画館、ライトハウス・カフェ、グリフィス天文台など綺麗な景色が出てくる映画なので、大画面で観るともっと綺麗だったかもしれません。
しょっぱなからフリーウェイで踊り出し、バンパーを凹ましたことのある私は、車のバンパーが凹まないか心配でしたww。
(ネタバレあり)

ミアは女優志望の女の子。
大学を中退し、ハリウッドの撮影所のカフェでアルバイトをしています。
いい縁がないかとパーティに行っていますが・・・。
セブはジャズピアニスト。
自分のジャズクラブを持つのが夢。
今やジャズは死に体で需要はなく、キーボードのバイトをして暮らしています。
こんな二人がひょんなことで出会い、恋に落ちます。

ミアはオーディションを次々と受けていくのですが、なかなか役がつきません。
セブから昔書いていた脚本をもう一度書いてみればと言われ、一人舞台を書き、自分で演じることにします。
セブの方は昔の仲間のキースに誘われますが、ジャズのバンドではありません。
それでもセブはツアーに出かけます。
ミアはそんな彼に自分のジャズクラブを持つという夢はどうしたのか、夢を追って欲しいと訴えますが、彼はミアに「君は優越感のために、不遇の僕を愛した」のだと言いはなちます。

一人舞台は散々な出来で、観客は少なく、大根役者だとまで言われ、失意のミアは親元に戻り、セブは一人LAに残ります。
ある日、ミアのことを気に入った配役ディレクターからセブの電話に連絡がきます。
ミアのところに早速オーディションのことを知らせに行くセブ。
でもミアはオーディションに行はかない、自分は叶いもしない夢を追いかけていただけ、また大学に戻ると言うのです。
セブは君は「赤ん坊だ。明日8時に迎えに来る」と言い、帰っていきます。

オーディションでは「あなたが語り部になって、好きなことを話して」と言われ、ミアは女優を目指すきっかけとなった叔母のことを話し始めます。

五年後、彼らの運命は・・・。

セッション」の監督だったのですね。ジャズ好きですね。
セブにジャズ愛を語らせていますもの。
見始めはよくある話だと思い、途中で観るのを止めようかと思いましたが、途中から面白くなり、最後まで観ていきました。
ストーリーよりも音楽とか場面が魅力的なのが救いですね。
アカデミー賞で6部門(監督、主演女優、撮影、作曲、歌曲、美術の各賞)を取りましたが、作品賞ではないのがうなずける映画です。

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