「僕のワンダフル・ジャーニー」を観る2020/11/07



犬が何回も生まれ変わるというお話です。
日本語のタイトルは犬とワンをかけているのね。
見終ってから、この映画は「僕のワンダフル・ライフ」の続編だというのがわかりました。
前作ではお父さんのイーサン・モンゴメリーが主役で、彼の若い頃が描かれているようです。
(ネタバレあり)

まず最初はベイリーという雄の犬で、飼い主はイーサンとハンナです。
イーサン夫婦は息子のヘイリーが事故で亡くなった後、息子の妻・グロリアと孫のCJ(クラリティ・ジョーンズ)と一緒に農場に住んでいました。
ベイリーはCJと遊ぶのが大好きですが、グロリアは犬が大嫌い。
グロリアにはCJに対する愛情がないように思え、イーサンとハンナ夫妻はそんなグロリアに不満を持っていました。
グロリアが電話でCJがいるので仕事ができないと言っているのを聞き、イーサンは仕事をしたいなら私たちがCJをあずかると言ったのですが、彼らの好意を悪く取り、グロリアは私から保険金ばかりではなく娘までも奪うのか、と逆上し、CJを連れて出て行ってしまいます。保険金はCJの将来のために取ってあるのに。
その後、ベイリーは病に倒れ、安楽死させられます。
イーサンはベイリーに「CJのためにまた戻って来て、守ってくれ。あの子を幸せにしてくれ」と頼みます。

ベイリーはCJのために生まれ変わります。
次は雌のモリーとなり、11歳になったCJを見つけます。
CJは友人のトレントが犬を見に来たのに同行していたのです。
飛びついてきたモリーを気に入ったCJはトレントに協力してもらい、モリーを引き取ることにします。
グロリアには反対されるのがわかっていたので、そっと自分の部屋にモリーを連れて行きます。
グロリアは相変わらずCJのことは構わず、酒浸りで、夜にはCJを置いて男と出かけていました。
次の日の朝、モリーが見つかってしまいますが、CJは11歳の子を置いて毎日夜遊びをしていることを先生に言うと脅し、モリーを飼うことをグロリアに認めさせます。11歳になると知恵もありますね。
それから月日が経ち、高校生になったCJは18歳になったら父の死亡保険金を受け取り、この家を出てNYに行きミュージシャンになろうと決めていました。
(なんでミュージシャンになりたいのか、わかりませんわ)
ある夜、買い物に行った時にシェーンに会います。彼に騙されて行ったパーティで警察に捕まり、社会奉仕をやらされ、シェーンとは別れましたが、彼はしつこくやってきます。
CJが一人でいると、またやってきて、CJを襲おうとしました。
グロリアにそのことを言うと、鼻で笑うだけ。母のそんな姿に怒ったCJは、「世界一ひどい母親ね、出て行くから保険金をちょうだい」と言ってしまいます。
ところが「世界一ひどい母親は私の母親よ。お金はつかっちゃったわ」と告げられます。(グロリアの母もろくでもない女だったのね)
頭にきたCJが車に乗っていたら、シェーンに見つかり、わざと車をぶつけられ、車はひっくり返って炎上してしまいます。
CJは助かりますが、モリーは死んでしまいます。

2回目の生まれ変わりで、ベイリーはブルドッグのビッグ・ドッグになり、スーパーを経営しているジーと暮らしています。
やっとNYへ向かうCJと出会えますが、CJは気づかず、この犬生ではCJとは二度と会えないことを悟ります。

3回目の生まれ変わりは保護犬のマックスです。
保護犬譲渡会の時、マックスはCJの腕輪の音を聞きつけ、檻から抜け出しCJを探します。CJはマックスが処分されてしまうということを聞き、連れ帰ることにします。
CJは高給取りの恋人と素敵なアパートメントで暮らしていました。
ミュージシャンになるという夢は相変わらず持っていますが、人前で歌うことができず、今は犬の散歩のバイトをしています。
(あんなに嫌ったお母さんと同じ暮らしよね。男の程度はまだいいようだけど)
他の犬と一緒に散歩をしている時に、マックスはCJの友達、トレントの臭いを嗅ぎつけます。
トレントはNYに来たばかりでした。
トレントのことが好きなマックスはCJの恋人のバリーを追い出すために色々とやっちゃいます。靴を噛んだり、おしっこをしたり、うんちをしたり・・・。
そのおかげでCJはバリーと別れることになりますが、稼ぎの少ないCJではアパートは借りられず、友人を頼りにあちこち2~3日おきに寝場所を変えることになってしまいます。
散歩のバイトをしている時に、またマックスはトレントの臭いを嗅ぎつけます。
急いでトレントの所に行きますが、彼は婚約者と一緒にいました。
親切なトレントはCJを自分のアパートにしばらく滞在させてくれることになります。(トレントの良さに気づかないCJって、ホントお馬鹿さんね)
ある日、マックスはトレントが癌に罹っていることに気づきます。マックスの前犬のモリーは社会奉仕で癌を嗅ぎ分ける訓練をしていたのです。
トレントの彼女はトレントの看病はできないと言ったので、CJはトレントの看病をすることにします。
トレントが癌を克服した頃に、グロリアがNYにやって来るという連絡がきます。
母親に会うのが怖いというCJにトレントは今度は僕が君を支えるからと、母親と会うように勧めます。(トレント君、良い奴です)
グロリアは酒を断っており、悪い母親だったとCJに謝り、父親のヘイリーの手紙を渡します。
父親の手紙を読んだCJはやっと人前で歌う勇気がでました。
トレントはCJをイーサンとハンナの農場に連れて行きます。
イーサンはマックスがベイリーだと見抜きます。
そしてCJはトレントに対する自分の気持ちにやっと気づきます・・・。

映画によりますと、犬の究極の目的は人を永遠に愛することだそうです。
我が家の犬たちを見ていると、人を愛するというよりも、人と一緒に遊ぶことではないかと思います。


お兄ちゃんも弟も、いつも遊んでくれと五月蠅いです。


犬は人間に一番近い動物だということだけは言えますね。

今週のおやつ。慶希処AMATERRACEの和栗の慶希。


栗が美味しそうです。

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