M.C.Beaton " Agatha Raisin and the Witches' Tree"2020/12/25

クリスマスイブは如何お過ごしでしたか?
我家は何もしなかったです。というのも夫の帰りが遅かったからです。
今日で仕事納めなので、頑張ったそうですが、今日も遅いそうです。
今日は一人チキン丸ごとです。


ケーキは買いに行かなかったので、宅配のリンゴチーズケーキになりました。
小さいので、半分はパクッといけます、笑。
昨夜はキッシュを焼いて、鍋をして、一人で食べました。犬たちにはドッグフードの他にウエットタイプの餌を与えました。


自分へのプレゼントはストウブの茄子色の和鍋です。蓋のデザインがいいです。
小さいのでちょっとしたおかずやラーメン、うどん、お粥作りによさそうです。


いよいよアガサ・レーズン・シリーズも28冊目、残すところ3冊となりました。
今は意地で読んでいる感じです、笑。


近頃、コッツウォルズのSumpton Harcourtに引越してきたSir Edward Chumbleは牧師夫婦を招き、ディナー・パーティを開催しました。
とっても居心地の悪いディナーで、ロンドンから赴任してきたばかりのRory &
Molly Harris 牧師夫妻はもう二度とごめんだと思いながら辞去しました。
帰路の途中で、彼らは「魔女の木」に何かがぶら下がっているのに気づきます。車から降りて確かめてみると、それは教会の手伝いをしているMargaret Darbyでした。Margaretは自殺をするような人ではないのですが・・・。
Mollyは木にぶらさがっていた彼女がハイヒールを履いていたことを思い出します。ハイヒールでは濡れて滑る木には登れません。
次の日、MollyはMargaretに親族がいるかどうか、コッツウォルズのことなら何でも知っているミセス・ブロクスビーに聞きに行きます。
彼女より先にアガサ・レーズンが来ていて、殺人事件に興味があるようでした。
Margaretには双子の姉妹・ローラがいることを聞いてから、Mollyはアガサたちを自分の牧師館に招待します。

Margaretの殺人の容疑者としてHarold Turret巡査はハリス夫妻を疑いますが、やりすぎてしまい2週間の休職になってしまいます。
それでも彼は犯人を見つけようとやっきになり、警察署から出てきたローラを追いかけジョージホテルまで行き、質問をしますが、体よく追い払われてしまいます。その後、マーガレットのコッテージに侵入しますが、何者かに襲われ、殺され、魔女の木に吊されてしまします。

2件の殺人事件に興味津々のアガサですが、一応本職の探偵ですから、無料で調査はできません。Mollyがよいことを思いつきます。アガサをSir Edward Chumbleに紹介したのです。彼は二人の女性に上手く操られ、アガサを雇うことになってしまいます。抜け目のないアガサは彼に二倍の調査料をふっかけ、友人割引で半額にすると言って、損をしないようにします。
これで大手をふるって殺人事件の調査に乗り出したアガサですが、お決まりのように村人たちは当てになりません。調査は進展なし。
そうこうするうちにSir Edward Chumbleの妻のTiffanyまでもが行方不明になってしまいます。

事件解決までほど遠く・・・。
魔女集会をトニと見に行くと、何者かに注射され裸で転がされてしまい、大恥をかき、その上、アガサの家と間違えたのかジェームズの家が放火され・・・相変わらず危ない目に遭うアガサです。

さて、お決まりの男性とのロマンスですが、今回はたいしたことがありません。
アガサがジェームズともう一度・・・とは思っても、一緒に行動すると彼のアラが見えてしまうのです。要するに彼は「妻は仕事をするな、俺の好きな服を着ろ」という人なのです。この二つはアガサにはとても我慢ならないことですよね。
その点、チャールズはジェームズほどではないです。でも相変わらずアガサの家をホテルのようにきままに使い、アガサが惚れそうな男性が現れると邪魔をし、かといって甘い言葉はささやかないし、アガサはチャールズの気持ちがわからず戸惑うばかりです。
何やら行動がおかしいなと思っていると、またまたチャールズがやっちゃいます。お金持ちの、今度は妊婦と結婚する契約をしてしまったというのです。
アガサはチャールズを助けるためにスペインのベニドルムまで行き、子どもの父親を探し、イギリスまで連れ帰ります。
チャールズは屋敷を維持するためにお金が必要なので、サーという称号が欲しい金持ちと政略結婚をしようと思っているのです。
なんとアガサを嫌っているチャールズの執事・グスタフがチャールズのために動きます。アガサを雇うから屋敷をプロモートしてくれと言ってきたのです。PRならアガサの大得意です。
さて、上手くいくのでしょうか。

最後はアガサの探偵事務所のみんなが活躍してくれ、事件は一件落着。
その後、ミセス・ブロクスビーがアガサに男性を紹介してくれますが・・・。
グスタフ、やってくれましたね。一筋縄ではいかない奴です。とことんアガサと闘うつもりね。
アガサは優柔不断なチャールズに”Careers last.   Men don't"と言って彼の気持ちを知ろうとしますが、まだまだチャールズは決心がつかないようです。
二人の仲が後三冊で進むのかどうか、気になります。


では、トナカイになったお兄ちゃんです。
弟ちゃんはサンタさんです。
どうです、可愛いかしら?

コメント

_ ろき ― 2020/12/26 07時35分37秒

メリークリスマス(遅いけど)!
旦那さん遅くなって残念でしたね、仕事だからしょうがないですね。
うちは仔羊の腿のローストでした♪

ストウブの鍋、色と大きさが手ごろなのがいいですね、活躍しそう。
アガサさん相変わらずだな、読者としてはマラソンでいったらもうゴールも近い感じですが、あと3冊、どうなるんだろう。

サンタさんとトナカイ、可愛くできましたね。トナカイさん角が立派。サンタさんは眉毛がツボにはまった・笑

_ coco ― 2020/12/26 11時19分59秒

ろきさんの仔羊腿のロースト、美味しそう。チキンはいつも食べているもの・・・。
近くのスーパーには仔羊の腿肉なんてないわ。
夫は昨夜も遅く、なんとか年内は仕事に行かないで、リモートするそうです。

アガサ・シリーズは作者さんがお亡くなりになったので、すっきりしない終わり方になってしまうでしょうね。仕方ないですけど。

犬たち、気に入っていただいて嬉しいです。

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