新国立劇場バレエ団 「ニューイヤー・バレエ」無観客ライブ配信 ― 2021/01/12
公演関係者にコロナ陽性反応が出たため公演が中止になりましたが、その他の関係者全員が陰性だったので、無観客ライブ配信をしてくださったようです。
2021年1月11日(月・祝)14:00~
指揮:冨田実里
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
第一部:「パキータ」
音楽:レオン・ミンクス 振付:マリウス・プティパ
出演:米沢 唯、渡邊峻郁 ほか
第二部:「小品集」
「Contact」
音楽:オーラヴル・アルナルズ 振付:木下嘉人
出演:小野絢子、木下嘉人
「ソワレ・ド・バレエ」
音楽:アレクサンドル・グラズノフ 振付:深川秀夫
出演:池田理沙子、中家正博
「カンパネラ」
音楽:フランツ・リスト 振付:貝川鐵夫
出演:福岡雄大
第三部:「ペンギン・カフェ」
振付:デヴィッド・ビントレー
音楽:サイモン・ジェフス
出演:ペンギン:広瀬碧 ユタのオオツノヒツジ:米沢唯
テキサスのカンガルーネズミ:福田圭吾
豚鼻スカンクにつくノミ:五月女遙
ケープヤマシマウマ:奥村康祐
熱帯雨林の家族:本島美和、貝川鐵夫
ブラジルのウーリーモンキー:福岡雄大
米沢さんが主役の作品は観たことがありませんでした。小野さんよりも大分若い方かと思ったら、同学年なんですね。竹内敏晴さんの娘だそうで・・・。
小野さんは17歳になるまでプロになろうとは思っていなかったので、ローザンヌなどの有名コンクールには出ていませんが、米沢さんは色々と挑戦しているのですね。知りませんでした。
「パキータ」ではぶれない軸が流石でした。
私の目が悪いのでしょうが、どの人も同じに見えてしまい、主役は白い衣装だったわね、などと着ている物で判断していました。
すみません。私ってまだまだ踊りの違いがわかる域には達していません。
豚に真珠ですね、笑。
そうそう、コール・ドがそろっていないところが多かったのが残念でした。
この演目の中で私的によかったのは、小野&木下の「Contact」です。
何故かこの演目だけ観ている人が2000人ほど減っていましたが、小品集の中では一番よかったと思いますよ。
コロナ禍の今、人と人の触れ合いってなかなか持てないものです。
それが男女の間で描かれていて、なかなか切ないものがありました。
衣装も素敵でした。
米沢さんのために作られたそうですが、彼女が踊ったらどんな感じなのでしょうか?次に観てみたいです。
「ソワレ・ド・バレエ」と「カンパネラ」は私は見た目が苦手でした。
男性のスタイルが・・・。コロナ禍でレッスンできなくて絞れなかった?
元々ガタイがいいのかしら?
特に福岡さんは上半身裸で下に黒い袴?スカート?のような物を着ていたため、上半身が逞しいのが目立ってしまい、駄目でした。
踊りもこれといって・・・。
「ペンギン・カフェ」は一度観ています。今回も絶滅危惧種たちが踊りまくっていました。いつ見てもペンギンさんが愛嬌があって可愛いです。
パソコン画面で観ていたためか、感動も半分ぐらいです。
やっぱり舞台は会場の雰囲気も含めて舞台なのですね。
早く何の気兼ねもなく、舞台を観に行ける日が来ないかな・・・。
無観客ライブ配信、ありがとうございました。
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