貴水玲 『社内保育士はじめました5~ぜんぶとはんぶん~』2021/01/13



群馬県城舘市にある株式会社トワ電機 群馬製作所に勤めている面井梓咲は上司との関係が悪く、たまたま保育士の免許をもっていたため、人事部から新しく作られたきらら保育ルームに異動させられた。
感情が出にくいので、始めは子どもに怖がられてしまったが、二年目の今は慣れたのか問題はなくなった。
イケメンのシングルファーザーの柚原彼方と付き合っているが、保護者と付き合うことは御法度ということで、一応周りには秘密にしている。(バレていますけど、笑)。

今まで様々な出来事があったが、今度は保育ルームが委託運営になりそうで、きらら保育ルームから他への異動もありうるという話が広まり、保育士たちは戦々恐々。
梓咲はできるだけ感情に流されず、理性的に委託運営のことを考えようとしていた。
ところが同僚の横尾ゆきは、前の職場の経験もあり、自分たちが立ち上げて築いてきたきらら保育ルームに他の業者が入ることを良しとせず、冷静に事に当たる梓咲に不満を持ち、ことごとく反発してくる。
ゆきのせいで、他の保育士たちも疑心暗鬼に陥り、職場の雰囲気は最悪に。
ファミリー・デーも近付いてきているというのに・・・。

そんな頃、彼方が長野工場に異動するという話が・・・。

企業内保育所についてはよくわかりませんが、きらら保育ルームみたいに企業で運営しているのは少なく、委託運営が多いのでしょうね。
自分たちの思い通りの保育をやりたいというのもわかりますが、ゆきのような考えは企業に雇われている身としてはわがままとしかいいようがありませんよね。
それにしても梓咲たちはいい上司と保護者に恵まれていますね。
ハッピーエンドで終わり、よかったです。
お仕事本として保育士希望の人に参考になるかどうかは・・・?

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