「ある天文学者の恋文」を観る2021/01/23



この映画を観て、キモいと思うか、これこそtrue loveと思うかは人によるのでしょうね。(ネタバレあり)

エイミーはスタントウーマンをしながら大学で天文学を学んでいます。
彼女は著名な天文学者エドと秘密の恋をしていまいた。
ある日、エドから電話がかかってこなくて、エイミーは心配していましたが、エドからのメールと花束、DVDが届いて一安心。
しかし、次の日、講演会にエドは現れず、エドが亡くなったことが告げられます。
昨日届いたメールとDVDは一体誰が送ったの?と疑問に思うエイミー。

その次の日、エドからの手紙が届き、エイミーは手紙に書いてあったエジンバラの弁護士に会いにいきます。
エドは長い間病気だったのに、それをエイミーに隠していたことがわかります。
エドのお墓を探しに行きますが、お墓はなく、火葬されたようです。
墓地を彷徨っていると、エドからメールが来て、ある場所に行くように書いてありました。

それからエイミーが何かをしようとする時に、まるで見ているかのようにタイミングよくエドからメールや手紙、DVD、鍵、小包・・・が届くようになります。
エドは動画の中で、もし僕からの連絡がいらないと思った時はメールに名前を11回打ち、送るようにと言いました。

ある動画でエドはエイミーの母親に電話をして、エイミーが隠していた父親の事故のことを聞いた、君が危険なスタントをするのは、君が消えたがっているからではないかと言います。
これを聞いたエイミーはそのDVDを燃やし、11回名前を打ち込み送信します。
エドからの便りは途絶えました。

しばらくして思い直したエイミーはもう一度彼からの便りをもらおうと、edと11回打って送りますが、メールは来ません。
溶けたDVDを元に戻そうとしますが、駄目でした。
配送業者に確かめてみると、送るはずだった小包や手紙はエジンバラの弁護士事務所に送り返したことがわかります。
エジンバラに行き、弁護士にエドの手紙や小包が欲しいと言っても、エドからの指示がない限り渡せないと言われてしまいます。

エイミーはエドに向けて動画を撮ることにします。

動画を撮っている時に電話が来ます。それはエドの電話からでした。
出ても誰も応答しません。
それからエイミーは何度もエドの電話に電話し、メールをしますが、返事はきません。
エイミーはエドの娘の息子の学校に学校が終わる頃に行き、公衆電話から電話をしてみます。迎えに来ていた娘が電話に出たので、二人は話し合い、会うことになります。
娘はもう父を探さないで、馬鹿げたメッセージも送らないで、父は死んだんだから、と言い去っていきます。
それからしばらくして、娘はエイミーに連絡してきて、憎しみは羨望に変わったと、エドのビデオレコーダーを渡してくれます。
残念ながらカードがないと動画は復元できません。
エイミーは二人の思い出のあるイタリアのサン・ジュリオ島の別荘に行き、カードを探しますが、見つかりません。
渡し船の船頭が、エドが最後にやって来た日に落としたポシェットを持っていて、エイミーに渡してくれます。中をみてみると、カードが入っていました。

そんなある日、ふと思いつき、エイミーはEDと10回打ち、メールを送ってみました。そうすると、変なタイミングで、またエドからのメールや手紙が来るようになりました。

エドの撮った動画の助けを借り、論文をしあげたエイミーは天体物理学と宇宙論で優位学位を授与されます。
バラの花束が届き、会場にはエドの娘と孫が来ています。
そこにメールが・・・。

何でもお見通しのエドはすごいですね。
彼は50代(かそれ以上)ですから、若い自分の娘と同じぐらいの年の女性を愛してしまうと、自分がいなくなってからのことが心配でしょうがなかったのでしょうね。愛は盲目と言う言葉そのままですね。とっても重~い愛だと思いました。
こんな愛をもらったら、もう立ち直れないんじゃないと思ったら、女は強しですね、笑。

ミステリーみたいに宣伝していたようですが、ミステリー映画ではないです。
どちらかというとロマンチックな恋愛映画ですので、お間違いなく。
エドを演じたジェレミー・アイアンズはちょっと情けなく見えましたが、あなたがエイミー役のオレガ・キュウリレンコのファンなら、是非観てください。
彼女の色々な表情(嘆いてばかりですけど)が遺憾なく拝めますよ。


フレンチフライは飽きたので(ママが)、DOG BEERで持って来いをやってみました。咥えると音が聞こえ、それが嬉しいみたいです。


どうです、この満足そうな顔。


こうやって囓って必死になって咥えるんです。


ご機嫌な弟犬です。

今月のおやつ。


甥が送ってきたCLUB HARIEのバームクーヘンと抹茶のブラウニー(写真)です。
ご馳走様でした。