読んだまんが2021/04/06



池辺葵 『私にできるすべてのこと』
近未来のお話。
人と共存していたヒト型AIが人間の労働場所を奪うからと、回収し解体されることになります。
そのAIをゴミ捨て場から回収して、修復している時屋というおばあさんがいました。彼女はAIの博物館を作りたかったのです。
和音も彼女に拾われ、喫茶店でバイトをして暮らしています。彼女の使命は人間観察。レポートを書いて提出しています。
彼女には人間がキラキラと発光しているのが見えます。

池辺さんの作品は裏切りません。静かな感動をいつも与えてくれます。
読んで味わって見てください。

東元俊哉 『プラタナスの実 2』
縁切りしていた父親から連絡が来て、新しく開設する小児科で働かないかとのこと。真心は小児科医だった母の墓参りということにして、再度北海道へ。
そこで「ともりん」という天才ピアニストと出会います。
彼女が母親と同じ病であることがわかり、真心は彼女の担当医として父親の病院で働くことにします。

ちょっと変った小児科医、真心がこれからどのように活躍していくのかが楽しみなシリーズです。「小児科医に悪い人がいない」って本当かしら?

ヨンチャン 『リエゾンーこどものこころ診療所ー(4)』
今回はパニック障害、発達性読み書き障害、番外編として脳外科医の話です。
「社会復帰まで診るのが脳外科医」と言える医師がどれぐらいいるのでしょうか。

三浦エリカ 『処方箋上のアリア 1』
薬剤師のお話。
「亜理亜薬局」には麻生葛という変った薬剤師がいます。
ただ薬を渡すだけではなく、お客の様子から様々なことを感じ取っていきます。
こんな薬剤師が本当にいたらいいのですが、現実にはいないでしょうね。

アミュー 『この音とまれ! 24』
全国大会へ向け、箏曲部の心がひとつになっていきます。
しかし、好事魔多し。チカに昔の仲間が近付いてくる…。
大会前に一波乱ありそうな感じです。

なんか清々しい部活の話かと思ったら、違ってきました。誰も傷つくことなく、終わって欲しいです。

鳥飼茜 『サターンリターン 5』
小説の題材にするために、自死したアオイの謎を追う加治理津子。
編集者の小出も彼女に振り回される羽目になります。
加治理津子とは一体何者なのか?

イタい女の加治理津子。彼女は周りを不幸にする女なの?
なかなか不可解な存在です。

桜井海 『おじさまと猫 7』
神田に電話をしてきたジョフロワは神田にピアノを教えてくれと言います。
彼に教えることなんかあったかと戸惑う神田。
ジョフロワは猫を飼って毎日がハッピーという日比野をバカにしていたのですが、神田の家に行く途中で捨て猫を見つけてしまい…。

猫って頑なな心までも溶かしてしまうんですね。
読むと絶対に猫を飼いたくなりますよ。
私は神田さんを飼いたいです、笑。専属ピアニストっていいなぁ。



猫もいいですが、犬もいいですよ。
猫よりも犬の方が手がかかりますけど。


お兄ちゃんは舐めるのが大好き。なんでもペロペロ舐めます。
弟は滅多に舐めないのに。
犬でも性格が全く違います。

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