Happy birthday ♡2021/06/12



今日はお兄ちゃんのお誕生日です。
9歳になりました。(人間では55歳かな?)

ケーキはないので、イラストでごまかします。
「ママ、ひどい」ともうしておりますが、笑。


この写真はペットショップで写したもので、こんなに小さかったのです。
とにかく元気があり、落ち着きがなかったです。


二ヶ月経つと、こんな顔になっていました。
面影がありますね。
私が旅行に行くので、すぐに引き取らず、ペットショップにしばらく預かってもらっていたのです。
そのおかげで兄はトイレが完璧でした。
ペットショップさん、ありがとうございます。

今、ママがブログを書いていると、こういう風にママを見ています。


昨日、抜け出せなくなるようにトイレシーツ二袋を二重にして出かけたのですが、ママが帰ったら兄が外に出ていました。
トイレシーツだけだと兄が力ずくで押しのけるので、本の入った重い階段を置いてみたら、抜け出せなくなりました。
弟は相変わらずワンワンとチクっています。クラスに一人はいるチクリ屋です。


今日の兄の顔はちょっと険しい顔です。外に出れなくなったので、おもしろくないのかもしれません。

お遊びの時の顔は可愛いです(親バカ)。


ハンカチをジッと見ています。


「ママ、早くください」と遊びも真剣です。


こんな風に笑うこともあります。

ちなみに今日の弟は、兄のお下がりのベッドでこういう風に堂々と寝ています。
いつもは寝ている時間に起こされたので、眠そうです。


ベッドが黄ばんでいます。バッチイ弟です。
このベッドも後数日の運命でしょう。


兄の変顔で終わりましょうか。
「ママ、ひどい」と言っておりますので、違う写真にします。


病気になることもなく、9歳を迎えてくれて、本当にありがたいです。
後何年、一緒にいられるかわかりませんが、健康でいてくれるだけで感謝です。

坂井希久子 「居酒屋ぜんや」シリーズ2021/06/13



また新しい種類の紫陽花を見つけました。
花びらが細いものです。


これは花がとっても大きい紫陽花です。
ガクアジサイではなくて、花が咲ききっていないのかしら?


この紫陽花はよく見かけるようになりましたが、真っ白ではなく赤が混じっています。これも時間が経つと、すべて白くなるのかしら?



「居酒屋ぜんや」シリーズは10巻まであります。
①ほかほか蕗ご飯
②ふんわり穴子天
③ころころ手鞠ずし
④さくさくかるめいら
⑤つるつる鮎そうめん
⑥あったかけんちん汁
⑦ふうふうつみれ鍋
⑧とろとろ卵がゆ
⑨ほろほろおぼろ豆腐
⑩さらさら鰹茶漬け
というように、題名を見るだけで生唾を飲み込みたくなります。
出てくるお料理も美味しそうです。

小十人番士の旗本の次男坊、林只次郎は、たまたま飼った鶯のルリオが美声だったので、鶯の鳴きつけを生業とし、家計を支えています。
本人はいたって武士らしからぬマイペースのお調子者。
このまま武士でいるよりも商人になった方がのんきに暮らせていいか、なんて思っているほどです。
そのため大層なお金を入れている割には父や兄から疎んじられており、実家は居心地が悪く、苦労しています。
美味しい物を食べるのが大好きで、さも美味しそうに食べるので、周りの人は彼を見ているだけで幸せになります。

ある日、預かっていた父の上役の鶯がいなくなります。
鳥の糞買いの又三に愚痴っていると、「お妙さんに会いに行ってみましょうや」と言い出します。
又三の言うことには、彼女と話しているうちに失せ物や難問も、ひとりでに片付いちまうと評判だと言うのです。
又三に連れて行かれたのが、『酒肴ぜんや』でした。
そこには無愛想な大年増のお勝と「すこぶるつきの別嬪」で「生き菩薩様」かと思うような美人女将・お妙がいました。
只次郎、一目惚れをしちゃいます。
その上、見目がいいだけではなく、お妙が作る料理はどれもが絶品。
食べている間はしばし、巷のことを忘れる只次郎でした。

お妙は両親を亡くし困っていた時に、父親と縁のある善助がやって来て、お妙を引き取り育ててくれました。
やがて善助と夫婦になり、居酒屋を営んでいましたが、彼が一年前に亡くなってしまい、義理の姉のお勝に手伝ってもらいながら、良人の残したぜんやをほそぼそとやっていたのです。

ほどなく只次郎は『ぜんや』の常連になり、店に鶯繋がりの大店のご隠居を連れてきたりしたので、いつしか庶民向けの居酒屋の『ぜんや』に舌の肥えたお大尽たちが来るようになります。

料理に紛れて忘れてしまいがちですが、様々な事件が起こります。
はたして只次郎のお妙への思いは通じるのか。
お妙の両親と良人の死の謎は解けるのか。
只次郎の進む道はどうなるのか。
意外とあっけなく決着がついちゃいますけどね、笑。

三巻までkindleで読みましたが、その後がkindleにないので、本を買って読みました。10巻もあると思っていたら、すぐに読み終わってしまいました。
事件の割に書き方があっさりしているので、『みをつくし料理帖』のように心臓に悪くないので、安心して読んでいけます。
時代設定がどうとかこだわりのない、軽い時代物がお好きな方、読んでみてください。

読んだ本2021/06/14

本が溜まっているので、一遍に紹介します。
すべて文庫本やkindleで買えます。


山本幸久 『芸者でGO!』
知っていますか。東京、八王子に芸者がいるのです。
置屋「夢民」に在籍する年齢も境遇も違う芸者たち五人のお話です。

一人目。大学入試に失敗し、彼に別れを告げられ、ショックを受け、何故か芸者になった弐々こと杉浦晴子。その彼がお座敷に現れ…。
二人目。元キャバ嬢、男は肉体よと、細マッチョ好きの未以こと沢村紗英。自分より10歳年下の大学生に入れあげていましたが…。
三人目。高校時代はバンドのボーカル、卒業後看護師、今は芸者で一人息子・長治がいる茂蘭こと細井千香。イケメン息子は高校で卓球部に入りました。そろそろ彼女がいるのかな。
四人目。元女子プロレスラーという珍しい経歴の兔笛こと望月勇希。今度八王子まつりで木遣師をやりますが、なかなか上手く声を出せません。教えてくれる男性がちょっと強面で…。
五人目。芸者になって十年、一人暮らしの寿奈富こと田中喜久代。実は彼女、みんなに言っていない秘密がありました。

こんな酸いも甘いも噛み分けた五人の芸者たちが恋に仕事に励みます。
『ある日、アヒルバス』のデコさんも登場していますよ。
お勧めの一冊です。

原田ひ香 『ミチルさん今日も上機嫌』
ミチルさんはバツイチの45歳。
中二からずっと振られたことがなかったのに、三ヶ月前に彼氏に振られました。
ショックで無断欠勤したら、仕事を首になりました。
前の会社で美魔女とか言われていたけど、結局は若作りの女ってことよね。
昔はホテルの最上階のラウンジで時給二千円のバイトもやっていました。
散々色々いい思いもしてきました。
でも今はスーパーのレジのパートさえも断られました。
そして目にしたのが、ポスティング・スタック募集のチラシです。
家でぼんやりしているよりもましだわ、と思い面接へ。
ここから人生変ります。

ミチルさんみたいな気持ちの持ち方っていいと思います。
彼女のように生きられたら幸せだわ。
でも、心の中でそんなに上手くいくわけがないという自分もいます。
とにかく清く正しく明るく、前を向いて生きていきましょうと思えるお話でした。

青木祐子 『派遣社員あすみの家計簿』
この主人公、全く同情できません。
結婚したら家庭に入ってという男に騙され、会社を辞めてしまい、残ったのが高額なカードの支払いだなんて、なんてバカな女なの。普通は途中で気づくでしょう。
こんなのが今の若い女性のリアルなのでしょうか?
私も若い頃はお金がなくて、いつもギリギリでやっていましたけど。
一端贅沢を覚えてしまうと、生活水準を落とすのは難しいということは肝に銘じておきましょうね、笑。

坂井希久子 『ハーレーじじいの背中』
真理奈は高校三年生。医者になりたいと母に言うと、お金を作るために稼業の銭湯と住居の土地を売り払ってしまいました。
今はその跡に建ったタワーマンションの最上階に住んでいます。
銭湯の仕事がなくなったため、母方の祖母の清ばあのボケは進み、父は仕事もせずに家でゴロゴロ。
マンションに移るのを機に呼び寄せた父の両親の茂じいと房ばあとの生活には、まだ慣れていません。
母だけがデパ地下の和菓子販売のパートで働いています。
家にいると息苦しくてたまりません。
それなのに、面倒なことがもう一つ起こります。
親友の浩香が好きな辰彦が真理奈に気があるみたいで、それを察した浩香は真理奈に辰彦のこと、どう思うと聞いてきます。
もう友だちも学校も家族もどうでもいい。
そう思った真理奈は、ハーレーに乗った祖父の晴じいの「おまえも来るか?」に答えて後部座席に乗ってしまいました。
学校から二人で逃避行!?
行った先には意外なことが待っていました。

YAにお勧めの本です。

中山七里 『TAS 特別師弟捜査員』
中山さんには珍しい学園ものです。
もしやTASって「Teachers and Students」のこと?

慎也は学園のアイドル的存在で演劇部部長の雨宮楓から「放課後ヒマだったりする?」と声をかけられました。
彼女とはまともに話したこともないのに、何の用かと戸惑う慎也。
しかしその後、楓は校舎の3階から転落死してしまいます。
彼女は自殺したのか?
警察の聞き取り調査が始まり、慎也も呼ばれますが、そこにいたのは母方の従兄弟の公彦でした。
慎也は公彦から楓と関わりのあった校内の人間を探ってくれないかと頼れ、慎也は演劇部に入部することにします。
そして驚いたことに、公彦は教育実習生として学園に潜入してきたのです。
さて、二人は真相解明できるでしょうか。

中山さんですから、ストレスなくスイスイと読めてしまいます。
ドンデン返しとまではいきませんでしたが。

どの本も軽く読める本ですので、気が向いたら読んでみてください。


ベッドで二度寝した後に抱こうと思い「おいで」と言うと、嫌な時にこういう風に両足を私の膝にのせてきます。


「嫌です。ママ、もう少しまったりしましょうよ」と言っているみたいです。


弟は大人しくしていられないので、一緒に寝たことはありません。
一昨日びっくりしました。
私がパソコン部屋からリビングに行ったら、弟がいたのです。
どうも犬部屋から抜け出したようです。
調べてみると、私が物を動かしたため空いた隙間を見つけて抜け出したようです。
兄が出ていくのを羨ましく思っていたのでしょうか?

犬って思った以上に利口ですね。

中山七里 『ヒポクラテスの悔恨』2021/06/16

法医学ミステリー「ヒポクラテス」シリーズの第四弾。


浦和医大法医学教室の教授、光崎藤治郎がテレビ出演をしました。
准教授のキャシーも研修医の栂野真琴もものすごく心配でした。
光崎がまともなことを言うはずがないのです。
案の定、日本の司法解剖の問題点を厳しく指摘し、「世の中の問題の九割はカネで解決できる」なんて言っちゃいました。
もちろん非難囂々。テレビ局にも大学にもクレームが。
その中に、1つ、気になる書き込みがありました。
自然死にしか見えないかたちで人を一人だけ殺すという犯行予告です。

埼玉県警捜査一課の古手川刑事と共に真琴は管内に起こった異状死体を調べることになります。
老衰死の老人、肝臓癌で亡くなったベトナム人技能実習生、ヘアピンカーブで曲がりきれずに事故死した若者、熱中症で亡くなったフィリピン人女性、そして突然死をした乳児…。
さすが光崎の腕は未だ衰え知らずです。

今までとは光崎は様子が違うので、彼には犯人の見当がついているのではないかと思った真琴は、元指導教授の津久場公人のところに行き、光崎の若い頃の失敗譚を聞き出します。
その時の事件と犯行予告の犯人と何か繋がりはあるのか…。

安定したシリーズ。
そのためか驚きも意外性も何もなくて、淡々と読んでいったという感じです。
最後の章を膨らませてもよかったかも。
このシリーズはこのような感じで続いていくのかしら?
それでも私は読み続けますが、笑。


男ふたり夜ふかしごはん』に出てきて、どんなもんかと思った「スライスようかん」が届きました。


中に2枚、シートのようになって入っています。
食パンの上にのせてよく焼くと、ドロドロになってあまりおいしそうに見えません。
食べても、う~ん、ようかんよねぇ…www。

「シェイクスピアの庭」を観る2021/06/17

ケネス・ブラナー監督・主演の映画です。
若い頃の彼しか知らないので、見ただけではシェイクスピアを彼が演じているとわからなかったかもしれません。


1613年、「ヘンリー8世」が上演されていたグローブ座が全焼してしまい、シェークスピアは創作意欲をなくし、筆を折ってしまいます。
20年ぶりに故郷のストラトフォード=アポン=エイヴォンに帰るウィリアム。
20年という月日は重く、妻のアン(ジュディ・デンチ)にあなたはただの客人と言われ、一緒の部屋で寝るのを拒否されてしまいます。
娘にも冷たく、ロンドンで最期を迎えると思っていたわと言われてしまいます。
20年も会っていなけりゃそんなものでしょうが、ウィリアムにしてみれば、俺様の才能で食わしてもらっているくせになんでしょうね。

ウィリアムには三人、子どもがいました。
一人息子のハムネットは17年前に亡くなっており、スザンナとジュディスという娘がいます。
長女のスザンナは町医者に嫁いでいますが、この頃は女性に相続権がなかったので、夫の興味はウィリアムが自分にどれほどの財産を残してくれるかのようです。
次女のジュディスは28歳なのに、なかなか嫁ぎそうもありません。
どうも息子のハムネットのことで家族の間に遺恨が残っているようです。
アンはハムネットの死を創作にかまけて悼まなかった夫に恨みがあるようです。
ジュディスは双子の弟の才能を褒めたたえ、弟にしか関心がないウィリアムに未だに怒りを抑えられないようです。
当時、結婚しない女性には存在意義がなく、男の付属物としてしか見られていなかったのです。
それなのにウィリアムは脳天気にもハムネットのために庭を造ると言い出したのです。

実は家族にはそれぞれ抱えている秘密があったのです。
それがウィリアムの帰還により、明らかにされていきます。

何しろシェイクスピアについてほとんど私生活が知られていないので、大部分が創作だそうです。
偉大な劇作家でも、夫や父親として見ると、家族を顧みない横暴な男でしかありませんね。
驚いたのが、サウザンプトン伯とのことです。
彼のためにソネット(映画で使われたのは29番だそうです)を書いたなんて、まさか…。
映画のサウザンプトン伯(イアン・マッケラン)は美男子じゃないですよぉ、笑。

シェイクスピアのお葬式の時に披露された詩を載せておきます。
『シンベリン』という戯曲の中の葬送歌です。
Fear no more・・・」から始まります。
これ以外にも、もちろんシェイクスピアの作品からの引用もあります。

シェイクスピアを知らなくても、家族の再生のお話だと思って観てもいいし、美しい映像を観る映画だと思って観てもいいですよ。

時代小説シリーズ、三冊を読む2021/06/18

昨日YouTubeを見ていると、スーザン・ボイルのを見つけました。
彼女が2009年にイギリスの「Britain's Got Talent」で注目され、世に出てからもう10年が経ったのですね。
「America's Got Talent」に出て「Wild Horses」を歌っていますが、10年経っても歌声は変わっていません。いえ、深みが出ている感じです。
変な人たちに騙されていないかと心配でしたが、大丈夫そうですね。

同じイギリスのオーディション番組の「The X Factor」で18歳で亡くなった友人に捧げて「Jealous」を歌ったジョシュ・ダニエル君の歌がすごくよかったです。(歌が終わった後も見てくださいね)
元歌のLabrinthよりも心に染みました。

2つの番組の審査員たちのコメントが優しくていいです。

日本の歌では、ハナレグミとか米津玄師、あいみょん、King Gnuとかいいです。流行っている方ばかりですが。
この頃特に気にいっているのが、藤井風君です。
いつもパジャマみたいな服を着てますが、本当にパジャマ姿で寝転がってキーボードを弾き歌っていました、笑。
彼の歌詞が好きです。
「おっと 罪の香り 抜き足差し足忍び足」とか「あなたの心 わたし泳ぐだけ」とか色々。「青春病」の「青春はどどめ色」ってどんな色じゃと思いました。
日本タイトルだけ大賞」に曲のタイトル部門があれば、ノミネートされてもいいと思うのですが(冗談よ)。



佐伯泰英 『梅花下駄 照降町四季三』
文政の大火後、江戸市中は焼失した武家屋敷や町家の後片付けが始まっていました。
照降町も復興へ向けて歩みを始めました。
鼻緒屋の見習職人の八頭司周五郎は大店の宮田屋と若狭屋に頼りにされ、照降町復興のために奮闘していました。
しかし藩の派閥争いから逃れ、藩を離れ、八頭司家とは縁を切ったつもりなのですが、兄も父もほっておいてくれません。
一方、佳乃は花魁・梅花から「花魁道中で履く三枚歯下駄」の制作を託されていました。
佳乃はこの下駄を大火で命を落とした人々の鎮魂のために使えないかと考えます。

人気があるという佐伯さんの作品を読んでみようと思って読み始めたのですが、残念ながらこのシリーズでは佐伯さんの魅力がわかりません。普通の時代物って感じです。
他のシリーズを読んでみた方がいいかしら?

風野真知雄 『わるじい慈剣帖 六 おっとっと』
わるじいこと元目付の愛坂桃太郎は困っています。
というのも、珠子の後輩芸者の蟹丸から好かれ迫られているのです。
悪い気はしませんが、年齢差がありすぎです。何しろ桃太郎は57歳、蟹丸は17歳ですから。
いつものように珠子のところで稽古をして帰った蟹丸がまたやって来ました。
どうしたのかと思ったら、次兄が殺されたというのです。
蟹丸のため、桃太郎、遊び人に扮して賭場に潜入します。

他に三話ありますが、相変わらず桃太郎は冴えています。
爺馬鹿ぶりもね、笑。
うどん屋の女将に48歳に見えると言われ、その気になって派手な着物を着る桃太郎。やはり蟹丸が気になるようです。
ホント、何歳になっても男ってもんは…。

和田はつ子 『料理人季蔵捕物控 焼き天ぷら』
流行風邪も落ち着き、江戸にも賑わいが戻りつつあります。
そんな頃、塩梅屋に北町奉行の烏谷がやってきて、季蔵に新しい任務を与えます。
呉服問屋の跡取り息子を連れ戻して欲しいというのです。
八王子まで行く季蔵。

腑に落ちないことはあっても、呉服問屋の件はなんとか片がついた所に、今度は商人たちが競争相手を潰すために仕置き稼業の者を雇っているという噂が…。
この半年で米屋と味噌屋が殺されています。
廻船問屋の長崎屋の五平も命が狙われますが、間違って彼の後輩の若い噺家が殺されます。
その後、薬種問屋の艾屋仁五郎が殺され、捕まったのが五平でした。
五平は自分の身代わりとなった噺家の仇を討ちたいと公言しており、艾屋がどうも仕置きの元締めだったらしい上に、五平が持っていた鎮海魂神社のお札が骸から見つかったのです。
仕置き稼業を探ると同時に五平の無実も証明しなければならない季蔵でしたが、店に松次の連れてきた得たいのしれない、色気たっぷりのお鍋という女を預かることにもなり、忙しくてなかなか瑠璃にも会えません。

このシリーズでは季蔵の作る料理も楽しみです。
今回は押し寿司や鱚の天ぷら三昧、鯛尽くしなど美味しそうな料理が出てきます。
天ぷらは1年以上も食べていないので、そろそろ食べに行きたいわ。



パソコンに向かっていると、「ママちゃん、早く遊びましょうよ」と弟が呼んでいます。
兄は諦めが早いので、遊んでもらえないとわかったら、グースカ寝ています。
でも食べ物の袋のガサゴソした音が聞こえると、すぐに起きて来ます。
兄は食いしん坊で弟は遊び人です。

「静かなる叫び」を観る2021/06/19

1989年12月6日、カナダ、モントリオール州にあるモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件をモチーフにした映画(2009年)です。


男は何もかもが上手くいっていませんでした。
いつしかそれは女のせいで、女は男の権利を奪う存在であると思いこんでいきます。
彼は書きます。「僕の人生を破滅させたフェミニストをあの世へ送る」と。
雪の中、ライフル銃を手に、男はかつて受験し不合格になったモントリオール理工科大学の建物へ入っていきます。

大学ではいつもと同じ日常が流れていました。

ヴァレリーは機械工学のインターンを希望しており、今日が面接日でした。
面接で女子学生は子育てするには土木工学の方がいいとか、すぐ退職されても迷惑だなどと言われ、彼女は子どもはいらないと嘘を言って、なんとか受かります。
友だちに受かったことを話しているところに、ジャン=フランソワがノートを借りにきます。

ある教室に一人の男が入って来て、ライフルで脅し、男子学生と女子学生を左右に分れさせ、男子学生を外に出します。
出て行く男子学生の中にジャン=フランソワ、残った女子学生の中にヴァレリーがいました。

教室に戻り、悲惨な状況を見るジャン=フランソワ。
生き残った女子学生を助けるために奔走します。

男は教室の外に出た後、女子学生たちをライフルで撃ち続けます。

この事件で14人の女子学生が亡くなり、10人の女子学生と4人の男子学生が怪我をしたそうです。

自分の人生が上手くいかないことを、フェミニストのせいだと思うというところに犯人の異常さが現れていますね。
彼の父親がアラブ系アルジェリア人のDV男で、幼い頃に虐待され、女性蔑視の思想を植え付けられたそうです。

女性はずっと差別され虐げられてきました。
ヴァレリーは子どもを産むことを諦めないと、希望の職につけません。そういう思いをしながらも、彼女は果敢にも自分の道を切り拓いていこうとしています。
犯人はどうでしょうか。
カナダ軍士官候補生にも、大学生にも、彼の力が足りなかったからなれなかっただけです。

モノクロームで台詞が最小限の映画ですが、その場にいるような切迫感があり、観ていると息苦しくなりました。
この事件後のジャン=フランソワとヴァレリーに、ひょっとすると男女の違いがあるのかもしれないと思いました。


暗い映画の後に、かわいい犬の写真でお口直しを。


お兄ちゃんは利口です。
この頃お遊びや散歩の前に、トイレシートにちゃんと〇んちをします。


弟は自由人です。おトイレをいつするのか全くわからないのです。
いつの間にかしていて、それもシートから外れています。
困ったちゃんです、笑。

ケリー・グリーンウッド 『華麗なる最初の事件 令嬢探偵ミス・フィッシャー』2021/06/21

新しいコージー・ミステリ・シリーズです。


1920年代のお話。
1920年代はアメリカでは「ジャズ・エイジ」、イギリスでは「黄金時代」と呼ばれています。

フライニー・フィッシャーは英国の男爵令嬢。
彼女は1920年代に流行したフラッパー。自由奔放で、ダンスが上手く、ファッションのセンスは抜群。車と飛行機の運転が得意です。
様々な晩餐会に出席していますが、飽き飽きしています。
今回の晩餐会も退屈していましたが、しばらくしてマダム・サンクレールがダイアモンドのネックレスが無くなったと騒ぎ始めました。
フライニーは現場を見て、すぐに犯人を特定します。
そんなフライニーに感心したハーパー大佐は彼女に個人的な相談をしたいと言い出します。
次の日、大佐の家に行ってみると、娘のリディアのことでした。
リディアはオーストラリア人と結婚したのですが、里帰りした時にげっそりと痩せており、三週間の英国滞在で元気になり、メルボルンの夫の元に帰ったのに、また具合が悪くなったというのです。
ハーパー大佐は娘の夫が娘に毒をもっているのではないかと疑っていたのです。
英国での生活にうんざりしていたフライニーは真相を確かめにオーストラリアに行くことを承諾します。
実はフライニーはオーストラリアとは縁があるのです。

オーストラリアには知り合いの女医のエリザベス・マクミランと一緒に船で行きました。
ドクター・マクミランはクイーン・ヴィクトリア病院で働いています。
ある日、彼女のところに違法な中絶手術を受けた女性が運び込まれます。
警察によると三年前から違法中絶手術を行っている男がいて、その男を捜しているというのです。
ドクター・マクミランからこの話を聞いたフライニーは男を捜してみることにします。

その頃、フライニーはナイフを忍ばせた娘を見つけ、お茶に誘っていました。
彼女はメイド先の息子に迫られ、逃げ出すと、息子を誘惑したと屋敷を追い出されたというのです。雇われ先もなくなり、娼婦になるしかなくないと思い詰め、腹いせにその息子を殺そうと思ったようです。
フライニーは彼女、ドロシー・ウィリアムズに同情し、自分のメイドとして雇うことにします。
ドクター・マクミランから違法中絶医の話を聞いたフライニーは、ドロシーの知り合いにもぐりの中絶医について聞いてもらうことにします。

さて、本来の目的を果たさなければなりません。
フライニーはハーパー大佐の娘、リディアと接触することにします。

この最初の事件で味をしめ、フライニーは探偵として二巻目以降も活躍していきます。
Netflixでドラマ「ミス・フィッシャーの殺人ミステリー」が見られる(見られた?)みたいです。


フラッパールックってこんな感じです。
赤い口紅、ボブ・カット、丈の短いそでなしショートドレス…。
今見ても素敵ですね。
この女優さんは何歳でしょうか?40歳以上に見えるのですが、ミス・フィッシャーはせいぜい30歳前後よねぇ。
本の題名とイラストが可愛すぎて、フライニーらしくないですが、この本、意外と面白いですよ。
女性向きでしょうね。
男性は荒唐無稽なお話とバッサリしちゃいそうです、笑。

今年の11月に21巻目が出版されるようです。
年に一冊ずつ翻訳して出版だと20年もかかるのねぇ。
私、生きているかしら、笑。

「博士と狂人」を観る2021/06/22

メル・ギブソンとショーン・ペン主演の映画。
久しぶりのメル・ギブソン。「マッドマックス」や「リーサル・ウェポン」の時の彼しか知らないので、こういう映画にも出るのだと嬉しい驚きです。
実話に基づいたお話です。

Oxford English Dictionary(オックスフォード英語辞典)」って知っていますか?
世界でもっとも権威があるとされている英語辞書の一つです。
OEDは普通の家庭にはないでしょうね。何しろ最新版の第二版は本体20巻、補遺3巻ですから。
英文科の学生とか英語の専門家じゃなきゃめったに手に触れないでしょう。
この辞典は12世紀半場以降の英語(一部はさらに古い)をすべて採録することを編集方針とし、1857年にロンドンの言語学会で出版の提案がなされ、1928年に全10巻の完全版が発行されました。(「ブリタニカ国際大百科事典」)
OEDには11世紀半ばから現在までの語彙が収録されており、各語、語義ごとに初出の文献の用例を掲載し、順次時代を追って、現在にいたるまでの意味や用法の変遷が記録してあります。


ジェームズ・マレーはスコットランドの小さな町に仕立屋の息子として生まれました。家は貧しく、高等教育を受ける余裕がありませんでしたが、向学心が強く、あらゆるものに興味を示し、独学しました。
マレーは学士号を持たない学者でしたが、1879年から編集主幹となります。
彼は英語を話す全ての人々に辞書作りのために本を読み引用文を送ってくださいという声明文を出します。
彼のところに続々と郵便が届き、その中にほぼすべてが使える、大量の資料を送ってくる人がいました。
ウィリアム・チェスター・マイナーでした。

ウィリアム・チェスター・マイナーはアメリカの上流階級出身の元軍医で、南北戦争のトラウマから精神を病んでいました。
ロンドンで殺人を犯し、心神喪失で無罪になりますが、ブロードムーア刑事犯精神病院に保護措置により拘束されていました。

マレーとマイナーの友情を基に、マイナーとマイナーが殺した男の妻との交流や出版社との軋轢など辞書編纂以外の見所が満載です。
英文科の学生とか辞書に興味のある方が観ると、より面白く観られるのではないかと思います。

よく70年ちょっとで出来たものですねぇ(溜息)。

純粋に辞書編纂の苦労を知りたかったら、『船を編む』をお読みください。
映画は観ていないのでなんとも言えませんが。


今週のおやつ。


上から撮ったのでなんだかわかりませんが(笑)、抹茶ケーキです。
冷凍なのでまだ食べていませんが、美味しければいいなぁ。

犬と遊ぶ2021/06/23

家の犬たち、結構頭がいいです(親バカ)。
昨日は兄犬がまた部屋を抜けだしました。
重しを角の一角にだけおいて置いたのですが、それに気づいたようで、もう一角に置いて置いたトイレシートを押しのけて脱出していました。
弟のいつもの告げ口ですぐに気づきました、笑。
夜は、弟がちゃんと寝ているか確かめてみると、いないのです。
近付くと、すぐに出てきました。
この前脱出したところから出ようとしていたようで、私が荷物で出られなくしていたので諦めたようです。
犬は人間の側に常にいたいようで、かわいいですね。

さて、今日も持って来いで遊びました。


ハンカチを見せると、真剣な眼差しで見つめます。
投げると駆けていって持ってきます。


遊ぶ時の目がキラキラしていていいです。
一方兄はというと、弟と遊んでいる時はソファーの上でくつろいでいます。
弟にハンカチを持っていかれるのが嫌なんです。
弟と遊ぶ前か後で遊びますが、同じハンカチは咥えないので、別のハンカチを使います。


こうやってハンカチで引き合います。
兄は持ってこいよりもこっちの方が好きみたいです。


耳の毛が乱れる姿も可愛いです♡(親馬鹿)。


でもすぐに飽きてしまいます。
今日の最後はおやつで待ての練習です。


兄はジッとおやつを見つめ、弟はママを見つめます。
おやつを見せると、やっと二匹一緒の写真が撮れました。


珍しく弟が前にいます。すごくおやつが欲しいみたいです。


違う角度で撮ってみました。
犬は何歳になっても可愛いです♡