原田マハ 『リボルバー』2021/07/31

新型コロナワクチン接種に行ってきました。
私が通院している病院でワクチン接種ができないので、歩いて行ける接種会場に予約しました。接種会場に通院している病院の看護師と医師がいたので、病院でしない理由がわかりました。
医師に原発性アルドステロン症の検査の時に使用した造影剤と利尿剤の副作用のことを言うと、このワクチンに使われているものではないので大丈夫だと思うと言われ、一応接種後30分間待機することになりました。

看護師さんに5分ぐらい注射針を刺したところを押さえておくと良いと言われましたが、周りの人は誰も腕を押さえていません。夫はそんなこと言われなかったと言っています。私にだけ教えてくれたのかしら?
夫は注射をした付近の腕が痛いと言っていましたが、私も接種してから2時間ぐらい後から腕を動かすと痛くなりました。次の日も動かすと少し痛いです。

2回目はそれほど熱が出ないで欲しいですが、若くはないので大丈夫かな?
解熱剤を用意しようと思いましたが、薬局では品切れ状態だというので、内分泌科の診察の時にカロナールを処方してもらいました(自費で1日分)。アマゾンでも買えるようなので、一応夫の分を買いました。
主治医は相変わらずで、僕は2回目に7度ちょっとの熱が出たけど、薬を飲まずにすませたよと言っていました。彼は50代だそうです。(60代かと思っていたけど…)


「ママ、僕は怒っています。ワクチン接種をしたからといって僕と遊ぶのを忘れないでください。今度から忘れないように、〇〇こを床の上にしておきました。気をつけてください」by 弟



ゴッホの最期は拳銃で自殺を図ったということになっていますが、他にも色々な説がありますね。
例えば前に観た映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」では地元の若者たちがゴッホに絡んでいる時にピストルが爆発したという風に描かれていたと思います。

高遠冴はパリ大学で美術史の修士号を取得しており、いずれ十九世紀フランス絵画史をさらに研究し、<後期印象主義における芸術的交流:ファン・ゴッホとゴーギャンを中心に>というテーマで博士論文を書こうと思っています。
現在は小さなオークション会社「キャビネ・ド・キュリオジテ」、通称CDCに勤務しています。
CDCで扱うのは、サザビーズの足下にも及ばない、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」、ときにがらくたと呼びたくなるシロモノばかりです。

そんなある日、CDCが定期的に開催しているオークション会場の出入り口に一人の女性が佇んでいました。
冴が話しかけると、その女性は見てもらいたいものがあると言い出します。
CDC代表のギローと共に見てみると、それは錆びついた一丁のリボルバーでした。

女性の名はサラと言い、リボルバーはフィンセント・ファン・ゴッホを打ち抜いたものだと言うのです。

ゴッホのリボルバーらしきものは、かつてゴッホが最期を迎えたオーヴェル=シュル=オワーズのラヴー亭の壁に飾ってあり、ファン・ゴッホ美術館の展覧会で展示されたことがあります。
このリボルバーはそのリボルバーなのか…。

冴はサラの持ち込んだリボルバーがゴッホの死に関わりがあると証明するというミッションに挑むことになります。

この本に関するマハさんのコメントが、「私はこの物語で、ゴッホとゴーギャンの神話のヴェールを剥がしてしまった」です。
ちょっとネタバレ。
マハさんの描くゴッホの死の謎は、ゴーギャンと関係していたのです

ゴーギャンについて詳しくは知りませんでした。
本を参考にして簡単に書いておきますね。
彼は1848年パリ生まれ(ゴッホの5歳上)で、父は新聞記者、母はペルー駐在スペイン軍大佐を祖父に持つ人でした。彼が1歳の時に母方の伯父を頼ってペルーに渡り、その途上で父はなくなります。そのため伯父の庇護のもと、六歳までペルーの首都、リマで暮らします。このことが彼に大きな影響を与えたということは明らかですね。
成人してからは船乗り、その後株式仲買人になり、ビジネスマンとして成功しました。
株式仲買人時代の25歳の時に絵を描き始めます。ちょうどこの頃、結婚したようです。
1882年、株の大暴落を機に画家を生業にしようと思いますが、妻は夫に愛想が尽きたのか、コペンハーゲンの実家に帰ってしまいます。
ここからゴーギャンの放浪の人生が始まります。
コペンハーゲン⇒パリ⇒ブルターニュ地方のポン=タヴァン⇒パナマ⇒マルティニーク島(赤痢にかかり生死の境をさまよう)⇒パリ(テオ・ファン・ゴッホに見い出される)
ゴッホにゴーギャンを紹介したのが弟のテオだったのですね。知りませんでした。
この出会いがどんな結末になったのかは有名なのでどなたも知っていますね。

さて、マハさんの描くゴッホの最期は…。

ついでに関心のある方は『リボルバー』インタビューも読んでみて下さい。
マハさんの書いた『たゆたえども沈まず』もゴッホ関係の本ですので、一緒に読むことをお勧めします。

コメント

_ ろき ― 2021/08/01 05時23分21秒

ワクチン打ったんですね、ファイザー? 油断はできませんが、これでちょっと安心。副反応が軽いといいですね。
しかし床の上の〇〇こが待っていたか、やられましたね。

ゴッホのリボルバーなんて落札して所持していたら不吉な気が…。
ゴッホとゴーギャン、どっちも個性強すぎて、2人で暮らしてうまくいくはずないですよね。
マハさんはどう描いたのか、今度ちょっと覗いてみます。

_ coco ― 2021/08/01 08時12分37秒

ろきさん、ファイザー製です。1回目の腕の痛みは軽かったので、2回目は副反応が出やすいのですが、これなら大丈夫かと少し安心しています。

ゴッホとゴーギャン、強烈な個性のぶつかり合いだと思ったら、ほぼゴッホの片思いですからね、笑。ホント、ゴーギャンなんか、片思いする価値がないと思いますけど。タヒチでは14歳の女の子を2回(だと思った)も妻にしたなんて、ペドフィリアかと思ってしまいました。

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