堂場瞬一 『聖刻』2021/11/28



警視庁捜査一課殺人犯捜査第八係の柿谷晶は出頭してきた容疑者・前尾弘大の取り調べに当たる。
彼は大物司会者・前尾昭彦の息子で殺したのは22歳の元彼女。
犯行は認めるが、動機については話そうとはしない。
晶は前尾の家族のケアを命令される。
何故自分が…と思う晶。周りに隠しているが、実は晶は犯罪加害者の家族だった。
はからずも晶は犯罪被害者支援課と関わることとなる。

やがて前尾の家族はネット上で誹謗中傷にさらされ、家が放火され、そして最悪の事態が起る。
晶は護れなかったという後悔から捜査を離れ、真相を調べるために行動するが…。

新しいヒロインの誕生です。
彼女の強引さがちょっと苦手ですが、男社会の警察ではそうもしないと埋もれていくのでしょうね。
犯罪被害者支援課のシーズン1が完結し、シーズン2として犯罪被害者支援から犯罪加害者支援へ、村野から柿谷へとバトンタッチされるのでしょうか。

今回も堂場瞬一作家デビュー20周年の一貫で、堂場小説のオールスターが、村野は晶と絡み、大友が電話で、高城健吾と鳴沢了は噂話でチラッと出ていました。
マイクル・コナリーもボッシュの次に女刑事レネイ・バラードを考えているようだし、ミステリーの世界でこれからは男性の描く女刑事が活躍するようになるのかもしれませんね。
犯罪被害者支援課の新しい幕開けを楽しみに待ちますわ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2021/11/28/9443758/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。