連続テレビドラマ「くろねこルーシー」を観る2022/01/28

映画よりもドラマの方が短くていいので、面白そうなのを探してみました。
猫が出てくるので、カワイイかなと思って観たら、最後まで観てしまいました。
山本耕史さんは特に好きな俳優ではなく、あまり演技する姿を見たことがありません。この前ネットで「きのう何食べた」で見たぐらいかな。
私が知っている以上に活躍しているのですね。知らなくてごめんなさい。


2012年に放映されたドラマです。
見ておわかりのように、黒猫は二匹います。
名前は「ルー」と「シー」。どっちがどっちだか私にはわかりません、笑。

主人公の鴨志田陽(山本耕史)は何故かよく黒猫に会う青年です。
「黒猫が横切ると不吉なことが起こる」などということを信じています。
今度で753回目なんて、数えているんですww。
というのも亡父(塚地武雅)が占い師で、こういう迷信なんかを信じていたんです。
幼い頃、そういうお父さんが大嫌いで、お父さんと敬語で話し、いつも暇を持て余して家にいる父のことを友だちに言うのが恥ずかしくて、父親の職業を偽っていました。

そんなある日、会社をリストラされた上に新しい会社も首になってしまいます。
運が悪い時には重なるもので、母親(鷺尾真知子)が入院し、生まれたばかりの黒猫二匹押しつけられ、猫の世話をするハメになってしまいます。
猫の世話なんかしたことがないので、獣医さん(遼河はるひ)に泣きつきます。
半同棲中の彼女(京野ことみ)は猫アレルギーで、なんと彼女、妊娠しています。
仕事を首になったことは話せず、結婚を申し込むこともできず、どっちつかずの陽。
そんな陽にハローワーク職員(工藤俊作)はズバッと覚悟が足りないと言います。

こんなどん底生活の中で思い出すのは父とのこと。
あんなに嫌いだったのに、何故か父のことが頭に浮かびます。

やがてルーとシーの世話も慣れてきました。
なかなか仕事が見つからないので、ひょんなことから占い学校に通うことにします。
そしていつしかあんなに嫌いだったはずの父と同じ道を歩み始めるのでした…。

頼りにならない、気が弱そう、中途半端、覚悟がない…という陽を山本耕史は上手く演じています。コメディもいけるのですね。
のんびりとした大らかな彼女さんと息子に気兼ねしている優しいお父さんには猫同様癒やされます。
お母さんは意外と策士だったりして、笑。
他にも濃い俳優さんが出ていて、面白いです。

映画版もあるようなので、そのうち観てみます。
心がほっこりするお勧めのドラマです。

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