佐原と東国三社参りに行く2022/07/26

新型コロナウィルス感染者数が増えているので、あまり人が多く集まらなさそうな場所(失礼)に行ってきました。
東京から佐原まで車で約2時間です。
佐原は小江戸の風情を感じる水郷の町です。
同じように小江戸と言われている川越と比べると、どうなんでしょうね。
今のように観光地化された川越にはまだ行っていないのでわかりませんが。

宿に入れなかったので、車を駐車場(500円)において、伊能忠敬記念館の横を通って川に出ました。
途中に伊能忠敬さんの像と像限儀のオブジェ、かわいい(?)マンホールがありました。(縦の写真が何故か貼れません)


映画の「東京バンドワゴン」が撮影されたという喫茶店がありました。


「東京バンドワゴン」の看板はそのままにしてあります。


川に行くと、ラッキーなことに、じゃあじゃあ橋から水が出ていました。
30分間隔で出ているということです。


風情があるといえば、言えるかも。


小江戸さわら船めぐりの船が通りました。


地面が熱いのでわんこたちをカートに乗せて行きましたが、こんな風になり大変でした(恥)。

町自体、そんなに大きくないので、歩くだけなら30分から1時間で十分みたいです。
ぶらぶらと川沿いを歩いてから、酒屋に入って最上白味醂とお酒、商店でラー油とごま油などを買いました。
馬塲本店酒造の最上白味醂はアルコール度数14%で、ロックやソーダにしてお酒のように飲めるそうです。甘いけど美味しいそうです。


本当は鰻も食べたかったのですが、時間がなさそうなので、パスしました(残念)。


宿に荷物を置き、犬と川まで散歩に出かけました。
佐原の夜は早く、4時過ぎに閉まるお店があるそうで、川沿いの店はみな閉まっています。ライトアップはありません。


夕食は宿泊した宿で食べました。


飾り付けが素敵です。



とても美味しお料理でした。
食事には宿泊者以外の人も来るらしく、隣の年配女性グループが五月蠅くて、ちょっと気になりました。
宿は古い家を改築してあるので、隣の人の風呂桶の音が聞えて来ました。


朝食の汁物は酒屋の糟が使われた粕汁でした。

朝食の後、今回のメイン、東国三社参りへ出発。
東国三社参りはどの神社から参ってもいいらしいのですが、鹿島神宮は「何かを始める場所」と言われているということなので、鹿島神宮から始めました。

鹿島神宮は日本建国・武道の神様である「武甕槌神(たけみかづち)」を御祭神とする、神武天皇元年創建の神社です。


茅の輪がありました。


ちゃんと3回、くぐらせていただきました。
本殿(右側)は修理中(?)でした。


立派なさざれ石です。


鹿園に、子鹿がいました。
お母さんの後をついていきます。かわいいですね。
摂社奥宮を拝んで、何年か前のお正月に鹿島神宮に来たことがあるので、要石とお手洗い池はパスしました。

三国三社参りをする方は、最初に行った神社で忘れずに買ってほしいものがあります。
「東国三社守り」という三角柱のお守り(千円)です。
三角柱の面のそれぞれに、三社のシール(五百円)を一つずつ埋めていくというものです。


これを一番最初に買うのを忘れると、大変なことになりますから気をつけてくださいね。
鹿島神宮は勝利の神様ということで、私は勝守も手に入れました。

次に息栖神社に向かいます。


息栖神社には武神の乗り物「天鳥舟(あめのとりふね)」の神が祭られていて、航海・交通そして珍しいことに、井戸の神様だそうです。


力石と松尾芭蕉の句碑(右端)があります。


本殿。
利根川沿いに一の鳥居があるというので、行ってみました。


1~2分で着きました。
一の鳥居の両脇に、小さな鳥居の建てられてた二つの四角い井戸「忍潮井(おしおい)」があります。


左側の鳥居。女瓶。


右側の鳥居。男瓶。


井戸を覗いて瓶が見えるといいことがあるそうです。
井戸の水を飲むと、恋愛でご利益があるそうですが、今は飲めません。
境内の手水舎の奥に同じ湧き水があるそうですので、是非飲んでみてください。
私がこのことを知ったのは家に帰ってからなので、飲めませんでした。
息栖神社は三つの神社の中で、一番地味な神社です。

最後は香取神宮へ。
日本書紀に登場する武術の神様「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀り、勝運・交通・災難除けなどにご利益があるそうです。


重厚な感じの本殿です。
香取神宮は「決意する場所」だそうです。


神楽殿。


風情のある境内です。


楼門。
奥宮と要石はパスしてしまったので、次回は必ず行きたいです。
武術の神様なので、武術・スポーツをしている人用に「体育勝運守」があるそうです。
三つの神社の中で一番運気のいい神社のように感じました。

さて、楽しみな夕食です。



鱗が焼いてあり、パリパリした食感。



泊まった部屋にドッグランがあったのですが、地面がボコボコしているのが気になった夫は犬たちに使わせませんでした。


走りたそうにしている兄犬です。

帰りは「道の駅 水の郷さわら」で野菜などを買い、東京に戻りました。
次回は佐原に寄らずに、ゆっくりと東国三社参りをしたいと思います。

コメント

_ ろき ― 2022/07/26 23時54分15秒

素敵な風景、空気がおいしそうです。
ご利益もあって、神社巡りは良いですね。
井戸から体育・勝負まで、いろいろ担当がある日本の神様はおもしろい。
疫病から守ってくれる神様は…今は混んでいそうだから、やめておきますか。

_ coco ― 2022/07/27 17時19分02秒

ろきさん、境内に入ると緑が多く、空気が少しひやりとしました。
特に香取神宮が私にはいい感じでした。
東国三社参りを教えてくれた美容師さんに感謝です。

疫病から救ってくれる神社って近くにないみたいです。
千葉県の柏神社が医薬の神スクナヒコナノミコトや厄除けの神スサノオノミコトを祀り、江戸時代に周辺で流行した疫病から人々を救うために建てられたという由来があるそうです。
今回の旅の途中にはルートが違うので寄れませんでした。
あまり人はいなさそうですがねwww。

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