畠中恵 『ああうれしい』2025/05/15

まんまことシリーズの十作目。


江戸、神田の町名主の跡取り息子の高橋麻之助は町名主・西森金吾の娘・お和歌と結婚し、息子の宗吾を授かる。
だが、相談事は待ってはくれず、相も変わらずの生活をしている。

高利貸しの丸三から、お虎と夫婦になりたいが、お虎に妻になれないと言われたと相談され、猫探しをし、大店の主から”ああ嬉しい”と思わせて欲しいと頼まれ、縁談の相手探しとかんざしの盗人探しをし、最後は風邪をひいて一波乱。

いつになったら父のような町名主になれるのか。
麻之助の悩みは尽きない。

このシリーズも長く続いています。
シリーズ物をすべて読んでいくのは大変なので、麻之助も落ち着いたことですので、ここらで読むのを止めようと思います。
麻之助が父親の跡を継ぎ、いい町名主になれますように、これからも祈っていきますわww。

<シリーズの順番>
④『ときぐすり』
⑩『ああうれしい』(本書)

コメント

_ ろき ― 2025/05/15 23時17分05秒

町名主って地方公務員みたいな地位だけど、実際何でも屋なんですね、大変だ。
事件も無限にありますよねw このへんで一区切り。
忘れたころにまた新作を手に取っても面白いかも。

_ coco ― 2025/05/16 06時49分01秒

ろきさん、町名主は大変です。町民たちのしょうもない相談事を解決しなければならないんですから。どちらも満足するようになんて難しいですわ。胃が…、になりそうww です。

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