鳴神響一 『殺意の断片 湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪』 ― 2025/10/22
「湘南機動鑑識隊 朝比奈小雪」シリーズの二作目。

美大出身の巡査・朝比奈小雪は神奈川県警機動鑑識隊江の島分駐所に勤務する鑑識員。
八月の月曜日、江の島分駐所に出動要請の電話が入る。
江の島署管内の≪片瀬画廊≫で不自然死した遺体が発見されたという。
小雪の所属する第二班が出動する。
遺体は画廊のマネージャーの田中義之で、遺体のまわりに青と赤の布か紙の破片らしきものが散らばっていた。
小雪が許可を得て調べてみると、それは油彩画を切り裂いたものだった。
これは犯人のメッセージだと小雪は思う。
そんな時に、捜査一課特命係の向井勝太郎警部補が分駐所にやって来て、美術関係の事件なので、再度小雪に手伝ってほしいと頼む。
機鑑隊の仕事に故障のないようにと念を押されたが、小雪は向井を手伝うことにする。
美術に関する事件だからといって、小雪が出張ることもないような気がします。
小雪が突き止めたことって、美術のことに疎い普通の刑事たちも突き止められることではないでしょうか。
前回も思いましたが、小雪のやってることは鑑識の仕事じゃなくて刑事の仕事ですよね。
鑑識員が捜査に参加するなんて実際にはなさそうですが、そういう前提のお話なんだと思って読むといいんでしょうね。
私はもっと鑑識員たちが頑張るというお話を読みたいもんです。
人気があるのでしょうか、三作目も出ているようです。
一応読んでみて、続けて読もうかどうか考えましょう。
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