麻見和史 『罪過の代償 警視庁文書捜査官』2026/04/30



クレマチスの小さい種類かと思ったら違っていて、「ニオイバンマツリ」というのだそうです。甘い香りと紫から白へ変わる花が特徴だそうですが、香りがあったかどうかは不明です。私の鼻が悪いのかしら?


花の前で写真を撮るのは諦め、こそっと後姿を写しましたw。

「警視庁文書捜査官」シリーズの十二巻目。


派遣会社に登録されているプログラマーの小谷野清文が中野区本町の自宅で遺体で見つかる。
被害者は凄惨な拷問の後に殺害されていた。
現場からSDカードが持ち去られ、『room made up』と書かれたカードが残されていた。

警視庁文書解読班に出動要請が出され、鳴海里沙と矢代、夏目の三人が中野署の捜査本部に向かう。
文書解読班は古賀係長から事件現場から持ち去られた記憶媒体およびその中に保存されたデータをを探すようにと命じられる。
事件に何やらきな臭いものが…。

派遣された会社、東京アイテックによると、小谷野は特殊制御システムの開発に従事していたという。
別の派遣会社の友坂によると、小谷野は会社に不満を持っていて、辞めた後に一矢報いてやるつもりだと言っていたらしい。

宅急便の送り状に現場で見つかったメモに書かれていた人物、辰井の名前が書かれていた。
矢代たちがその辰井を訪ねていくと、辰井も拷問の末に首を絞められて殺害されていた。
小谷野が送ってきた段ボールにはソースコードを印刷した紙が入っているだけで、SDカードは見つからなかった。
品名蘭には「書類」、「3個口」と書かれている。
辰井宅にある箱はひとつのみ。
残る二つはどこに?

捜査に行き詰まった鳴海と矢代の前に、約二年半前の事件で出会った男が現れ、二人にアドバイスを与えていく。
鳴海は命令違反ではあるが、賭けに出ることにする。

文書解読班ではありながら、今回は全く文書に関係ない捜査をしています。
いつもは聞き込みなんかしない鳴海が矢代といっしょに聞き込みをするんです。
『room made up』というカードだけじゃ調べようがないですものね。
いつもと違うなと思っていたら、最後になるほどと思いました。
「第一部完結!」と大々的に書いてあるので、ここに書いちゃいますが、「文書解読班」は名前が変わり、「情報分析係」になるのです。
続きがあるとしたら、今度は「警視庁情報分析官」になるのかしら?
ある男が現れたので、次回からその男との因縁の対決が中心になるのかな。
どういう形になるのか、楽しみに待ちましょう。

コメント

_ ろき ― 2026/05/01 19時59分00秒

え、クレマチスじゃないの? 色もいいし可愛い花ですね。
わんこの後ろ姿も鑑賞に堪えますw

「文書解読班」が「情報分析係」になるのは自然な流れでしょうが、違うスキルも必要になる? 今後どうなるんでしょうね。

_ coco ― 2026/05/02 07時10分05秒

ろきさん、人のお宅の庭にはたくさんの知らない木や花があります。いつも眺めさせていただいています。うちの庭は管理されていて、植えちゃいけないのです。早く緑豊かな所に引っ越したいわ。

新しい係はIT能力が必須になるみたいです。警察官も大変ですね。

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