『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』@ユーロライブ2017/04/21

ブログ「弐代目・青い日記帳」で『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』の試写会の参加者を募集していたので、応募してみました。
森アーツセンターギャラリーで行われている『大エルミタージュ美術館展』はもう行っているので、どういう内容の映画か興味があったのです。

ユーロスペースは初めてで、この頃、渋谷はにぎわっているという話なので、嫌だなぁと思いつつ出かけました。
東急デパートからちょっと入った所にあるのですが、途中にラブ〇が沢山あります。
後ろにいた高校生らしき男子が大きい声で、「ラブ〇ばかりじゃん」と何回も言うので止めて欲しかったです。
ひょっとして東電OL事件の現場に近いのかしらと思ってしまいました。(後で調べたら、近いですね)

私が着いた頃にはお客さんがいっぱいで、あまり空いてる席がないので、端っこになってしまいました。


『エルミタージュ美術館』はロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)にある国立の美術館です。
なんと、250年前に作られたのです。日本は江戸時代ですよ。
ネヴァ川に沿って建つ王宮が美術館になっています。
エルミタージュはフランス語で「隠遁者」という意味だそうです。
1764年にエカテリーナ二世がドイツから美術品を買い取ったのが最初だとか。
彼女はロシアの威力を世界に見せつけるために収集を始めたようで、初めは一般の人には解放していませんでした。


この絵が『大エルミタージュ美術館展』で写真可になっています。
彼女は自分は女らしくないと思っていたようですが、どうどうとした出で立ちの人です。

現在の総収蔵品は約300万点にもおよびます。
一日では絶対に回りきれませんね。

この映画ではエルミタージュ美術館で働く学芸員などの人たちが美術館の歴史を語ってくれます。
結構、親兄弟がこの美術館で働いていた人がでてきて、世襲制に近いものがあったのでしょうか。
現在の館長も父親が館長をやっていたので、小さい頃から美術館になじみがあったようです。

一つ一つの部屋にこれでもかというほどの絵が隙間なく飾られています。
美術館に行くと、その多さに圧倒されて、絵をじっくり見ると一部屋で披露困憊になってしまいそうです。
その点、展覧会ではゆっくりと一つ一つを見ることができるのでいいですね。

映画の中で特に印象に残っているのが、第二次世界大戦中のレニングラード包囲です。
ドイツ軍がやってくる前に急いで美術品を疎開させるために館員が総出で美術品の梱包作業にあたりました。


映画に出てくる写真ですが、このように額だけが残され、美術品はウラル山脈へと送られたのです。
この頃、食べる物がなかったので、「猫を食べて美味しかったわ」などと言う女性が出てきましたが、本当に猫を食べたのでしょうか?

この他にも美術品を贈答品として政治的に利用しようとしたり、盗難があったり、学芸員たちが収容所送りとなったりと、様々な危機があったようですが、美術館に関わる人たちのおかげで美術品は守られたのだということがよくわかりました。
エルミタージュ美術館はロシアの歴史そのものですね。

映画にたくさんの彫像がでてきたのですが、今回の『大エルミタージュ美術館展』には彫像が来ていないのが残念です。

意外だったのが、印象派の絵画があるということです。
ゴッホやゴーギャン、ルノアール、マティスなどのいい絵があるのです。
特にマティスの『ダンス』やルノアールの『庭にて』は見たいですね。

             マティス 『ダンス』

             ルノワール  『庭にて』

どうもこれらの絵は旧ソ連軍がドイツで押収したようで、スターリンの死後1956年まで、退廃的だということで秘蔵されていて、見ることができなかったそうです。

現在は現代美術と昔の美術(なんていえばいいのかな?)が共存する展覧会も開かれています。

映画の最後に「弐代目・青い日記帳」のブロガーさんのトークがありました。


彼もマティスが見てみたいそうです。

そうそう、美術館には猫の警備員がいるそうです。
ネズミ取りが主な仕事だそうです。


私も猫になって豪華絢爛たる宮殿を歩き回りたいですわ。
ロシアだから餌はよくないかな?

眼科に行く2017/04/20



私が仕事に行く用意をしていると、弟はジッと見ています。
兄は諦めてふて寝をしています(笑)。


2~3ヶ月ごとの眼科の診察に行ってきました。
なんと手術をした左目の眼圧が8というすばらしい値です。
血圧が下がると、眼圧も下がるということ・・・ですかね。

思い切って眼科医に聞いてみました。
私の眼底から動脈硬化の状態がわかりますかと。
「高血圧の眼底ではないね。でも、そう簡単に動脈硬化が進んでいるのかどうかは、眼底検査からはわからないよ。臨床と研究の違いで、関係はあるけど。動脈硬化が進んでいれば、光るけど、光っていないな・・・」
特に眼底検査からは動脈硬化が進んでいるようには見えないようです。
よかったです。

血圧は上110~130、下70~90とだんだんと落ち着いています。
気になるのが除脈です。
朝、脈数が30~40などということが続き、びっくりです。
朝は脈がゆっくりで弱いのでしょうか?
血圧計の間違いですかね。

江戸物シリーズ、2冊を読む2017/04/19



今日も元気なヨーキー。
野球のボールにしがみついていました(笑)。


鎌倉河岸捕物控≪三十の巻≫を読みました。
「嫁入り」って誰のと表紙から思うかもしれませんが、前回から大騒ぎをしていたので、あの嫁入りかとわかりますよね。
京都から江戸へと嫁入りです。
しかし、その嫁入りも破談になりそうな雲行きですが、そうはさせずと金座裏の面々が頑張ります。
そして、もう一つ、おめでたいことが・・・。

おめでたいことの前に大捕物が。
若親分はまた活躍します。

いつまでもめでたくないのが、三兄弟の三男役の亮吉。
何か起こすのではと、なんとなく思います。



愛坂桃太郎と芸者の珠子・桃子親子が住む長屋に、また怪しい人が入ってきました。
桃太郎は気になってしょうがありません。
また人物調査をしています。
桃太郎がうるさいので、とうとう大家は彼に店子の面接をさせることにします。

暇ができると、桃太郎は友達の思い人を探しに行ったり、まだ解決していない三年前の辻斬りの調査に乗り出します。
たまたま息子の仁吾が別件で潜入している屋敷に、自分が仕事を仕込んだ者たちを渡り中間として入れたのです。

おじいちゃんは孫がかわいくて、孫のために悪をのさばらせておきたくないのです。
どんな子供になるんでしょうねぇ。

シリーズ物でこの二冊はなかなか止められません。

中山七里 『秋山善吉工務店』2017/04/18



この仔は動くことが好きなのですが、すぐに舌を出します。
医師から疲れさせないようにと言われているので、ボール遊びもハアハアいうようになったら止めます。
ちょっと物足りないようです。


今年の我が家の庭は花盛りです。
この黄色い花は3年前に買って、やっと今年咲きました。
何ていう名前なのか忘れてしまいました。


シクラメンも咲き過ぎです。
こんなに咲くなんて、一体どうしちゃったんでしょうか。


火災で父親の史親が焼死し、着の身着のままで焼きだされ、祖父の善吉の家で暮らすことになった景子と中学生の雅彦、小学生の太一の三人。
善吉は現役バリバリの大工で、無駄な話は一切しないが、人を見る目には間違いがない、昔堅気の頑固おやじです。

新しい学校でいじめに遭う太一。
いじめに負けないために強くなろうとして強くなってしまい(笑)、不良のレッテルを貼られた雅彦は、危ない仕事に手を出してしまい、抜けるに抜けられず困っていました。
母の景子は早く善吉の家を出て子どもと三人で暮らしたいと思い、パートに出るのですが、そこでトラブルに会います。

にっちもさっちもいかなくなったこの三人に手を差し伸べるのが善吉です。
昭和の頑固おやじ健在です。

ここまで読むと、なーんだ、懐かしのホームドラマかと思うでしょうが、中山さんですから、三人のトラブルが収束したところで、父の史親は殺されたのかどうかという謎がでてきます。
仕事を辞め、引き籠りになっていた史親は、起業に失敗し、退職金はなくなり、膨大な借金をし、その上、妻子に暴力をふるうようになっていました。
宮藤刑事は景子や善吉が史親を殺したのではないかと推測し、秋山家の周りを探っていました。

最後が「エ!」という感じですが(実はシリーズ化してもらって、また会いたかったんですがね)。
今までの中山さんと違った切り口の本でした。

中澤日菜子 『PTAグランパ!』2017/04/16



大手家電メーカーを定年退職し、悠々自適の隠居生活を営んでいた武曾勤でしたが、一人娘の都が離婚をし、同居するようになってから生活は激変しました。
都は小学校に入ったばかりの孫娘の世話を仕事が忙しいからとジジババに任せ、毎日、遅く帰ってきます。
そればかりではなく、くじ引きで負けたからとPTAの副会長役を”暇な”勤に押し付けてきたのです。
断ろうとしましたが、諸事情があり、かわいい孫のためと引き受けることになってしまいます。

何事にも真っ直ぐ、実直に、直進していく勤ですから大変です。
初めはPTAは会社勤めと比べると暇な主婦たちのお遊びなんて思っていたのですが、とんでもない。
まわりから浮きまくりです。

今の60歳以上の男性と若い20~30歳代のママたちの考えが一緒とは思えませんものね。
男は仕事だけやっていればいいという世代と男は仕事も家庭も両方かかわるべきだという世代ですから。
世代間ギャップが大きそう。

正社員対パートor主婦の女同士の争いもすごいですね。
私が30代で正社員をやっていた時、同僚の50代独身女性が、「給料から高い税金を取られ、家庭の主婦やこどものためにそのお金が使われているのよ。私たちはお金を取られるばかり」と言って怒っているのを見たことがあります。
その時はそうなんだと単純に思っただけでしたが・・・。

なんかギスギスしている世の中を、暮らしやすくするにはどうしたらいいのでしょうか。
みんな余裕のない生活をしている、だから人に対してトゲトゲしちゃうのよね。
どんな状況にいようが、大変さは同じ、ただわからないだけ。

今のPTAがこのようだとは言えるかどうかは不明ですが、(色々なPTAがあると思いますから)、お子さんをお持ちなら読んでみるとそうそうと思えるところがどこかにあるでしょう。
若いママが読むと、絶対にPTAの役員になんかならないぞと思ってしまうかもしれませんが、最後に勤が言うように、「足を踏み入れなければ見えない景色もまた、たくさんある」ので、やってみるのもいいかもしれませんね。
PTAの目指すところは、「保護者と教員が協力し合い、よりよい教育環境を子どもたちに提供する」(本文)ことですから、頑張ってください。