漢方医との会話2016/04/10



漢方医の診察に行くと、めずらしく患者が少なかったので、看護師さんを交えておしゃべりをしました。

この前、胃カメラの結果を聞きに行って質問したら、「説明をすると長くなるんだよねぇ」と医師が困っていた、こちらは別に長い説明をしてほしいとは思っていないんだけどというようなことを話しました。
漢方医によると、医学部では患者の話をどう聞き、どう説明したらいいかというようなことは教えていない、自分で学ぶしかないし、患者の話を聞いてもお金にならないのだそうです。
だから一銭にもならないことを嫌がり、患者に質問を許さない医師もいるんですね。
胃カメラの医師は少なくとも誠実だということですね。

看護師試験では、正看護師学校の新卒は90%ぐらいの合格率なのに、既卒で看護助手の人や準看の人が正看の試験を受けると、合格率はガクッと落ち、30%~50%になるのだそうです。
準看の人の方が経験もあり、安心して仕事を任せられるのに、試験勉強の時間がとれなかったりするために落ちる確率が高いのでしょうね。
試験に下駄をはかせることが必要なのではと漢方医は言っていました。

医学部の試験もアメリカなどではボランティアや生徒会活動などの経験を入学の判断材料に入れているのに、日本は試験の点数だけです。
すべての医師が頭でっかちとはいいませんが、説明や患者の話を聞くのが下手な人が多いような気がします。
医学部の入試改革は誰がするのでしょうか。
文科省で医師会はオブザーバーでしょうか?

医師が仕事の仕事がしやすく、お金もそれなりに入るように、そして患者も満足するような医療が受けられるように改革して欲しいですね。

これからできるだけ診察では医師の時間をとらないように、簡潔に症状を説明し、質問するようにしますわ。
といっても、もともと私の診察時間は5分もかからないぐらいなので、減らしようがないのですけど・・・。

午後の患者さんが3時までいないということなので、同い年の看護師さんと一緒にランチに行きました。
色々な職業の人と話ができるとおもしろいです。

石持浅海 『扉は閉ざされたまま』2011/11/15

この頃の寒さのためか、首から肩にかけて凝って辛いです。
鍼を打ってもらうと、久しぶりに視界が開けました。不思議なのですが、本当にクリアに見えるのです。



密室殺人物って好きですか?

大学の同窓会に七人の旧友たちが集まります。
場所は成城の高級ペンション。
完璧な密室を作ることができるはず。
密室殺人は上手くいったように思えたのですが・・・。

始めから犯人がわかっており、もう一人の頭脳明晰な人が次々と謎を解いていくという形式です。
う~ん、本当にそんなにわかってしまうの?と思ったりして。

私のように殺人に付随するゴタゴタしたものを読むのが好きなものにとっては、あまりおもしろいもんじゃなかったです。
純粋に謎解きだけをしたい人向きですかね。
犯人の動機も、なんだかね・・・。

Rのつく月には気をつけよう』で浅海さんってグルメなのかしらと思ったら、ただの酒好きっぽいですね。
この本にも酒が出てきます。
ニッカウィスキーの余市でしか買えない限定品のカスクストレングス、シェリー樽十五年物とカリフォルニアワインのオーパス・ワン。
お酒に疎い私には猫に小判ですが。

ちなみに、ニッカウヰスキーを作った人は竹鶴と言う人だとか。
何故か相棒が知っていました。
変なことは知っている、変な人です。酒好きおやじだからかしら?

『ブラック・スワン』を見る2011/09/16

本の読み過ぎで首が凝ってしょうがないので、鍼治療の時に診てもらいました。頭と首の付け根のあたりが、特に右側が赤くなっているとのこと。ここが赤くなると、のぼせもあるそうです。どうりで顔ばかり汗をかくような気がしていました。
連休には本を読まずに外に散歩にでも行くようにしますわ。


この映画、怖そうなので映画館には見に行きませんでした。DVDになったので、どんなものか、怖いもの見たさで見ました。う~ん、怖いし、それにちょっとエロティックね。
ナタリー・ポートマンは綺麗だけど、こんな人、ダンサーにはなれないだろうし、こういうダンサーはいないな、と思いました。

どこまでが現実で、どこまでが幻覚なのか・・・。

ニナはNYのバレエ団員。今度上演する『白鳥の湖』の主役に抜擢されました。
バレエがすべての生活を送り、家に帰ると過保護、過干渉ともいえる母親がいます。母は昔バレリーナをしており、28歳でニナを妊娠し、バレリーナを辞めていました。自分のかなえられなかった夢を娘に託していたのです。

優等生のニナは純真、無垢のホワイト・スワンにはぴったりでも、官能的で邪悪なブラック・スワンにはなれません。ブラック・スワンを踊るためには自分を解放しなければならないのです。

練習では振付のトマスが彼女のことを「不感症だ」だと言ったり、パートナーに「彼女を抱きたいと思うか」と聞いたりと、セクハラもどきのことを言われ、責められます。
その上、ニナと正反対の新人リリーが主役を奪おうと虎視眈々としているようです。

やがてニナは精神的に追い詰められていきます。

ナタリーはこの役を演じるために減量に励み、一年間バレエのトレーニングをしたそうです。
ABTのサラ・レーンがボディダブル(替え玉)をしています。
アップのシーンが多いので、ナタリーが踊りがどこまでできていたのかはわからないですが、サラによると全身が写っている場面では5%ぐらいしかナタリーは踊っていないそう。ナタリー側の人たちは80%と言っていますが。
たぶんサラの方が本当だと思います。小さい時にバレエをやっていたからといって一年ぐらいでは踊れないでしょう。他の方々が言っているように、腕と顔だけのシーンを入れてナタリーが踊っているのが80%でしょうね。
クレジットにサラの名前が出るかと思って見ていましたが、なかったです。どうしてなのでしょう。ちゃんと載せてもらいたいですね。後から起こった騒動はこの辺に理由がありそうです。

映画としては、精神的に脆い女性が徐々に壊れていく様がスリラー風に描かれていて、スリラーとして見る分にはいいです。
しかし、実際のバレリーナは、ニナのような人では途中でダメになるでしょうね。振付の人もあんなセクハラまがいのことはしないでしょうし。
監督がバレエを通して何を撮りたかったのかわかりませんでした。
バレエ映画としては見ない方がいいですね。
ナタリーの演技はよかったですよ。

東洋医学ドックとパーソナルゲノム2011/06/15



漢方を飲んで2年ぐらいになります。一時、体の具合が良くなりましたが、この頃また調子が悪くなっています。なんとなく体のだるさがとれないのです。
ある健康雑誌を見ていたら、東洋医学ドックのことが載っていました。おもしろそうなので先日行ってみました。

私は女性としては背が高く、太っているので、丈夫なように見られます。
でも、今回の結果を見ても虚実は軽い虚証です。その他の気、血、水はC、Dの所見です。
やっぱり体がだるいのは気のせいではなかったようです。
ついでにした動脈の硬さは年齢相応。よろこんでいいのかどうか・・・?
動脈の詰まりの程度は正常。血液検査もどこも悪いところがありません。
身体バランスもいいし、身体強度も体水分量も標準。
しかし、重大なことが。それは脂肪量過多。

要するに太り過ぎなだけのようです。(マツコデラックスみたいに健康なデブ。彼女ほどではないですが)
まじめに痩せると、体の調子もよくなるかもしれません。頑張りますわ。
朝晩の体重測定は続いていますが、一カ月で1キロ痩せたかどうかという感じです。う~ん、やっぱり食べ過ぎか・・・。

たまたまテレビを見ていると、「究極の個人情報」のパーソナルゲノム解析の話をしていました。
今、アメリカでは数万円を払ってつばを研究所の送ると、1時間20分程度の時間で人のDNA解析ができるそうです。標準的なDNA配列と比べ違っている、スリップがあるところを調べていくと、罹りやすい病気のリスクがわかるそうです。
アメリカ人男性は心筋梗塞に罹りやすいことがわかり、今後の生活習慣を変えようとしていました。
日本人男性は100歳ぐらいまで働らこうと思っていたのですが、アルツハイマーに罹る確率が50%だったので、70歳ぐらいまでをめどに働くことを考え始めたそうです。

どうなんでしょうね。自分の罹りそうな病気を知るというのは。知らなくてもいいことを知ってしまい、後の人生を罹るかもしれない病気のために心配して過ごすようになりそうに思います。何も知らなければ、楽しく暮らせたかもしれません。楽しく暮らせれば、ストレスが少なく、病気にならなかったかもしれません。
なんでも前向きに考えられる人なら、知ってもいいかもしれませんね。

私は、たぶん、知っても変わらないでしょう。しばらくは気をつけますが、継続するということは私にはできないので、特に違う生活をしないでしょうね。
もしかすると、私が太ることもわかったかしら?
あ、アルツハイマーのリスクは知りたくないです。癌に罹るというより、アルツハイマーになる方が嫌なんです。でもなっちゃったら、わかんないか。
パーソナルゲノムを知っているとどの薬が効くかもわかるそうです。病気になってからパーソナルゲノムを調べてもらっても、遅くはないかもしれませんね。

近い将来、結婚前にパーソナルゲノムを調べるなんてことをしそうですね。
そんなことになったら、差別とか始まりそうで怖いです。
何事も曖昧な方がいいこともあるのが世の中だと思うんですが。

高橋 克彦 『即身仏の殺人』2011/04/25

風邪が治りません。
二カ月ごとの漢方医の診察に行って、風邪をひいてなかなか治らない。風邪をひくと咳が出るようになり、その咳がひどくて夜も眠れないほどであると言うと、軽い「喘息」かもしれないと言われました。
子供の頃に喘息と言われたことはありません。そういえば、小学生の時に少し風邪気味で釧路の従妹の家に遊びに行き、滞在中にものすごい咳が出るようになったのを思い出しました。釧路は海沿いにあるので、湿気が多い町です。もともと喉が過敏だったんでしょうね。
大人の喘息なんて、嫌です。間違いであって欲しいわ。
咳が出るようになったら吸入を試してみるようにと言われました。吸入が効いたら喘息ということですか。健康だけが取り柄だったのに・・・。



この本は『パンドラ・ケース』の続編みたいなものです。
浮世絵研究家の塔馬の友人のうち死ななかった推理作家長山作治と雑誌編集者の名掛亜里沙、女優の築宮啓子が出てきます。

出羽三山、湯殿山麓の映画ロケ現場からミイラが見つかります。
この地方には即身仏信仰があります。即身仏には由来があるのですが、このミイラは誰なのか記録がありません。
ミイラの所有権を巡り、山の持ち主で映画プロデューサーの番内信雄と村民の間で争いが起こります。

映画に出演していた啓子こと芸名月宮蛍は亜里沙たちに相談したいことがあると電話をしてきます。
長山と亜里沙は月宮蛍の依頼を受け、山形へ行くことにします。
彼らが湯殿山に着くと、ミイラは盗まれており、そこには『パンドラ・ケース』でお世話になった刑事、山影哲夫がいました。
そして、殺人事件が起こります。

長山は色々と推理を巡らしますが・・・。
結局長山の推理も行き詰まり、本を三分の二ぐらい読んだところで、真打登場となります。
そう、塔馬双太郎がやってくるのです。
やっぱり塔馬は高橋さんに愛されていますねぇ。
かわいそうなのが長山。一生懸命推理しているのに、塔馬にはかないません。

そもそも即身仏とは何で、何のために人がミイラになったのか。
これまた民俗学の領域ですね。
ちなみに日本では現在17体の即身仏があり、15体の即身仏が拝観できるそうで、17体のうち8体が山形県にあります。

もう一度大学生になれるなら、民俗学でも学んでみたいものです。