妃川蛍 『お弁当代行屋さんの届けもの』2018/07/13

先月、スクーリングに行って以来、身体の調子が戻りません。
寒い所にずっと座っていた上に、その後、暑い日が続き、体調を崩してしまったようです。
これではいけないと、先日、鍼治療に行ってきました。
なんか事前に質問が多くて、なんでこんな個人的なことまで聞くのという感じでした。
そして、打った鍼は1ヵ所だけ。
首の手術の後に行った鍼灸師の所も鍼はせいぜい2~3ヵ所しか打たなかったのを思い出しました。
ひょっとすると同じ鍼灸師会なのかしら?
鍼の後、頭痛がしてきました。効き過ぎ?



眞琴は元フレンチシェフで、今はたまに知り合いのために仕出しをやる時もありますが、お弁当代行屋をしています。
ウェブデザイナーをしている彼女の甥の陽仁は助手を勤め、主にリサーチを担当しています。

彼らのところに持ち込まれるお弁当は・・・。
母親が亡くなった、アレルギーを持つ子の弁当作りの依頼、余命少ない老人のために彼の妻が作ったお弁当を再現する話、不器用で料理ができず、妻との約束のお花見弁当を自分の代わりに作ってもらいたいと依頼する夫の話など、どの話もワケありです。

『鴨川食堂』と似た感じだなと思いながら読みました。
どういうお弁当が望まれているのかを探るところなんか推理小説みたいですが、陽仁が眞琴に気がある様子がアリアリで、この部分、いる?と思いました。
ライトノベルの部類に入るので、必要なのか・・・。
作者の経験に基づき、色々と旬な話題を取り上げているのに、そこが残念でした。

家庭で作るお弁当って大事なんだなと思います。
私はお弁当に思い出がないので、思い出がある人がちょっとうらやましいです。

中嶋博行 『新検察捜査』2017/10/17

鍼治療に行ったら、首の調子がよくないと言われました。
寒くなったので、色々と悪いところが出てくるようです。
今日は少し後頭神経痛がありました。


『検察捜査』の続きの本です。
『検察捜査』を書いてから14年も経っているのですね。

なんとまあ、検事・岩崎美紀子はFBIで研修を受け、36歳、バツ1になっており、4歳の娘までいました。
彼女が横浜地裁で任された事件は2つ。
女性を殺し、心臓を取り出し、スライスして食べたという少年、『ソウルガード』が司法入院した後のフォローと、診療点数の水増しをしていた大塚という医師が法廷で頭をぶち抜かれて殺された事件でした。
この2つの事件は全く関係がなさそうだったのですが・・・。

司法試験は難しい試験として有名ですが、合格者を水増ししているんですか。
確たる合格の基準があるんだとばかり思っていました。
歯科医と同じように弁護士が溢れてしまいそうですね。
弁護士は使命感のある人がなるんだとばかり思っていましたけど・・・。

美紀子が相変わらずの美貌と行動力で巨大な悪に迫ります。
相棒が神奈川県警の郡司刑事。
彼は『検察捜査』にもでてきています。

最後はアメリカ映画みたいな大仕掛けです。
前作よりパワーアップ。
シリーズにして続けて書いてもらいたいですね。



鍼治療の後に食べたのが、黄色いオムレツ。
カボチャの黄色は元気の出る色です。

漢方医との会話2016/04/10



漢方医の診察に行くと、めずらしく患者が少なかったので、看護師さんを交えておしゃべりをしました。

この前、胃カメラの結果を聞きに行って質問したら、「説明をすると長くなるんだよねぇ」と医師が困っていた、こちらは別に長い説明をしてほしいとは思っていないんだけどというようなことを話しました。
漢方医によると、医学部では患者の話をどう聞き、どう説明したらいいかというようなことは教えていない、自分で学ぶしかないし、患者の話を聞いてもお金にならないのだそうです。
だから一銭にもならないことを嫌がり、患者に質問を許さない医師もいるんですね。
胃カメラの医師は少なくとも誠実だということですね。

看護師試験では、正看護師学校の新卒は90%ぐらいの合格率なのに、既卒で看護助手の人や準看の人が正看の試験を受けると、合格率はガクッと落ち、30%~50%になるのだそうです。
準看の人の方が経験もあり、安心して仕事を任せられるのに、試験勉強の時間がとれなかったりするために落ちる確率が高いのでしょうね。
試験に下駄をはかせることが必要なのではと漢方医は言っていました。

医学部の試験もアメリカなどではボランティアや生徒会活動などの経験を入学の判断材料に入れているのに、日本は試験の点数だけです。
すべての医師が頭でっかちとはいいませんが、説明や患者の話を聞くのが下手な人が多いような気がします。
医学部の入試改革は誰がするのでしょうか。
文科省で医師会はオブザーバーでしょうか?

医師が仕事の仕事がしやすく、お金もそれなりに入るように、そして患者も満足するような医療が受けられるように改革して欲しいですね。

これからできるだけ診察では医師の時間をとらないように、簡潔に症状を説明し、質問するようにしますわ。
といっても、もともと私の診察時間は5分もかからないぐらいなので、減らしようがないのですけど・・・。

午後の患者さんが3時までいないということなので、同い年の看護師さんと一緒にランチに行きました。
色々な職業の人と話ができるとおもしろいです。

石持浅海 『扉は閉ざされたまま』2011/11/15

この頃の寒さのためか、首から肩にかけて凝って辛いです。
鍼を打ってもらうと、久しぶりに視界が開けました。不思議なのですが、本当にクリアに見えるのです。



密室殺人物って好きですか?

大学の同窓会に七人の旧友たちが集まります。
場所は成城の高級ペンション。
完璧な密室を作ることができるはず。
密室殺人は上手くいったように思えたのですが・・・。

始めから犯人がわかっており、もう一人の頭脳明晰な人が次々と謎を解いていくという形式です。
う~ん、本当にそんなにわかってしまうの?と思ったりして。

私のように殺人に付随するゴタゴタしたものを読むのが好きなものにとっては、あまりおもしろいもんじゃなかったです。
純粋に謎解きだけをしたい人向きですかね。
犯人の動機も、なんだかね・・・。

Rのつく月には気をつけよう』で浅海さんってグルメなのかしらと思ったら、ただの酒好きっぽいですね。
この本にも酒が出てきます。
ニッカウィスキーの余市でしか買えない限定品のカスクストレングス、シェリー樽十五年物とカリフォルニアワインのオーパス・ワン。
お酒に疎い私には猫に小判ですが。

ちなみに、ニッカウヰスキーを作った人は竹鶴と言う人だとか。
何故か相棒が知っていました。
変なことは知っている、変な人です。酒好きおやじだからかしら?

『ブラック・スワン』を見る2011/09/16

本の読み過ぎで首が凝ってしょうがないので、鍼治療の時に診てもらいました。頭と首の付け根のあたりが、特に右側が赤くなっているとのこと。ここが赤くなると、のぼせもあるそうです。どうりで顔ばかり汗をかくような気がしていました。
連休には本を読まずに外に散歩にでも行くようにしますわ。


この映画、怖そうなので映画館には見に行きませんでした。DVDになったので、どんなものか、怖いもの見たさで見ました。う~ん、怖いし、それにちょっとエロティックね。
ナタリー・ポートマンは綺麗だけど、こんな人、ダンサーにはなれないだろうし、こういうダンサーはいないな、と思いました。

どこまでが現実で、どこまでが幻覚なのか・・・。

ニナはNYのバレエ団員。今度上演する『白鳥の湖』の主役に抜擢されました。
バレエがすべての生活を送り、家に帰ると過保護、過干渉ともいえる母親がいます。母は昔バレリーナをしており、28歳でニナを妊娠し、バレリーナを辞めていました。自分のかなえられなかった夢を娘に託していたのです。

優等生のニナは純真、無垢のホワイト・スワンにはぴったりでも、官能的で邪悪なブラック・スワンにはなれません。ブラック・スワンを踊るためには自分を解放しなければならないのです。

練習では振付のトマスが彼女のことを「不感症だ」だと言ったり、パートナーに「彼女を抱きたいと思うか」と聞いたりと、セクハラもどきのことを言われ、責められます。
その上、ニナと正反対の新人リリーが主役を奪おうと虎視眈々としているようです。

やがてニナは精神的に追い詰められていきます。

ナタリーはこの役を演じるために減量に励み、一年間バレエのトレーニングをしたそうです。
ABTのサラ・レーンがボディダブル(替え玉)をしています。
アップのシーンが多いので、ナタリーが踊りがどこまでできていたのかはわからないですが、サラによると全身が写っている場面では5%ぐらいしかナタリーは踊っていないそう。ナタリー側の人たちは80%と言っていますが。
たぶんサラの方が本当だと思います。小さい時にバレエをやっていたからといって一年ぐらいでは踊れないでしょう。他の方々が言っているように、腕と顔だけのシーンを入れてナタリーが踊っているのが80%でしょうね。
クレジットにサラの名前が出るかと思って見ていましたが、なかったです。どうしてなのでしょう。ちゃんと載せてもらいたいですね。後から起こった騒動はこの辺に理由がありそうです。

映画としては、精神的に脆い女性が徐々に壊れていく様がスリラー風に描かれていて、スリラーとして見る分にはいいです。
しかし、実際のバレリーナは、ニナのような人では途中でダメになるでしょうね。振付の人もあんなセクハラまがいのことはしないでしょうし。
監督がバレエを通して何を撮りたかったのかわかりませんでした。
バレエ映画としては見ない方がいいですね。
ナタリーの演技はよかったですよ。