「プーシキン美術展―旅するフランス風景画」@東京都美術館2018/05/29



少し早い時間に行ったせいか、意外と空いていたプーシキン展。
風景画だからでしょうか?
後の方に有名どころの絵があるので、初めの方は軽く流してもよさそうです。
17世紀から20世紀の風景画が65点展示されているそうです。

セザンヌのサント=ヴィクトワール山の絵は2作品ありました。
数十点描かれているそうですが、実際は何点なのかしら?
結構、日本に来ているので、見ているような気がします。




モネはポスターになっている<草上の昼食>の他に積みわらや白い睡蓮が見ものでしょうか。


私は<陽だまりのライラック>が好きです。


他にマティスやピカソ、ルソーなどもありました。

意外と地味な展覧会でした。
美術展の後に仕事に行ったので、疲れてしまい、あまり印象が残っていないのですが・・・(恥)。
ほぼ月1に友人と行っている美術展ですが、6月はとっても忙しいので、次は7月にしました。

『ブリューゲル展』&花見2018/03/27

桜が満開だという上野公園へと行ってきました。
花見客よりも動物園にはいろうとする人が多くてびっくり。
並んで入るだけでも30分以上かかりそうです。


オランダに行った時にボスやブリューゲルの絵を見て興味を持ったので、楽しみにしていた展覧会です。
ブリューゲル一族の絵が一同に揃うなんてすごい、と思って行ったら、なんと親の絵も子の絵も、ひ孫の絵も混ざって展示してあります。
構成が下記のようなものなので、仕方ないのでしょうが。

第一章「宗教と道徳」
第二章「自然へのまなざし」
第三章「冬の風景と城砦」
第四章「旅の風景と物語」
第五章「寓意と神話」
第六章「静物画の隆盛」
第七章「農民たちの踊り」

私のような絵の素人には年代順に飾ってもらった方がわかりやすかったのですが、それでは当たり前過ぎで学芸員の方が別のアプローチにしたのですかね。
絵の下に親子関係の表示があるのが便利でしたが。
プライベート・コレクションということなので、有名な絵はありません。
私としてはヤンの花の絵をもっと沢山見たかったです。
それにしても小さい絵が多かったので、目の悪い私は疲れました。
単眼鏡でも買おうかしら。

記憶に残った絵がこれ↓です。


大理石に描いてあるんです。
この絵の下で子どもが嬉しそうに騒いでいました。
ヤン・ファン・ケッセル1世が描いたものです。
彼は誰でしょう。
ひ孫です。



お馴染みの上野公園の桜です。
満開です。

この後、谷中の方へと行ってみました。
人が少なくてのんびりと花見ができます。


天王寺の枝垂れ桜。
根津まで歩いて、お蕎麦を食べようと思ったら、火曜日はお休みでした。
根津神社の桜の木。


古い木なのでしょうか。
倒れそうなのをつっかえ棒で支えています。

喫茶店を求めて上野まで戻ってきました。


家に帰って携帯の万歩計を見ると、17000歩になっていました。
どうりで疲れました。

「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」@国立新美術館2018/03/14

ビューレル・コレクションとはなんぞや、と思ったら、スイスの大実業家の名前だったのですね。
彼のコレクションの全作品がチューリヒ美術館に移管されるので、コレクションの全体像を紹介する最後の機会だからということで、日本で展覧会をすることになったそうです。


左側のセザンヌの作品は美術の教科書に載っていたような気がします。
右側の≪イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)≫は絵画史上、最も有名な少女像だとか。
この少女の絵の前は人だかりができていて、近くに寄ることはできませんでした。


もう一つの話題はモネ晩年の睡蓮の絵です。
最後に展示されているのですが、写真を撮ってもいいらしく、みなさん撮っていました。

コロー、ドラクロワ、マネ、モネ・ピサロ、シスレー、ドガ、ルノワール・・・。
有名どころの絵が続きます。

      モネ ≪ヴェトゥイユ菌く小野ヒナゲシ畑≫

目を引いたのは、ゴッホの≪花咲くマロニエの枝≫です。


オランダのゴッホ美術館に行った時に、彼の描く花の絵に惹かれましたが、この絵もいいですね。


風景画もよいです。≪アニエールのセーヌ川にかかる橋≫。

10時頃は人が少なかったのですが、11時頃になると混みます。
私は第4章ぐらいからゆっくりと見ました。

今日のランチはインド料理のビュッフェにしました。


席に通されても説明も、おしぼりもなし。
とりあえず料理を取りに行きました。
他の人がナンを食べているのに、ナンが置いてないので、聞いたら後で一人一枚持ってきてくれるとのこと。
おかわりもできるそうでした。
接客に難がありましたが(予約していないから?)、お腹がいっぱいになりました。

「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」@世田谷美術館2018/01/18



久々の世田谷美術館です。
残念なことに天気がよくなかったので、公園内を散策できなかったです。
こういう公園の側に住んでいると犬の散歩にいいなと思います。

世田谷美術館は何回か来たことがあるのですが、美術館内の様子をあまり覚えていません。
人が少なく、落ち着いた美術館で、ゆっくりと鑑賞できます。

第1章 パリという舞台ー邸宅と劇場にみる18世紀のエレガンス
ルイ14世の治世が終わり、パリが文化の中心になります。
サロンが現れ、舞台で使われたドレスや髪型が流行の先端になります。


こんな髪型をしていると首が痛くてたまんなかったでしょうね。
横に広がったドレスは通行の邪魔になりますよね。
流行を追うのって、大変です。


第2章 日々の生活ー家庭と仕事、女性の役割
18世紀末のフランス革命後、社会は変化し、仕事を持つ女性が現れてきました。
しかし、未だに女性は家庭にという伝統的価値観が大勢をしめていました。
女性を揶揄する風刺画に、この時代の女性の地位が現れています。

第3章 「パリジェンヌ」の確立ー憧れのスタイル
ナポレオン三世による第二帝政が終わると、パリの街の大改造が行われます。
人々はショッピングにいそしみ、パリの流行はアメリカまで伝わっていきます。


横に広がっていたスカートが後ろの膨らみになっています。
5つのパーツに分かれていると書いてあったのですが、4つまで予測できても、後の1つはわかりませんでした。


素朴なアメリカのかわいい女の子です。
帽子に雛菊がありますが、フランス語で雛菊は「マルグリット」というんですね。

第4章 芸術をとりまく環境ー製作者、モデル、ミューズ
19世紀後半、女性は未だ、美術教育機関であるアカデミーに入れませんでした。
女性は製作者、モデル、画家のミューズとして活躍していきます。


ベルト・モリゾの描いた白い花。彼女は母親と子供を描いていますが、花だけは珍しいです。


マネの≪街の歌い手≫。修復後の公開なので、色鮮やかになっています。


ピカソのミューズ、≪フェルナンド・オリヴィエ≫。

第5章 モダン・シーンー舞台、街角、スタジオ
1900年の万博前後からパリにミュージックホールやキャバレーが次々に開店します。


バナナスカートを着ているジョセフィン・ベーカー。
舞台で踊っている姿が見られます。

それほど人が多くないので、ゆったりできるのはいいのですが、内容的にはちょっと物足りない感じでした。

レストラン「ル・ジャルダン」でランチを食べることにしました。
思いだしたのですが、このレストランは結構待たされるのです。
満員というわけではないのでどうしてなのかわかりませんが、たぶん従業員が少ないのかもしれません。


前菜はホタテ。


メインはダイエット中のため真鯛のポワレにしました。
この後、紅茶か珈琲でデザートはつきません。

バスの便が少ないので、よく調べてから行くといいと思います。

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」@東京都美術館2017/11/14

紅葉まっさかりの上野公園へ行くと、「TOKYO数寄フェス2017」というものをやっているらしく、噴水のところにこんな建物が立っていました。


色々なプログラムがあって、楽しそうです。
19日までです。

久しぶりの美術展です。


絵は1888年から1890年の物が大部分です。
1888年といえば、ゴッホがアルルへやってきた年。
あのゴーギャンとの2ヶ月があった年です。
今まで見たことのない絵ばかりでしたが、私の好きなゴッホの風景画や花、植物の絵があったので、私にとってはいい展覧会でした。


まず、自画像はこの「画家としての自画像」(1888年)です。
たくさん自画像を描いていますが、キャンパスと絵具や筆を持っているのはこの絵だけのようです(他にあったら教えてください)。


意外に思った絵はこれです。
ゴッホというと、黄色というほどなのですが、赤はあまり印象にありませんでした。
この「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」(1888年)は赤が効果的に使われています。


ゴッホの描いた海の絵。「サント=マリーの海」(1888年)
波のうねる様子がよく描かれています。


日本の浮世絵の人物画を参考にして描いたらしい肖像画「アルルの女(ジヌー婦人)」(1890年)。
温厚で読書好きな人柄が描かれていますね。


花の絵も素敵です。
「夾竹桃と本のある静物」(1888年)。

今回結構気に入ったのが、何の変哲もない木の幹を描いたものです。

         「下草とキヅタのある木の幹」(1889年)

この絵も何やら想像させられる絵です。

          「ポプラ林の中の二人」(1890年)

この二人の関係は?
何を話ているのかしら?

日本に夢を馳せていたゴッホですが、その夢はかなわぬものだったのでしょうか。

美術館にあったレストラン「アイボリー」がなくなり、精養軒が引き継いだようです。
プリフィックス・メニューを頼んでみました。


前菜の盛り合わせ。


メインは牡蠣。これにコーヒー。
デザートは食べたかったのですが、我慢しました。