新年 ― 2015/01/01
昨年に引き続き喪中のため、ひっそりと新年を迎えました。

今年の我が家の御節は某デパートのものになりました。
夫曰く、昨年のよりもおいしい。
二人で食べるには十分すぎる量です。
昨年読んだ本の中で印象に残ったものを思い出してみました。
<海外ミステリ>
この2つのシリーズは北欧が舞台です。
北欧の持つどんよりとした暗さが、他の国とは違います。
<日本ミステリ>
柚木裕子 佐方貞人シリーズ
安東能明 柴崎令司シリーズ
俗にいう警察物。
<漫画>
『獣医ドリトル』参考になります。
『繕い裁つ人』独特の世界観がいい。
『雨柳堂夢咄』骨董の世界に浸ってみたい。
『花宵道中』 吉原に生きる女性の心情が悲しいです。
こうやってみると、私の好みがバレバレです。
今年はバレエや演劇、コンサートなどに行きたいと思います。
出無精が治るかしら?
犬たちにはお正月だからといって特別なものは食べさせませんでした。
犬にとってパパママがずっと家にいてくれるのがお年玉ですから。
昨夜、夜中に起こされ、寒い庭に連れられて迷惑そうでした(笑)。

兄は相変わらずカメラを向けるとそっぽを向きます。
弟のご飯を盗むようになったので、弟が食べている間はソファにいさせます。
つまらなそうにしています。
弟は兄が好きなので、ご飯を一緒に食べたくて、兄の所に行きます。
そうすると、兄はご飯を盗られると思い怒ります。
弟は兄にご飯を盗まれても、全く怒りません。
やはり育ちの違いですかぁ。

どうみてもかわいいには程遠い弟です。
この頃、かすれた声で吠えるようになりました。
大晦日に体重を測ると2キロでした。
デカヨーキーへの道を着実に歩んでいます。
二匹が早く一緒に散歩ができるようになるといいのですが。
今年の目標は二匹一緒の散歩が出来るようになるです。
山本ルミ&世鳥アスカ『患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』 ― 2014/12/19

kindleショップで安くなっていたので買って読んでみました。
六本木にこんな診療所があったんですね。
海外から来た人たちにとってはオアシスみたいなところだったんでしょうね。
アクショーノフ医師は満州出身のロシア系無国籍人。
日本で医師になり、六本木で外国人専門のインターナショナル・クリニックを長年開業していました。
残念ながら、今年90歳でお亡くなりになり、クリニックは閉じることとなりました。
漫画ではありますが、クリニックにやってくる外国人たちと、彼らと接するドクター及びナースの奮闘ぶりがおもしろいです。
アクショーノフ医師は日本の赤ひげ先生みたいなもんです。
お金のない人からはお金をとらないし、浮世離れしているし。
あのマイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンなど有名外国人を診察しても、何をしている人か全くわからなかったらしいです。
このクリニックに一度でもいいから行ってみたかったです。
あ、外国人じゃないから無理か・・・。
漫画を読んだ後で、「ほぼ日」で「六本木に国籍のないドクターがいた。」という特集をしているのに気づきました。
興味のある方は読んでみてください。
宮木あや子『花宵道中』 ― 2014/12/18
『花宵道中』は映画で評判になっていましたね。
花魁の話ということで、前に漫画で『おいらん姐さん』を読んだこともあり、「どんなもんかい」ということで、漫画と小説の両方を読んでみました。

最初に読んだのが、斎木久美子さんの漫画の方です。
一巻目がkindleで〇円だったので、ありがたいですわ。
おもしろくなかったら二巻は買わなければいいんですから。
そう言いながら全六巻読んでしまいました。
遊女の悲しい人生が素敵な絵で描かれています。

漫画の後に原作を読んでみました。
2006年「女による女のためのR-18文学賞」の大賞・読者賞受賞作品だそうです。
意外だったのは、漫画と原作の間の違和感が全くなかったことです。
ということは、漫画が原作の世界を壊すことなく描いているということですね。
最初は漫画をノベライズしたのかしらと思ったもの。
こういうとあれですが、小説というには拙すぎる文だからかしら・・・?
漫画ではどうしても遊女たちの優雅な様子の方に目が行ってしまいますが、文字で読むと、これが貧しかった昔の日本の現実なのだという思いがつのってきます。
つくづくと今の世に生を受けてよかったと思います。
さて、我が家の二人組はというと、しつこい弟を兄が嫌がっているというのは相変わらずです。

カートに乗る前に、二匹で仲良くいられるように予行練習中です。
二匹の間に微妙な距離があります。
兄はトリミングが必要ですが、今月は伸ばすとどうなるのかという実験(?)をしています。
あまり毛は伸びずに絡まっていくようなので、来週にはトリミングをしてもらいます。
今までのように一か月ごとにトリミングにしますわ。

昔から葉っぱを咥えるのが好きな兄です。
大人になっても咥えています。
散歩を始めてから、弟は道の上にあるものを絶対に咥えません。
これって育ちの違いでしょうかね?
ブリーダーさんの家でセレブに育った弟と、某ペットショップでほったらかしにされた兄。
私的には兄の方がかわいいです。
弟はまだまだお子ちゃまですもの。
夏緑 『獣医ドリトル 19』& 池辺葵 『サウダーデ』 ― 2014/11/09

何やら『獣医ドリトル』も終わりに近づいているという噂です。
切りのいい20巻で終える予定なのでしょうかね。
事故で漂流していた豪華客船が日本近海に流れ着き、船内に残っているネズミが上陸してしまうと病原菌をばらまく恐れがあるということで、船に殺鼠剤を撒くことになります。
しかし、船内に愛猫を残してきたという老女が現れ、ドリトルこと鳥取と花菱が難破船に乗り込み猫を探すこととなります。
動物愛護とはいいますが、愛護すべき動物が人間に災いをもたらすこともあり、兼ね合いが難しいですね。
自分の犬がそうなったら、人間の命を優先するために犬を殺せるのか。
よく考えてみますわ。
ドリトルの親のことが次回明らかになるようです。
やっぱり20巻で終わるのでしょうね。

『縫い裁う人』を描いた池辺さんの作品ということで、読んでみました。
題名の「サウダーデ」はポルトガル語で「郷愁、憧憬、切なさ、哀惜、ノスタルジー、孤愁、未練・・・」などの意味合いを持つ語だそうです。
語源はラテン語の「solitate(孤独)」だそうで、訳すのは難しい語のようです。
「サウダーデ」という名の喫茶店の店主の芳乃は今時珍しい人で、マナーの悪い客にはちゃんと注意し、常連さんを重んじ、5人以上の客はお断りするという儲け度外視の人です。
ガサツなようで、ちゃんと人のことを見ています。
自分が気に入った人なら、その人のために尽くします。
彼女の目指すのは、故郷のような喫茶店。
そこにあると考えるだけで、心がほっこりし、いつかまた帰りたくなるような。
彼女もまた待つ人だったのです。
彼女の独特の世界がいいです。
別の作品も読みたくなります。

阿佐ヶ谷にあるジェラート屋さんでジェラートを食べてみました。
こんな所にあるのというような所にあります。
イタリアのジェラートよりも上品で繊細な味です。
お茶系のジェラートが多く、利平栗やパンの入ったジェラートもあります。
頼んだのはほうじ茶を使ったのと栗のかな?
いい素材を使っているという感じです。
山本おさむ 『今日もいい天気 田舎暮らし編 & 原発事故編』 ― 2014/11/03
原発事故から三年以上も経ち、人々の暮らしから忘れられつつある現在、未だ原発からは放射能が出続けています。
これでいいんだろうかという気持ちはあっても、一体、自分になにができるのか、それがわかりません。
日々の暮らしに流されているのが現実です。
山本さんは漫画家だそうですが、どんな作品を描いているのか、全く知りませんでした。
最初に読んだのは、『今日もいい天気 原発事故編』。
この本だけでは彼の中にある怒りや空しさなどを理解できないと思い、彼の描く原発事故前の、のどかな福島の暮らしを味わってみようと思い、『今日もいい天気 田舎暮らし編』も読んでみました。

彼だけではなく、福島に住んでいた人はみな福島の自然は美しいと言います。
彼はたまたま車で東北の温泉に行った帰りに、奥さんの両親の出身地・福里村のオジの家に立ち寄ったことから、軽い気持ちで田舎暮らしをすることにしてしまいます。
都会もんですから、色々と失敗をします。
雪国や田舎に暮らしたことのない人にはわかりませんものね。
しばらくして妻の両親もやって来ます。
山本さんは仕事のこともありますから、東京と福島を行ったり来たりしますが、奥さんと両親は福島で暮らし始めます。

3月11日、山本さんは埼玉の仕事場にいました。
福島の家は原発から70キロ離れています。
それでも奥さんと犬のコタのことが心配だった山本さんは、奥さんに福島から脱出するようにと言います。
埼玉に無事に避難してきた一人と一匹でしたが、もはや福島へは戻れません。
さいたま市で避難生活をすることとなります。
幸いなことに奥さんの両親は原発事故前に福島でお亡くなりになっていました。
埼玉に来てから奥さんは口内炎ができ、不思議なことに犬のコタは事故以来声がでなくなっていました。
コタを被ばくさせてしまったと悩む山本さん。
なんとかして福島に暮らせるようにしようと、自分で除染をしようと奮闘する山本さんでしたが、そう簡単にはいきません。
福島の現実に直面するたびに湧いてくるのは、国や東電、政治家、経済人に対する恨みばかり。
「国や東電はダラダラと時間稼ぎをし、反原発熱が冷め私たちが福島を忘れるのをまっているかのようです。彼らは私たちをなめきっています。「脱原発」を口にしながら再稼働を画策しています。忘れないでください。心に刻んでください。そしてあきらめないで行動してください。私もそうします」
福島のことは決して忘れてはいけないことであると心に刻んでいきたいと思いました。
最近読んだ漫画 ― 2014/08/29
読んだものを一つ一つ書いていくと、そのうち忘れてしまいそうなので、いっぺんに載せておきます。
世の中便利になって、本屋に行かずに本が買えます。
0円漫画で何巻か見て、おもしろそうなものを買ってみたりしています。
その中で気に入って読んでみたのが、江戸物。

吉原の話です。
禿(かむろ)が語り手で、彼女の使えている花魁が橋立花魁。
この橋立花魁がなんと、SM女王風で、性格のきつさから地獄太夫とまで言われているという設定です。
彼女の気風の良さが魅力的な漫画です。

ドラマにもなっている『獣医ドリトル』。
この中に、盲導犬のことがでてきましたが、同じような事件が、ついこの間、報道されました。
盲導犬が吠えないのをいいことに、駅のエスカレーターに乗っている時にフォークのようなもので刺した人がいるというのです。
こういうことをする人の存在って怖いですね。
「獣医はビジネスだ」といいきり、金がない奴の動物は診ないといいながらも、動物に優しい、一流の獣医師ドリトルこと鳥取健一が主人公。
ペットを飼うということでもたらさられる責任と、動物はただかわいがればいいというだけではないということ、動物も人も自然界の一員であるということなどを教えてくれます。
獣医希望の人やこれからペットを飼いたい人にも読んでもらいたい漫画です。

弁護士・筧史郎と美容師・矢吹賢二のゲイ・カップルの日常を描いた作品。
筧さんの美味しいご飯が、この漫画の見どころです。
といっても、私はまだ一度も出てきた料理を作ったことがないです(恥)。
弁護士だからお金があると思うのですが、筧さん、お金使いません。
2LDKの住まいは事故物件で月10万円、食費2万円ですって。
すごい。我が家は食費にいくら使っているのかしら・・・。

『海街diary 6 四月になれば彼女は』。
これは映画になるそうです。
香田家の四女、すずの母親の故郷、金沢に行く四人姉妹。
月日は過ぎて、すずは自分の進路を決めなくてはならなくなります。
すずの成長を叔母(母?)のような気持ちで見守りますわ。

今回紹介した漫画はどれもお勧めですが、一番気に入ったのが、この『繕い裁つ人』です。
この漫画も映画になるようです。
祖母から受け継いだ南洋服店でオーダーメイドの洋服を作っている市江。
彼女の作る洋服に惚れ、ブランド化を狙っていた百貨店社員・藤井。
この二人を軸に物語は進んでいきます。
読み進むうちに、まるで失われた日本を見るような錯覚に襲われます。
時間の止まったような洋服店には作り手の意思がどっしりと居座っています。
現代の消費社会は便利です。
これが気に入らなければ、別の物を買えばいい、そう思いながら物を購入しています。
物に対する愛着がなくなってしまっています。
市江さんのような人の作る洋服を着るということが、何物にも代えがたい一番の贅沢ですね。
荒川弘 『銀の匙 12』 ― 2014/08/22

大蝦夷農業高校で無事に一年間を過ごした八軒。
次の一年がいよいよ始まりました。
今度は起業という目標があります。
ヤクザ風の怖い父親からお金を出資させるために、いろいろなと企画書を書いて送っているのですが、すべて却下されています。
そんな折に、お騒がせ大川先輩がメスブタの元ぶちょーを連れてやってきます。
表紙の絵の下にいる黒豚が元ぶちょーです。
名前が変ですがね。
大川は元ぶちょーを太らせて食べることができないと言い出します。
そこで八軒は大川先輩を代表取締役、自分は取締役で会社を作ることにします。
最初は頭でっかちのさえない奴だったのに、エゾノーで過ごすうちに、だんだんと彼のいいところが引き出され、たくましくなっていく八軒です。
エゾノーのような学校が本当の学校のような気がします。
さて、わがやのわんこ。
トリミングに行ってきましたが、その後、パソコンをやっている私の膝の上で吐きました。
ティッシュの上で吐いたので、どこも汚れなかったのですが、黄色い胆汁だったので、お腹が空きすきなのでしょうか?
ご飯をやったら喜んで食べています。
いつも同じ時間に食べさせているので、今日だけお腹が空き過ぎることはないと思うのですが、トリミングってお腹が空くのね。
ふやかしてやったら食べません。仕方なくカリカリフードにしたら、ペロッと食べていました。
贅沢な奴だ。

トリミング後はこんな感じです。
ハサミでカットなので、長さはこれぐらいです。
もっと短くするにはバリカンだそうです。
ジョー・指月 『緋が走る』&『美咲の器―それからの緋が走る―』 ― 2014/08/10
陶芸漫画です。
kindleで三巻まで0円だったので読んでみたらおもしろいので、最後まで読み進みました。
ついでに続編まで読んでしまいました。
陶芸ってあこがれでした。趣味が陶芸ってなんかよくないですか。
一度、陶芸をやっている人にやらせてもらい、私の腕の力がないのを実感して、諦めました。
土をこねるのができないのですよ。
普通の人はやっているうちに力がついてくるということもあるのでしょうが、頸椎症で腕に力が入らないので、ちょっと無理ですね。

東京の大学に通っている美咲に萩にいる父が電話をよこし、手伝いに来てほしいと言われます。
すぐにいくと、すでに父は亡くなっていました。
美咲は父の言葉に従い、窯から父の最後の作品を取り出しますが、その中に奇妙な器を見つけます。
器の側面に鮮やかな赤が・・・。
それは、陶芸に置いて最高の美と言われている「緋」でした。
美咲は父の遺志を継ぎ、陶芸の世界に身を投じ、「緋」を追及することにします。

緋の器の後の美咲の次なる目標は、自分の器を究めることでした。
そのために美咲が始めたのは、日本や海外の窯元を巡るということでした。
その時に出会ったのが、究極の青磁といわれる「天の器」。
「天の器」を作るために、美咲は七つの秘薬を求め、旅を続けます。
「天の器」の勝負が終わった後に、美咲は自分の出生の秘密を知ってしまいます。実母を探すために、母の足跡をたどり、日本国内の窯元を訪れます。
無事に美咲は実母に会えるのでしょうか。
ちょっと絵が男性に媚びているようです。
あんなに肌を露出するような服を着て、陶芸ができるはずがないですもの。
まあ、少年漫画誌に連載していたので仕方ないのでしょう。
なんでも勝負というところが美の世界にそぐわないと思うところもあります。
美って勝ち負けではないのですから。
陶芸の世界は過酷で男社会で、どろどろとした嫉妬とか何やらが渦巻いているところという感じがよく描かれていて、そんなもんなのだろうなぁと思いました。
美咲が自分の器を究めたとことが描かれていないので、このシリーズ、まだ続くのでしょうか?
中年になった美咲も見たいですが、少年漫画誌には載らないでしょうね(笑)。
この頃、公園に行く時によく利用するのが、東小金井駅。
駅近のお店を色々と試してみました。
まず、人が並んでいるのを見たので、入ってみたのが、ラーメン屋さん。

宝そばっていう、汁のない油ソバ。
私はラーメンをめったに食べない人なので、味をどうこう言えませんが、これでも油っぽいですね。
一緒に食べた餃子は・・・。
知り合いによると、美味しい豚骨ラーメンのお店もあるということなので、次に行った時に試してみますわ。
私が気に行ったのは、駅すぐの、東小金井らしからぬカフェ。
ベルギー発祥のベーカリーレストランだとか。
代官山、日比谷、表参道などにもあるらしいです。
何でここにという感じです。
ランチではチキンコブサラダがいいです。

この山盛りサラダにたっぷりのスープと飲み物がつきます。
パンはおかわり自由。
持ってきてくれる時と、くれない時があるので、欲しかったら言いましょうね。
ジャムはつけ放題ですが、私は何もつけないか、バターが欲しいです。
女性好みのお店ですが、場所柄どうなんでしょう?
大学が2つありますが、理系の大学ですし、学生にはお値段的にお高いような。
駅から離れたところに名古屋発の珈琲店があります。
ゆったりとした座席で、とにかく量が多い。
男性にはうれしいでしょうね。
カツサンドなんか、女性は一人では食べきれませんわ。
ここで気に入ったのが、かき氷。
普通、こういう喫茶店で食べるとキーンと頭が痛くなるでしょう。
でも、ここのは頭が痛くならないのです。
これまた量が多いので、スプーンを二つもらって食べました。
他にもいくつか試したところがありますが、書かない方がいいでしょう。
ネットに載っているのを参考にして行ったのですが、あてにしない方がいいようです。
私だけでしょうか、書かれた日付を見ないのは。
変だと思ってよく見てみると、大分前に書かれたコメントだったということがありました(笑)。
波津彬子 『雨柳堂夢咄』 ― 2014/07/03

私的に、はまる漫画です。
雨柳堂の店主の孫、蓮はものの想いを聞くことのできる不思議な力を持っており、骨董品の目利きでもあります。
雨柳堂に持ってこられるものが引き起こす不思議な出来事。
ものの想いを蓮が受けとめ、解決していきます。
今のものに溢れた生活をしていると、ものを大事にするという気持ちが薄れていきます。
昔の人はものを大事にして使っていたため、ものに想いが残ることが多いのでしょうね。
付喪神などもその一種でしょう。
ものを大事にしない私はついついiPhone5をiPhone5sに替えてしまいました。
使い方は変わりありません。
指紋認証などという機能があってさっそく使ってみました。
夫が帰ってきたら彼の指紋でも使えないか試してみようと思います。
カメラも新しくなったというので、明日にでも何か撮ってみようと思います。
それほど使いこなせないでしょうがね。
そろそろiPhone6が発売されそうですが、後2年はこれで我慢しますわ。

我が家のわんこはやっと暑さに慣れてきたのか、この頃餌を完食しています。
前足上げは相変わらずやっています。
食べたらソファの上にのせて動けないようにしているので吐くこともありません。
公園まで歩いていくと道路の暑さで疲れるようなので、公園まで抱いて行って野原で遊ばしています。
抱いているとわんこの熱で人間の方が疲れます。
今頃、自転車の前籠に犬を入れている人が多いのに気づきました。
そんなわけで自転車を買いました。
これで暑い思いをしないで、わんこを公園まで連れて行けます。
夫は心配性で、誰でも入れる自転車置き場なので、盗まれたり、いたずらされないかと心配しています。
安い自転車なので、そんな心配はないと思いますけど、笑。
芦原妃名子 『砂時計』 ― 2014/06/15
kindleの無料お試しで興味のあるものをダウンロードして見ています。
その中で気に入ったのが、この『砂時計』です。

植草杏は12歳の時に親が離婚したため、母の実家のある島根に越してきました。
最初は島根に溶け込めない杏でしたが、北村大悟や月島藤、月島椎香に出会い、楽しい時を過ごすこととなります。
しかし、精神的に弱いところのあった母の美和子が自殺してしまいます。
一人の少女が不幸を乗り越え幸せをつかむまでを時系列ごとに描いてあります。
杏は母の死をどう乗り越えていくのか。
それにともない、大悟との関係はどう変化していくのか。
楽しみながら読み進みました。
ただのボーイミーツガールで終わらない作品です。
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