LS・ホーカー 『プリズン・ガール』2017/06/25

雨の日はカラスがいないかと思ったら、さにあらず。
相変わらずカアカア鳴いています。
昔、トリフォーだかの「鳥」という映画がテレビでやっているのをチラッと見ましたが、怖かった。
カラスは大丈夫よね。


18歳のペティは3歳の頃から父親と二人で要塞のような家に住んでいました。
父から軍人のように銃器の扱いと対人戦術を教わり、学校へも行けず、孤立した生活を送っていました。
もちろん、周りからは変人扱い。
ところが、父が急死。
これで人並みの暮らしができると思ったのに、やってきたのは気色の悪い中年男性の遺言執行人。
弁護士から聞かされた遺言内容は思ってもみないものでした。
このままでは囚人のように一生を終わる可能性があるとみたペティは、自分の過去を探るために、弁護士事務所から父の遺品を奪い、町から逃亡します。
(以下、ちょっぴりネタバレあり)

弁護士と遺言執行人の意図がわかりません。
お金でしょうか?
ストーカーから逃げるにしても、こんなにしないとダメなのでしょうか?
父親はやり過ぎですよね。
実際、ストーカーは彼女たちを探していなかったわけですし。
彼女に付き合わされる男の子がかわいそうでした。

映画にしてもいいかもしれませんね。
面白く読めましたが、ミステリとしては・・・。

姪の結婚式2017/06/11

姪が結婚しました。
結婚式は若い人に人気のある素敵なステンドグラスのある教会とレストランのある式場でした。


パイプオルガンとバイオリン、チェロなどの演奏、三人の女性の歌、外人の牧師風の方。
若い女の子なら誰でも夢見る式ですね。


新郎・新婦の入場。


歩きにくそうだったのは、そう、後ろの裾を持ってくれる人がいなかったからですね。
つまずかないか、心配でした。
こういうドレスが人気なのですね。


指輪の交換をして、キス。
姪のお父さんはこの時目を伏せていたそうです。


結婚証明書にサインをしたり、何か色々とあるらしいです・・・。


庭ではライスシャワーの後、花嫁退場。
後片付けが大変だからか、ライス(お米)ではなくリボンをふりかけました。

披露宴はビデオあり、余興アリ、新婦のお手紙あり・・・。
この頃、結婚式には縁がなかったので、こんな感じで若い人たちはやっているのねとおもしろかったです。


アミューズ。


前菜。


魚料理。(私はこれが一番気に入りました)


肉料理。


ウエディング・ケーキ。


甘いもの色々。

お料理は男性には物足りないでしょう。
私はデザートでお腹がいっぱいになりました。
もう、甘い物はいりません(といつも言っていますが・・・)。

お色直しは一回で、ピンクのこれも後ろの裾が長いドレスで、かわいかったです。
写真を撮ると、私のデブさがよくわかり、甥が来年の三月に結婚するので、それまでにダイエットをしようと思いました。

兄は姪のお手紙の時も泣きませんでしたが、彼女の兄の甥と我が夫が大泣きでした(笑)。

全てが終わった後に、兄曰く、「〇〇(姪)がミーハーなことがわかった」
私、「女の子がやりたいことをすべてやったから満足したんじゃない」
兄、「いいや、人間は欲深いから、満足することはない」「あいつはウエルカムドールをおばあちゃんに買わせようとし、祖母がネットで頼めないので、俺に買えといいやがった」
かわいい娘が嫁に行ったのに、色々と言う兄でした。
最後のとどめは、「(もらった出生時の体重と同じ重さのテディベアを)これ軽くなりませんか」と会場の係の人に聞いていました(笑)。
北海道に持って帰らなければならないので、重くて嫌だったみたいです。

ついでに、私の少人数の結婚式のことを言いだし、「あのドレスは高かっただろう(銀座まで行きましたねぇ)」とか「あの結婚式はよかった(某ホテルで家族だけでしたもの)」、「ウエディングロードを一緒に歩いたことを、亡父がとっても喜んでいた(ステップがふめず、笑いましたが)」とか言っていました。
親がして欲しがったので、急遽、式場探しをし、式まで三カ月もなく大変でした。
あの頃は、痩せていたわねぇ・・・(遠い目)。

とってもいい結婚式と披露宴でした。

南木佳士 『ダイヤモンドダスト』&『陽子の一日』2017/06/02

や~、びっくりしました。
今頃!ということがあったのです。
10月に検査入院をするために離職し、それから七ヶ月が経ってから、離職票が郵送されてきました。
夫の扶養になるために離職票が必要と言われ、11月下旬にハローワークに行ったら手続きがされていませんでした。
短期間で辞めたから雇用保険に入れないのではと判断され、扶養手続きが出来たので、おかしいと思っていたのですがそのままにしておいたのです。
なにしろ失業保険はもらえませんから。
それにしても今頃になってから手続きしたのね。
失業保険がこれだったら、年金はどうなっているのか調べた方がよさそうです。
ちゃんんとした企業なのですが・・・。



南木圭士さんが「ダイヤモンドダスト」で芥川賞をとっていたとは知りませんでした。

タイ・カンボジア国境の難民キャンプで医療活動をしていた人たちが日本に帰ってきてからのことを描いた四作品が収録されています。
自然の中に生きる人々の生活と思いが淡々と描かれています。


陽子は信州の総合病院で30年以上も働くベテラン医師。
女手一つで子供を育て、重症の入院患者を担当してきましたが、還暦を迎え、最先端の技術にはついていけない自分を感じていました。
今は外来診察と人間ドックの患者さんへの説明を引き受けています。

そんなある日、院内メールが届きます。
送ってきたのは後輩の医師で、メールに添付されていたのは陽子の元同僚、黒田の「病歴要約」でした。
陽子は診察の合間に「病歴要約」を読み進みます。

現役医師の書いた本をこの頃よく読んでいます。
自分が入院して、医師や看護師と接してみて、この人たちは何を考えているのかと思いました。
入院するまでは、医療に携わる人たちは私なんかにはマネのできないすごい人たちだというように思っていました。
残念ながら今は、私と同じ人間で、欠点も美点もある、時には間違えることもある人たちという感じに変わりました。
絶対的な信頼感はないけれど、でも人間としての誠実さは欲しいという感じです。

黒田とか陽子のような医師に出会いたいと思いました。

湯山玲子 『女ひとり寿司』2017/05/19



このシクラメンは次々と花が咲き、こんなになってしまいました。
暑くなっても花が落ちません。


暑くならないうちに庭で遊ばせると、相変わらずボールを追います。
普通食と療養食を半々にして食べさせていますが、それほど体重は増えません。



出版・広告デレクターの湯山さんが、未だに(だよね?)女性が進出していない寿司屋に、一人で乗り込みました。

はっきり言って、私は寿司屋に一人で入ったこともなければ(ランチであったかも・・・)、日常的に寿司屋を利用することもありません。
寿司屋の雰囲気が苦手ですし、一番気になるのはお値段です。
一般の人々は寿司屋を普通に利用しているのでしょうか?

最初は湯山さんは雑誌とタイアップして女ひとり寿司をやったようです。
名だたる一流店を網羅しています。
うらやましい。
やっぱり広告業界にいた人は違うんですねェ。
一回の食事に2万円(かもっと?)も出せませんわ。
本自体は面白く読めたのですが、住む世界の違いを感じました。

「どこまで一人でいける?おとなの女のおひとり様レベル」などというのを見てみると、レベル10の最高ランクが、高級和食の料亭や高級フレンチだそうです。
私はというと、レベル・7ひとり国内旅行やレベル8・ひとり海外旅行はできます。
でも、レベル2・ひとり焼肉、定食屋(チェーン)とかレベル4・ひとりラーメン、牛丼、回転寿司はできません。
そういえば、スペインでは食事はみんなでするもので、一人で食べていると奇異な目でみられるそうです。

食べることが好きで、お金に糸目をつけない、初めての場所や人が苦手じゃない人はひとり寿司を楽しめるでしょうね。
私は食べることが好きでもお金をあまりかけたくないし、人見知りですし、一人でレストランなどで食べることが苦手なのでしませんが、そのかわり旅行は一人で行っちゃいます。

誰か連れて行ってくれないかなぁ・・・。(フェニミズムの人に怒られるかな)


森下典子 『前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って』2017/05/12

まだシクラメンが咲いています。


シクラメンの後次に昨年買って植えておいた薔薇の花が咲き始めました。
今年は花にとってはいい気候なのでしょうかね。

自分の前世に興味がありませんか?私はとってもあります。
今まで前世が見えるという何人かの人に見てもらいました。
覚えているものとして、
大昔の韓国の剣を作る職人の弟子、ルーマニアの体操家、イギリスの看護師、ベルギーの布を織る女性など色々なことを言われました。
職人とか医学に関する仕事につく率が多そうです。
言われた場所には行ったことがあります。
男女半々ぐらいの割合で生まれ変わっています。
人は何回も生まれ変わっているようですから、まだ前世がありそう。
オーラを見てもらった女性に見てもらおうかしら。


森下さんが仕事で京都に住む女性に前世を見てもらったら、二つの過去生が出てきました。
ひとつは鑑真和上の弟子。
そして、もうひとつがイタリアのルネサンスの彫刻家でした。
京都の女性はそれは詳しく見える人らしく、彼女の言ったことと書いたメモを参考に図書館などで調べていくと、実際にいた人のようでした。
日本の図書館では限られたことしかわからないので、森下さんはイタリアのフィレンツェに行き、調べていくことにしました。
彼女の前世への冒険の始まりです。

森下さんは全く前世を信じない人でした。
その彼女が京都の女性の言葉をもとに、イタリアで自分の前世を調べていき、驚愕の事実に驚くのです。
しかし、そこはスピリチュアルなことに全く興味のない森下さんですから、その事実に驚きはしても、むぜび泣いたりせずに、冷静に対処しています。
この時の恋人も生まれ変わっていて会ったのですが、二人の間に何も起こらず・・・まあ、そんなもんでしょうね。

私も同じような旅に出たいなと思います。
でも、前世が有名人ではなく普通の人の生まれ変わりなら、どうだったかなんて調べようがないですよね。残念。

前世なんか信じない人でも、おもしろく読める本です。
なお、京都の女性は前世を見ることを商売にしていないので、見てもらうことはできないようです。
今も見えるのでしょうかね。