『カプチーノはお熱いうちに』を見る2017/03/06



クリスマスローズが満開(?)になりました。
去年まではポツポツと一種類ずつ咲いていただけなのに、今年は三種類の花が同時に咲きました。
ウメを植えたら枯れ、ボケを植えても枯れたのに、何故かクリスマスローズは元気です。


うれしいことに、七年ぐらいたつシクラメンがまた咲くようです。
そろそろ植え替えをしたりしなければと思いつつ、そのままの鉢です。


我家の犬たちは相変わらずです。
兄はせっせと草を食べ、弟はボールを追いかけています。
(おしっこで庭が臭くなったら嫌なので、おしめをしていますが、兄はおしめをするとしないみたいです)



題名からラブロマンスだとばかり思って見たら、途中から「エー!」と思いました。
ラブロマンスと思わせて女性客を増やそうとしたんでしょうか?
イタリア語の現題は「シートベルトをご着用ください」だそうです。
(ネタばれあり)

カフェで働くエレナは自分でカフェを経営することが夢でした。
雨の日に、アントニオという粗野な男に出会い、二人は激しい口論をします。
後に彼は同じカフェで働く友人のシルヴィアの彼氏だということがわかります。
生まれも育ちも違い、反発しあいながらもいつしか惹かれあう二人。

エレナに友人たちとカフェを経営する機会が訪れます。

結婚してから13年、子どもも2人できました。
エレナのカフェ経営は順調でしたが、浮気者のアントニオとの仲は最悪でした。
そんなある日、伯母と一緒に乳がん検診に行くと、なんと乳がんにかかっており、だいぶ進行していました。
エレナの病気のことを聞き、アントニオは激高し出て行きます。
抗がん剤治療が始まります。

辛くても幸せな過去があれば乗り越えていける・・・かな?
人生何が起こるかわからないから、今を大事にしましょうって感じかな。

題名に騙された感が強く、病室の場面が見るのが辛く、私としては見なくてもよかった映画になってしまいました。
妻の病気のことを聞き、いい夫になるっていうのもありきたりだよねぇ。
こうなる前からちゃんと夫をやっとけよと思いました。

髙田郁 『あきない世傳 金と銀 三 奔流篇』2017/02/21



買ってきた花を植えていたら、弟犬が早く遊んでよとやってきました。
植えていたのは変わった色のプリムラです。


青と水色で縦筋の入った花です。
もう一鉢は、カランコエ(だと思った)。


花も改良されて色々な花があっておもしろいですね。



幸は大阪天満の呉服商「五鈴屋」の女衆から店主・四代目徳兵衛の後添いになり、十七歳で夫を不慮の事故で失いました。
弟の惣次が五代目を継ぐことになります。
しかし、彼が五代目を継ぐ条件として「四代目の女房ごと引き継ぐ」と言いだし、悩んだ末に幸は惣次の女房となることにします。
惣次は五鈴屋を日本一の呉服屋に育てたい、五年後に江戸へ出店してみせると幸に約束します。
幸は惣次に力を貸し、できるだけのことをしていこうと決心します。

五鈴屋の商売は惣次の改革と幸の内助の功で上手くいくようになりました。
ところが幸に力を貸して欲しいと言っていた惣次は幸に「あんたは私の陰に隠れてたらええ」、「商いで私の上に立つことは許さん」、「私の子を産むことだけ考えればええ」と言い始めました。
その上、幸の思いつきで始まったことも自分の手柄とし、人から受けた恩も返さず、だんだんと道を踏み外すようになってきたのです。
やがて幸たちが案じていたように、大変なことが起こります。

「大阪商人いうんは、金銀に汚いようで実はそうではおまへん。始末に始末を重ね、意地汚うに貯めて、使う時は綺麗に使う。金銀を動かしても、金銀に動かされまへん。血の通わぬ金銀に命を吹き込むのが、ほんまもんの大阪商人出すのや」
「せやさかい、大阪商人は余所でも信用してもらえるんだす」

商才があるはずだった惣次が絶体絶命。
『女名前禁止』という掟を前に、幸はこれからどうするのか。
次回が楽しみです。

本の帯に「みをつくし料理帖」がNHKでドラマ化されると書いてありました。
他の局でドラマ化してませんでしたっけ?
黒木華さん主演で5月から始まるようです。
思い人の小松原とあさひ太夫は誰なんでしょうね。

薬丸岳 『刑事のまなざし』&『刑事の約束』2017/02/12

犬たちをトリミングに連れて行く時に桜の花っぽいのが咲いているのに気づきました。
山桜かしら?寒桜かしら?


ウメではないし・・・。

庭では白いのに続いて別のクリスマスローズが咲きました。


花が開いたばかりみたいです。
昨年は3月頃に咲いたような気がしますが。


兄犬は花があると食べようとします。
美味しいのでしょうか?



夏目信人は元法務技官(少年鑑別所で罪を犯した少年たちの心理などを調査する仕事)で、転職して警察官になり、今は刑事をしています。
彼が転職したのは、10年前に娘が通り魔に頭をハンマーで殴られ植物状態になったことによります。
彼は普通の刑事とは違い、人を包み込むような優しいまなざしをしています。
そのため刑事が合っていないのではとよく言われますが、他の刑事とは違う彼独自の見方で事件の真相を暴いていきます。

『刑事のまなざし』と『刑事の約束』は短編集です。
出てくるのは極悪人ではなく、そこにいる人たちです。
彼らの苦悩と罪を犯してしまう弱さやみがってさ、犯罪被害者の気持ちなども描かれています。

短編でありながら登場人物が思わぬところで繋がっていたりします。
真実はともすれば人の心を壊すほどの衝撃を与えることもあります。
それでも夏目はどこかおかしいと思ったら調べ続け、真実をつきとめ、罪を犯した人や被害者の傍に寄り添います。
不思議な刑事です。

山本文緒 『再婚生活 私のうつ闘病日記』2017/01/23

庭の鉢植えが元気になりました。
寒さでセントポーリアやシクラメンが枯れそうになっていたのです。
日の当たる所に引越すると、やっと元気になってくれました。


薔薇が一輪咲きました。


真夏は花を育てる気になりませんが、冬は花を育てるのが楽しみになります。


山本文緒さんはうつ病で書けなくなっていたそうです。
とは言っても、私は彼女の本を読んだことが・・・ない(?)し、ファンでもないのですが。
11年間に渡るうつ病の最後の4年間の記録です。

                                                      うつ病闘病記なのに、なんで題名に「再婚生活」とついているのかと疑問に思う人もいるでしょう。
うつのひどい時期と再婚生活が重なっており、編集者である旦那様(「王子」とは・・・)は奥様のうつ病がひどい時期に休職までしています。                    
最初は通い婚だったのですが、じばらくしてから一緒に暮らすようになります。
旦那様が奥様に振り回されることもあるのですが、旦那様は奥様を見限るわけでもなく、黙って支えてくれます。
編集者という仕事で忙しいのにもかかわらず奥様のために朝食とお昼のお弁当まで作るんです。
我が夫は私がこのようになったら支えてくれるだろうかと思ってしまいました(笑)。

どういうことでうつ病になるのか、それは人それぞれでしょう。
誰でもかかる可能性があると言われています。
突然に何もかもやる気になれず、家事ができなくなる。だるくてどうしようもなく、起き上がれず寝てしまう。過眠と不眠が続いていく。そのうちそんな自分を責めてしまう・・・。
誰でもそんな時期が少なからずありますが、それがずっと続くとうつ病になるのでしょうか。
私も家事をやる気になれず、家の中が汚いままで、料理もいい加減に作っていたことがありますが、体が楽になったら大丈夫だったので、うつではなくてただの体の病気だったようです。
今は午前中はだるく何もやる気になれず、午後に活動を始めますが、薬のせいなのか悩むところです。
病気ではないけれど少なからずうつ傾向はあるのかもしれません。

山本さんの日記の前半を読んでいてびっくりしたのが、病気だというのに行動的だということです。
誘われれば外出をし、煙草を吸い、食べ飲み、クラブに行き午前様。そして次の日はダウン。
日常的に食べる物はカップめんとモスのハンバーガー、油ギトギトの中華!
40代でこんなことしてたら体に悪いよね。
なにかこの人、強迫観念があるのかな?
これではゆっくりと休む間もないよなと思いました。
やはりこういう日常は病気を悪くするらしく、入院を繰り返しています。
入院していても忙しそうなのは何なんですかね。
後半の病気がよくなる頃には煙草も飲むのも止め、クラブにも行かなくなったようです。
体と心は密接にかかわっているんですねぇ。

笙野頼子さんとは文体が違うので、表現の違いがわかって一緒に読んでみるとおもしろいでしょう。
ただしうつ病の人は気をつけて読んでくださいとのことです。

E・J・コッパーマン 『150歳の依頼人』2017/01/17

犬たちと散歩していると、「〇〇さん」という声がしました。
自転車に乗った女性が近づいてきたので見てみると、前の職場でたまに手伝いに来てくれていた方でした。
彼女によると妊娠していた人は調子が悪くて早くに産休に入り、非常勤の人は旦那さんの仕事の都合で広島に帰るのだそうです。
人間関係があまりいいとは言えない職場でしたが、人が変わると雰囲気も変わるでしょうから、良い方へと変わるといいのですが・・・。



離婚後、故郷の町にある古い屋敷を買い、ゲストハウスにしたアリソンは、屋敷で起きる心霊現象を目玉にして、ツアー客を受け入れることになりました。
実はこのゲストハウスには男女2人の幽霊がいるのです。
彼らに一日2回、心霊現象を起こしてもらい、その代わりとしてアリソンは探偵だった幽霊ポールの願いを叶え、探偵業務をやることになっています。

ツアー客が到着するという日に、ポールが探偵の依頼を受けたと言いだします。
依頼主はスコットという150歳になるという盲目の幽霊。
彼は誰かわからない人から廃墟になったホテルに行き、海賊の恰好をしてある女性を脅かして欲しいという依頼にこたえ、そこにあったおもちゃの剣を振り回した時、何かに当たった音がしたので、自分がその婦人を殺したのではないかと心配になり、彼女が生きているかどうか調べて欲しいというのです。

到着したツアー客の相手をしている時に、今度はリアリティ番組のプロデューサーが現れ、番組の撮影にゲストハウスを使わせてくれないかと言い始めます。
いいお金になるので、しぶしぶ引き受けたアリソンですが、それからゲストハウスは大変なことになります。
幽霊の人捜しで知り合った女性が降霊会で殺されるてしまうのです。
容疑者は降霊会に出席していたツアー客とテレビスタッフ全員。
アリソンはポールの助けをかりて、犯人を探し始めます。

なんとまあ、意外な犯人でした。
これからもこの線でいくのかしら?
ミステリというよりも・・・。