伏尾美紀 『最悪の相棒』 ― 2026/09/21

花園警察署刑事課強行犯係所属の広中承子は花園団地で起こった事件に臨場した時に、一番会いたくない奴、潮崎格と再会する。
彼と初めて出会ったのは、潮崎が十一歳、広中が九歳の時で、潮崎は広中の警察官だった父親が担当した被害者家族だった。
父親は被害者家族に寄り添いすぎたため、心身を壊し、若くして亡くなってしまった。
そのため広中は潮崎に憎しみを感じていたのだ。
広中は先週、捜査一課の新部署への異動を内示されていたが、正式な配属の前に同じくメンバーに選ばれたもう一人の刑事と一緒に、ある事件を解決せよというテストを課せられていた。
その相手が、なんと潮崎だったのだ。
捜査一課にいきたいという夢が叶うというのに…。
潮崎については自由奔放、傍若無人、唯我独尊…などという散々な評判が聞こえている。
しかし、彼の能力の高さは警察上層部にまで知られているらしく、彼の行動は不問にされている。
彼のことを「犯罪被害者家族心理分析官」と皮肉交じりで呼ぶ人もいる。
顔を合わせれば喧嘩になるような潮崎と広中コンビだったが、団地で起きた老々介護殺人事件を皮切りに、団地内で起こった些末な事件に関わりつつ、最後に起きた母娘の殺害事件を共に解決していく。
最初は短編集かなと思って読んでいきましたが、違っていました。
そのためか話があっちこっちに行ってしまい、記憶力の乏しい私は登場人物がどの人かしばらく思い返す時間が必要でした。
外国のミステリーのように登場人物の紹介があった方が親切ですね。
日本のミステリーでも登場人物が多い時につけてくれるとありがたいです。
潮崎が「心理分析官」というほどかというのも疑問でした。
広中はプライドばかり高く、捜査にはそれほど役に立っていないです。
潮崎のお目付け役が主な仕事で、塩崎が全て解決しています。
潮崎のトラウマがまだ解消していないので、続きがある可能性が高く、次回は潮崎が「心理分析官」らしい働きをして、広中が動き回って活躍し、二人が最高の相棒になる姿を見たいものです。
私としてはこのシリーズの続編よりも、『百年の時効』風の長編を期待していますけどね。
<美味しいランチ>
シルバーウィークはどこにも行かないので、雨の中、近くのイタリアレストランに行ってきました。

シラスのピザ。

ヤリイカのパスタ。
これに前菜を食べました。
前菜はイマイチでしたが、ピザもパスタも美味しかったです。
もちろん、胃のために四分の一以下の量しか食べませんでした。
食べすぎたかなと思って、翌朝、体重を量ると増えていません。
もう十分に痩せたので、今以上に痩せる必要はなさそうなので、楽しんで食事をしていこうと思います。
堂場舜一 『守るべきもの 警視庁総合支援課5』 ― 2026/09/10
警視庁総合支援課シリーズの五作目。

警視庁総合支援課の柿本晶が微妙な間柄の弁護士・神岡琢磨とドライブしている時に、係長の若本大輔から電話がくる。
神岡の父親で弁護士の古谷大吾が襲われ、病院で治療を受けているという。
彼が所轄の事情聴取を拒否しているので、所轄から頼まれ、支援課がサポートをすることになったらしく、古谷を知っている晶にお鉢が回ってきたのだ。
古谷は神岡が小学校高学年の時期に外に女性を作って家を出ていき、その数年後に母親が亡くなったこともあり、神岡は古谷と長年絶縁状態になっていた。
晶は頑なな神岡に捜査の協力を求め、父親と面会させ、上手くいけば、父親との関係も修復されるのではと思った。
古谷は膝蓋骨骨折で、病院に内縁関係の女性の富田英美が来ていた。
神岡は協力拒否のまま早々に帰り、晶は古谷に神岡を連れて来たことで叱責され、明らかに何か隠しているようだというのに古谷は事件に関して話そうとはしない。
捜査が進まず、半蔵門署から晶に協力依頼が来る。
晶が動き始めた時に、古谷の依頼人らしき人物が新宿の古谷の事務所の近くで殺される。
はたしてこれが突破口になるのか…。
総合支援課なのに毎回刑事のような働きをしたりして、ちょっと不思議でしたが、今回は理由があるのですね。
あんなに鼻につくほどとんがっていた晶が、いつの間にか角が取れてきたようです。
愛嬌を身につけようとしていますが、難しいと思いますよ。あの性格じゃあね。
でも、自分以外の被害者家族と出会い、サポートしていくうちに、感じるものがあったのかもしれません。
お兄さんとの関係も改善されつつありますしね。
これからは友人以上恋人未満の神岡弁護士とどうなるのかが鍵になるのでしょうか。
父親のせいで神岡は自分が「女性を不幸にする男」ではないかと思って、怖くて踏み出せないようですから困ったものです。
異動もあるようですし、総合支援課も新しい局面に来ているようです。
<美味しいもの>

もう大丈夫かと思い、ポークときのこのシチュー仕立てなんかを頼んでしまいました。
少し早かったようで、胃の調子がイマイチになってしまいました。
まだ油っぽいものと塩っ辛いものは避けるか、少しだけ食べるようにしないとダメですね。
中山七里 『能面検事の挫折』 ― 2026/09/04
能面検事シリーズの四作目。

違法薬物による暴走車事故で運転手が死亡。
警視庁組織犯罪対策部と池袋署は覚せい剤売買の元締めであるとみられる男、高橋勝次を特定する。
運よく交際相手の喜多島加奈子からDVを受けたと言う被害届が出されたため、高橋は逮捕され、東京地検の不破俊太郎が捜査検事に任命される。
しかし、感情が顔に出てしまう不破は取り調べの際に重大なミスをおかしてしまい、加奈子が殺害されてしまう。
高橋の不起訴処分が決まる。
葬儀で不破は加奈子の弁護士から罵倒される。
後に高橋は逮捕寸前に火災で死亡する。
不破は大阪地検に異動させられた。
不破は完全に無表情で、何を考えているかわからない、まるで能のお面をつけているみたいだと言われるようになっていた。
そんなある日、心斎橋麻薬取締法違反事件で逮捕された女、折本里穂が、不破が東京地検時代に担当した事件の関係者であることがわかる。
折本にヘロインを渡した売人が判明し、これからという時に、売人とみられる男が水死体で見つかり、折本に殺害容疑がかかる。
そこに現れた折本の弁護人は、加奈子の弁護人でもあった、不破の宿敵、御子柴礼司だった。
不破と御子柴の因縁の対決が始まる。
不破は生まれながらの能面じゃなかったのです。
挫折があったからこそ、感情を出さないという技を身に着けたのです。
私生活でもそうなんでしょうか。
結婚していないし、彼女もいなさそう。
仕事人としてはいいけど、いっしょに暮らすのは疲れそうですね。
でも、意外とお茶目だったりしてww。
今回、御子柴以外にピアニスト、岬洋介の父、東京地検次席検事の岬恭平や鑑定人の氏家京太郎、検事事務官の総領美晴が出てきて嬉しいです。
ちょっと総領がうざいですけど。
不破と御子柴の対決は、なんかもわっとした終わり方でした。
中山さんでしたら、もっと緊迫した対決の場面が描けると思いますので、次回に期待ということで。
<久しぶりの美味しい物>
新宿方面に出かける用事があったので、伊勢丹に行ってきました。
食品フロアにフィンランド最古のベーカリーカフェ「エクベリ(Ekberg)」の店舗ができたというのです。
何故かフィンランドに行ったのに「エクベリ」には行っていません。
なので、コルヴァプースティ(korvapuusti:シナモンロール)がフィンランドのエクベリと同じ味なのかは私にはわかりません。

右上がシナモンロールでその下がヴォイシルマプッラ(voisilmäpulla)、左がハパン・コルップ(hapan korppu)。
ハパン・コルップは真ん中に穴の開いた薄いおせんべいみたいなライ麦クラッカーです。
サンドイッチみたいにしたりスープに入れたりして食べるということです。
パン類は大きくて一度に一個は食べられないので、半分に切って二度に分けて食べる予定です。
今朝食べたシナモンロールは甘いですが、カルダモンとシナモンが効いているという感じです。(美味しいのですが、私には甘すぎて、次はないな)
買いませんでしたが、他にラスクがありました。
五人ぐらい並んでいましたが、平日ならそんなに待たずに買えそうです。
フィンランドのシナモンロールを食べてみたい方は買って食べてみて下さい。
一個、540円です。
ほしおさなえのシリーズ、二冊 ― 2026/08/30
本が溜まってきたので、文庫本で読める本はこれからしばらくは何冊かまとめて紹介します。

『銀河ホテルの居候 あのときの夕日を胸に』
「第一話 二十年後のクリスマスツリー 山鳥」
杉田はテレビで銀河ホテルを紹介しているのを見て、大学時代のことを思い出す。彼は銀河ホテルの創業者・上原周造の孫である祐作と大学の同窓生で同じ文芸部に所属していた。祐作とは友人で、銀河ホテルには一度、文芸部の仲間と宿泊していた。卒業後はほとんど会うことはなかったが、祐作が亡くなっても葬儀には行かず、他の仲間に誘われても銀河ホテルに泊まるのを避けていたが、思い立って泊まりに行くことにする。ホテルで杉田は驚く。
「第二話 あのときの夕日を胸に Sunset」
一月の半ば、三葉は両親と二人の姉の五人で銀河ホテルに泊まりに行く。父は海外赴任で春から別の国に異動し、姉の一人は就職、もう一人の姉は転勤、三葉は東京の大学に入学するので、家族でいっしょに旅行できる時期は今しかなかった。
三葉は高校時代、女子ラグビー部の練習で明け暮れていたが、大学にはラグビー部がなく、ラグビーをやめた自分になにも残らないのではないのかという思いにさいなまれていた。そんな時に気まぐれな母が「手紙室」のワークショップを受けてみたいと言い始める。
「第三話 クラシックホテルで謎解きを Mysterious blue」
冬場に銀河ホテルで謎解きイベントが開かれることになる。謎解きイベントの企画会社に勤める桜井はホテルで起きた宝石盗難事件を軸とする脚本を書くが、ホテル側の窓口となったアクティビティ部門の責任者・苅部からダメ出しが続く。
やっとOKが出るが、イベントの期間に思いもかけないハプニングが起こる。
銀河ホテルの居候シリーズの五巻目。
第一話に出てくる恵比寿ガーデンプレイスのバカラのシャンデリア、懐かしいです。最近は恵比寿に行かなくなりました。三越デパートは閉店したそうで、残念ですが、今でもクリスマスになるとバカラのシャンデリアは点灯されているようです。今年、見に行ってみようかしら。
今回、第一話では、銀河ホテル二代目社長の祐作と三代目となっている祐作の妻、由香のことが書かれています。
少しずつホテルのオーナー家族のことが明かされていっています。
私としては苅部のことを書いて欲しいのですが、出し惜しみですかね。
彼の意外な才能のひとつが第三話でわかったので、今回はいいとしておきましょうねw。

『天蚕の糸 琴子は着物の夢を見る』
柿彦が本庄呉服店の社長の妻、小春のからの頼み事をもって琴子のところにやって来る。他界した往年の名女優・久川芳子の回顧展が八王子で開かれることになり、愛用した着物も展示されるので、本庄呉服店が展示を手伝うという。出所のわからない着物が多いので、古い着物に詳しい琴子にいっしょに見に行ってもらえないかというのだ。
小春たちと久川の家を訪れた琴子は天蚕糸で織られた萌黄色の着物に引き付けられる。
着物に宿る記憶が見える琴子は何を見たのか…。
シリーズ四巻目。
だんだんと琴子の出生の秘密が明かされていきます。
一体、彼女の母親は琴子を置いて、どこに行き、今、何をしているのでしょうか。
着物は兄の結婚式で着て以来、着たことがありません。
体型的に着物が似合いそうだと言われたことがありますが、何しろ着付けができませんし、お高いという印象がありますから着ようとは思いません。
今はベルトのような帯があるらしいです。
着物も改良して着やすく、買いやすくしていかなければ、益々衰退していくのでしょうね。
着物は残していきたい日本の文化のひとつですね。
今回の二つのシリーズは共にいいお話でした。
気になった方は手に取ってみてください。
<今週の美味しいもの>
胃の調子が悪くなってからたまにカフェなどで軽い外食はしていましたが、本格的な外食はまだでした。
そろそろ大丈夫かなと思い、イタリア料理を食べに行ってきました。

前菜の盛り合わせ。ちょっと酸っぱかったですが、食べられました。

シラススパゲティですが、麺がアルデンテ過ぎて、硬くて、消化に悪そうだったので半分も食べませんでしたが、味はよかったです。

土日しか営業していないことを知らずに、二、三回行って閉まっていたレピキュリアンにやっと入れました。
人気のミルフィーユはまだなかったみたい。
今年になってからスイーツ断ちをしていたので、舌がバカになっているらしく、私には甘いとしか言えませんわww。
もうスイーツは美味しく食べられないみたい(悲)。
ここはカードが使えず、現金のみで、お札はきれいでないと断られるらしいですので、注意しましょう。

ボランティアで知り合った台湾の人からいただいたものです。
お茶は「京盛茶」の十全十美御守袋禮盒。
台湾のお茶は美味しいですし、夏なので水出しで飲みましょうか。
お菓子は台湾の老舗食品メーカー「義美」のお菓子「義美小泡芙(イーメイ シャオパオフ)」三種類で、台湾ではロングセラーになっているらしいです。
「台湾人800人に聞いた!日本人に絶対食べてほしい台湾土産ランキング」の一位のお菓子です。
まだ食べていませんが、一個が小さいので私には最適です。
食べられるようになっていますが、体重は少しずつ減ってゆく感じです。
こうなれば20代の頃の体重まで頑張りましょうかねww。
新井薬師梅照院と新井天神北野神社へ行く ― 2026/08/17
お寺用の御朱印帳が欲しいと思って探していたら、新井薬師梅照院のものがよさそうだったので、いただきに行ってきました。

思っていたのとは違い、意外とこじんまりしたお寺でした。

山門。

右上は修行大師像。

山門をくぐって振り返って参道を見たところ。

霊堂。

お願い地蔵尊。

不動堂。

本堂。
札所あたりを修繕しているのか改修しているのか、ちょっとわかりませんでした。
札所で御朱印帳をいただきました。
御朱印は書いてありました。

勢いのある力強い字の御朱印です。

鐘楼堂。
人がいないように見えますが、そんなことはなく、通り過ぎていく人が多いです。

大悲殿の前にある白龍権現水。

駐車場のところに緑色の聖徳太子像があります。
何故緑なんでしょうね。
近くに新井天神北野神社があるようなので、行ってみることにしました。

なんとなく雰囲気がよさそうです。

なんとも変わった形の手水舎。

撫で牛さんもいます。
悪いところを撫でるのを忘れてしまいました。


稲荷神社。

なんとこれが北野神社の拝殿です。
最初は拝殿だと思いませんでした。
創建は天正年間(1573~1592年)で、菅原道真と保食神の2柱が祭られています。
戦後まもなく作られた拝殿の老朽化が進んだので、令和2(2020)年に建て替えたそうです。
手水舎もそうでしたが、拝殿もモダンですね。

神社用の御朱印帳を持って来ていなかったので、書き置きをいただいて来ました。
パン屋があったので、パンを買ってきました。

クロワッサンとイチジクパン、食パンなどを買ってみました。
下町っぽい雰囲気かなと思いましたら、結構しゃれたお店があります。
来年は花見でここら辺まで来たいと思っています。
柴田よしき 『私立探偵・麻生龍太郎』 ― 2026/08/05
麻生龍太郎シリーズの三作目で『聖なる黒夜』の後日談。

警視庁捜査一課の警部だった麻生は警察を辞め、今は私立探偵をしている。
下町の古い雑居ビルに事務所兼住宅を借り、調査事務所を開いている先輩たちから半端な仕事をまわしてもらっている。
「OUR HOUSE」
麻生の先輩から紹介された女がやって来た。取り壊す予定の家の庭に三十年前に埋めたタイムカプセルがなかったので、それを探して欲しいというのだ。調査をするうちに麻生は依頼人の本当の目的は何かと疑問に思い始める。
「TEACH YOUR CHILDREN」
病気休職をしている慧愛学園女子中等部中等部長の石田が、職についてから一年も経たないで退職した二十五歳の女性教師が、彼にセクハラで慰謝料を請求する民事訴訟を起こす意向だという。弁護士曰く、彼女は傷つけられたプライドを取り戻したいだけなのだと言っているらしいが、石田にはまったく身に覚えがないと言う。
麻生は裏に何かがあると思い、誰が石田を陥れようとしているのか、そしてその理由を探ると言う依頼を受ける。
そんな時に麻生が下町の所轄にいた頃に出会った、今は警察を辞め探偵事務所を経営している沖田慶子が電話をしてきて飲みに誘われる。
沖田の探偵が石田を尾行していたらしく、沖田の依頼人はセクハラ裁判で石田と敵対する人間ではないというが。
「DÉJÀ VU」
麻生は熱を出したので、近くの調剤薬局で一番近い内科医院を聞き、そこに行った。飲み薬の処方箋を貰い薬局に戻り、処方箋を預けて一旦事務所に戻った。
そこに薬局の若い薬剤師が帰るついでだと薬を届けにやって来た。
麻生も彼もどこかで会った記憶があるのだが、どこかで会ったか思い出せないでいた。何か思い出せたら連絡をし合おうと言い、連絡先を交換した。
麻生は元同僚の山背に電話し、問い合わせると、その薬剤師は現在、捜査している殺人事件の関係者であることがわかる。気になった麻生が調査を始めると、麻生と彼には意外な接点があることがわかる。
「CARRY ON」
元検事で今は弁護士をしている早坂絹子から風変りな依頼をされる。自分が盗んだ叔母のアレキサンドライトの指輪が盗まれたので、それを探して欲しいというのだ。麻生は指輪を盗んだとみられる、叔母にその指輪を贈った男に会いにいくと、贈った指輪はアレキサンドライトではなくルビーだったという。妙な話だ。
『聖なる黒夜』の後も麻生は昔の事件の冤罪の証拠を調べ続けていましたが、そのことがバレて、所轄の地域課の制服組へと異動させられることになります。
常に警察組織全体に監視されていては冤罪事件の真実を調べ上げることなど不可能だと悟った麻生は、このへんが潮時だと思い、警察を辞めてしまいました。
一方、山内練は刑務所に四カ月ほど入っていて戻ってきたばかりです。麻生は練をヤクザと手を切らせ、更生させようと努力していますが、それがとても難しいことに気づいています。
麻生は自らの過ちを正すことを決心しているようですが、果たしてどうなることやら。
「麻生は警視庁捜査一課の天才」、「石橋の龍」って言われていたんですって。
石橋を渡るように、じっくりと捜査をするので有名だったみたいです。
いかにも麻生らしいですね。
私生活では車好きで、持っている車はスポーツタイプ。意外ですね。
スピードを出すことよりも、スポーツタイプの車の運転している時のクセの強さが楽しいので好きなのだそうです。
運転しない私にはわかりませんがね。
この短編集も扱う事件は二作目同様に地味なものですが、一筋縄にはいかず、ひとつの事件の後ろに意外な事件もついてくるという感じです。
探偵と言うと、浮気調査とか人探しが主のように思いますが、元刑事の麻生ですから一癖も二癖もある事件を依頼されるようです。
そういう場合、依頼人は探偵に隠し事をしていることが多そうです。
これで麻生龍太郎シリーズは終わりですが、謎は残されています。
次に麻生が出てくるRIKOシリーズを読んでみることにしました。
実はRIKOシリーズが先で、麻生龍太郎シリーズはRIKOシリーズのスピンオフ作品なんですって。
読む順番を間違えたかしら。
そうそう、このシリーズ、是非英語に翻訳してください。
『ババガヤの夜』がミステリー文学賞英国推理作家協会賞タガー賞翻訳小説部門受賞ですから、このシリーズもいい線いきそうだと思います。
<久しぶりのランチ>

そろそろ大丈夫かとホテルのランチに行って来ました。
肉ではなくてお魚、鮮魚のサルティンボッカ仕立てを食べました。
上のソースが余計です。頼めば別々にして出してくれるのかしら。
デザートがレモンのシャーベットとチョコレートケーキで、胃に悪そうなので食べませんでした。
体重は約10㎏痩せましたが、まだまだお腹周りに贅肉がついています。
頑張ってもう少し痩せようと思いますが。
でも、何でもおいしく食べたいですわ。
<今日のわんこ>

懲りずに持って来いをやろうとママにアヒルちゃんを持ってくるヨーキー弟。
頭をよく見ると、乱れています。やんちゃなところが魅力ですかぁw。

兄は今日も全く持って来いに興味を見せませんでした。
ママのところに来ましたが、彼の頭の中はおやつしかないようですww。
フィンランド旅行・第三日・四日目(トゥルク) ― 2026/06/23
<第三日目>
三日目はフィンランド最古の町トゥルク(Turku)に行きました。
ヘルシンキ駅から列車で約2時間、夏のバーゲンで往復20€以下でした。
列車は定時にアナウンスもなく静かに発車します。
中世の初期にスウェーデンがフィンランドへ進出し始めるころに、トゥルクをフィンランド支配の基地としたそうです。
フィンランド語では「Turku」ですが、スウェーデン語では「Åbo」と言います。
ヘルシンキに首都が遷都されるまで、トゥルクがフィンランドの首都でした。
9時35分発の列車に乗り、11時39分にトゥルクに着きました。
博物館や美術館などはやっていましたが、夏至の前なのでいつもよりも閉館時間が早いです。
夏至の前日から三日間ぐらいは美術館や博物館、デパートなどは休みのところが多いようです。
トゥルク駅から川岸の方に行く時に気をつけてください。

近道をしようと思って駅前にある公園(Puolala Park)を突っ切って行こうと思いますよね。
それは間違いです。
駅を出たら、写真に写っている公園に続く階段には行かずに駅前の道を左か右に行って下さい。
体力に自信があるなら石段を登ってもいいですよ。頑張ってね。
私たちは石段を登ってしまい、疲れましたww。
後から階段を上らずにホテルに行けることがわかりました。

宿泊したのが公園のそばにある「Park Hotel Turku」です。
1902年に建てられた建物を利用したホテルです。

早めに着いたのですが、部屋にすぐ入れました。
居心地のいいアンティーク風の部屋です。
しばし石段を登り疲れた身体を休ませましたが、部屋の中が少し暑かったです。
フィンランドは二日目は少し涼しかったのですが、三日目からは気温が20℃ぐらいまで上がり、日が当たると暑いぐらいです。
トゥルク城は15時で閉まるのでトゥルク大聖堂に向かうことにし、途中のマーケット広場でランチを食べることにしました。
まだ道のことを知らない私たちはトゥルク美術館の方からマーケット広場に行きました。
坂道を下ることになるので、帰りに上ることを想像してゾッとしました。
マーケット広場付近にはショッピングモールがあり栄えています。
一度入りたかったファッツェル・カフェに入り、ランチにしました。
胃にコーヒーはよくないのですが、デカフェ・ラテがあることがわかり、頼むようになりました。
ランチの後、大聖堂に向かいます。

アウラ川の向こう岸に大聖堂が見えてきました。

大聖堂は現在修復工事の真っ最中で、2028年12月まで一般公開はされないそうです。
トゥルク大聖堂は1300年に建造されたフィンランドで唯一の中世の大聖堂で、フィンランドの福音ルーテル教会の母教会です。

教会の庭に屋外カフェがありました。


ここにも階段があり、足が筋肉痛になりそうです。
白い花の木はちょっと見、紫陽花に見えなかったのですが、日本の紫陽花よりも繊細な花(花ではなく装飾花だけど)の紫陽花が咲いていました。
フィンランドの美術館の入り口にカフェの看板があり、どこが入り口か迷いました。

<家にて(裁縫する母)>1903年
ヘレン・シャルフベックの絵が数点あり、その中にお母さんの絵がありました。
映画「魂のまなざし」の影響で、お母さんに関しては娘の生き方を否定する嫌みな女という印象です。
一階ではアイスランドの画家、Eggert Pétursson(エッゲルト・ペトゥルソン)の個展をしていました。
幼い頃から花に惹かれ、アイスランドの花をモチーフにした絵を描いているようです。

<Untitled> 2011年
画面いっぱいに様々な花が描いてあります。
ビデオでは70歳になっても、花を求めてアイスランドの草原を歩いている姿が映っていました。
写真ではわかりませんが、大きな絵で、今回の旅行で一番印象深い作品でした。
<第四日目>
パークホテル・トゥルクは素泊まりがなく、朝食付です。

ダイニングルーム。

こちらで朝食を食べました。
(安い軽いカメラを持っていったのですが、画質が悪いですねぇ)

パンと手作りっぽいジャム。

フルーツやらチーズ、卵料理などがあります。
とにかく適当に消化のよさそうなものを食べました。
Japanese teaを飲んだのですが、変わった味がしました。
夏至祭を見るために13時34分発のヘルシンキ行きの列車に乗るので、それまで川岸を散策することにしました。

川の水がよどんでいます。
調べてみると、「フィンランド南西部の農地や粘土質の土壌を削りながら流れるため、細かい土砂が常に水中に混ざりこんでいるのが最大の理由」だそうです。
Ai、解説、ありがとう。

川岸に点々と何やら不気味な像があります。なんで手の指が三本しかないの?

遊覧船が川を行き来しているようです。次に来ることがあったら、島巡りでもしてみたいです。
工事が多くて、川岸はあまりいい景色ではありません。
無料のシティ・フェリー(Föri)とケーブルカー(Funicular)があるというので、乗りに行きました。
思ったよりも町が小さいようで、ちょっと歩くとすぐにフェリー乗り場に着いてしまいました。

向こう岸からのフェリーが来ました。といっても1分ぐらいで着いちゃうんですけどねw。

教会の塔が見えます。

いつも乗る人がこんなに少ないのかどうかわかりませんが、どうなんでしょうね。

水が汚く見えると、景色もイマイチ…かな。
向こう岸に行って下りずに戻ってきました。

すぐ近くにケーブルカー乗り場があります。
結構新しい感じです。

入り口。
この中に入って、ボタンを押して待っていると、ケーブルカーが下りてきます。

乗り物、結構好きです。

実はこの上に刑務所があったのです。

ここはカコラ(Kakola)といい、刑務所がリノベーションされ、ホテルやカフェ、集合住宅になっています。

人が住んでいるのでしょうが、みんな夏至で休みなので田舎のサマーコテージに行っているのか、いませんね。

ショップもカフェも閉まっています。

子ども用の遊具があります。
まさか刑務所で使われていたわけではないですよね。

木の柵みたいものは何のためにあるのでしょう?

刑務所だったとは言え、うまくリノベーションされていますね。
建物の中も見学してみたかったです。

帰りのケーブルカーは下るので怖いかと思ったら、傾斜が緩いので全く怖くありません。
列車までの時間がまだあるのでゆっくりと川岸を歩いて戻り、お茶をすることにしました。
HPに休むとは書いていなかったカフェに行ってみると閉まっています。
フィンランドの人は親切で、私たちに休みだよと教えてくれます。

紫陽花が飾られています。綺麗ですねぇ。
カフェで休んでから荷物を取りにホテルに戻り、列車に乗りました。
珍しく機械の故障か何かで途中の駅で停まってしまいましたが、無事に少しの遅れでヘルシンキまで帰れました。
次回は夏至以外の時に来たいものです。
フィンランド旅行・第一日・二日目(ヘルシンキ) ― 2026/06/22

夏至の様子が見たくて、2024年に引き続き七日間の予定でフィンランドに行ってきました。
写真はフィンランドのトゥルクに咲いていた紫陽花です。
<第一日目・入国>
前回と同じJALの早朝便に乗りましたが、機体が変わっていたのが残念でした。
前は左右の座席が二つずつで、真ん中はたぶん四つで、ゆったりした座席でした。
今回は左右が三つずつに変わっていて、座席はそれほど広くなく、機体は古いようです。
食事は胃の調子があまり良くないので、「消化のいい食事」を頼んでみました。
驚いたのは、乗務員の方に「消化のいい食事」を頼んだ理由を聞かれたことです。
「胃の調子が悪いから」と答えましたが、人前で聞くことですかね。
夕食は白身魚とポテトサラダ、フルーツ、パンなどで、軽食は片手に収まる卵サンド、朝食ははんぺんみたいなハンバーグ風なものにサラダ、フルーツ、パンでした。
パンはボソボソしていて美味しくないので食べませんでした。
はっきり言って普通の食事より量が少なく、あまり美味しいものではないので、私のように胃の調子が悪い人以外は頼まない方がいいですよ。
今回の食事はひどいなぁと思ったら、別のものを頼んでいたというオチがww。
飲み物はスープか水を頼みましたが、デカフェもあるそうです。
楽しみにしていた映画はいいのがなかったので、とりあえず「マテリアリスト 結婚の条件」、「ソロ・ミオ」、「レンタル・ファミリー」を見ました。
どれもイマイチでした。
2026年4月10日以降からヨーロッパのシェンゲン協定加盟国に入国するにあたり、すべての非EU国籍者に対して「EES(出入域システム)」が導入されました。
スタンプがなくなり、初回の入国時に「顔写真の撮影」と右手の親指以外の「4本指の指紋登録」が義務付けられたのです。
登録されたデータはシステムに3年間保存されるので、2回目以降の入国は顔認証のみになり、手続きが短縮されるそうです。
フィンランドの入国審査場には前回の三、四倍の人たちがいました。
専用キオスク端末はありますが使わず、審査官によって指紋と顔写真が登録されます。
審査官は時間によって5人から7人の間を行ったり来たりで、入国者が多いから増やすということはしないようです。
なかなか進まず、終わるまで二時間半もかかり、疲れました。
私の時は審査官がニコニコ笑いながら「Moi」で迎えてくれ、聞き取りやすい英語で質問してくれました。
東京から来たのか。何しに来たのか。どの都市を回るのか。何日いるのか。ホテルはどこかなどを聞かれ、最後に帰りのチケットを見せるように言われました。
質問の後に写真を撮り、指紋を登録し、パスポートを返してくれて、両手を可愛らしく振りながらの「Moi,moi」で終わりました。
フィンランド語を勉強しているのに、すべて英語で答えてしまいました。
最後ぐらい「Kiitos. Moi,moi」で終わりたかったですわw。
友人も愛想のいい審査官だったらしく、日本語で質問をしてくれたそうです。
夏至祭で「Kokko(焚火)」を見ると言ったらなんと、フィンランド語の早口言葉を教えてくれたそうです。
ちなみに早口言葉はこんな感じだったようです。
Kokko, kokoo kokoon koko kokko
(コッコ、ココー ココーン ココ コッコ)
ーKoko Kokkoko?
(ココ コッココ)
ーKoko kokko.
(ココ コッコ)
意味:コッコ(人の名前)、全部のかがり火を準備して。
ーかがり火?
ーかがり火。
ひょっとしてフィンランドの審査官は日本人に優しいのかしら?
入国した後、電車でヘルシンキ中央駅まで行き、駅近のホテルにチェックイン。
その後、夕食と次の日の朝食をスーパーに買いに行きました。
イギリスから来る友人は前回と同じように深夜に現れました。
<第二日目・ヘルシンキ市内>
大聖堂の外壁改修工事が終わったようです。

ヘルシンキ大聖堂の地下にカフェがあると聞き、行ってみることにしました。
Cafe Kryptは6月から8月までの月曜日~土曜日、10時~17時、日曜日、11時~ 17時までやっています。
たまに変わることがあるので、チェックしてから行きましょうね。

大聖堂のところに入り口があると思ったら、違いました。
この矢印のとおりに大聖堂をぐるっと一周したのに、入り口がありません。
しばらくして下の通りのところに矢印があるのに気づきました。

トラムの「Hallituskatu」で降りるとすぐのところにあるようです。
大聖堂に向かって右側の通りです。

ここが入り口です。
中に入っていくと、スウェーデンの芸術家アンドレ・プラ(André Prah)による、第二次世界大戦中のラドガ湖で起きた悲劇(クルツィオ・マルパルテの小説『カプート』に登場する、凍りついた馬の逸話)をモチーフにした「Ice Horses of Ladoga」展がやっていました。

照明の青が強烈ですね。漂流してきた木を使い、馬を作っています。
6月21日でこの展示は終了したようです。
この展示の横にカフェがあります。

デカフェがなく、私が飲めるものがないのですが、ここでしばらくゆっくりしたいので、ホットチョコレートを頼みました。
チョコって胃に悪いのに、なんで選んだのか、我ながら不思議です。
結局、三口ぐらい飲んで止めました。紅茶にすればよかったかも。

しばしくつろぎ、次の目的地に行きます。
小雨が降っていますが、美術館なので大丈夫でしょう。
トラム4に乗り、Meilahdentieで下車し、バスの510番に乗り換えます。
トラム乗り場とバス乗り場が近くにあったので、迷わず便利でした。
Kuusisaarenkujaで降り、ディドリクセン美術館(Didrichsenin Art Museum)に行きます。
ウィリアム・モリス展をしていました。

1965年にディドリクセン夫妻が自身のコレクションを自宅公開するかたちでスタートした美術館だそうです。
小さな美術館ですが、周りが大使館や高級住宅街のいい場所にあります。
雨が降っていなければ、散策ができたのに…。
ディドリクセン美術館から歩いて数分のところにヴェラ・ギレンバーグ(Villa Gyllenberg)があります。

銀行業等で成功したギレンバーグ夫妻の住まいで、彼らが収集したフィンランドとヨーロッパの美術品が展示されているほかに、美しい邸宅の調度品が見られます。

庭は晴れていたらもっときれいだったでしょうね。

素敵な部屋です。

窓が大きいのがいいです。
ディドリクセン美術館のカフェはカフェとは言えないのですが、ヴェラ・ギレンバーグのカフェ・シグネ(シグネは奥さんの名前)はちゃんとしたカフェです。
お茶はこちらでした方がいいようです。
2つの美術館は晴れの日に訪れ、周りを散策するのがおすすめです。

ディドリクセン美術館の駐車場にはこんな彫刻があります。
バスはこの彫刻の前あたりに停まります。
510番バスに乗り戻ろうとしたのですが、前に乗り換えた停留所を乗り越してしまったのか、どこで降りたらいいのかわからなくなったので、Googlemapを使い、適当にメトロの駅の近くのバス亭で降りました。

バスに犬も乗ります。吠えないいいわんこでした。
メトロでカンピまで行き、バス乗り場をなんとなく見てからカンピショッピングセンターの4階にあるMujiに行ってみました。
フィンランドのエスカレーターは右側に立つ様ですので、間違えないようにしましょう。日本と同じように、みんな静かに立っています。
ここにはレストランがあり、日本食が食べられます。

うどんやとんかつ、から揚げがありましたが、胃が受け付けてくれそうなサーモンの照り焼き定食を食べてみました。
付け合わせはポテトサラダときゅうりとワカメの酢の物、そして味噌汁とご飯。
きゅうりは日本のよりも大味で、キャベツ(だよね)は固いですが、十分に美味しいです。
サーモンは厚くて立派だったので、何もつけずに焼いて食べたかったです。
日本食を食べたくなったらここがいいでしょう。
20€以下で日本食が食べられます。

ショッピングモール内のマリメッコとイッタラを見てからカンピ礼拝堂の横を通ってホテルに戻りました。
連休の一日 ― 2026/05/04
今年はパパのお休みが少なかったので、犬連れ旅行は諦めました。
去年は兄がお出かけをして具合が悪くなりました。
今年は食べ物に気をつけているので去年よりも元気だと思うのですが、血液検査と腸内細菌検査でどうだかわかるでしょう。
お散歩しながら、いつものように花を見ていきます。

あるマンションの柵から覗いている「つるアイスバーク」。

「ピエール・ドゥ・ロンサール」。

たぶん、「パレード」。
薔薇園に行かなくても、いろいろな薔薇が見られます。

ちょっと風が強いですね。

兄の目が何か言いたそうです。
ママとパパはわんこたちを家に置いてお出かけしました。
まず、ランチを食べます。

ブロッコリーのスープ。

三種類のデリを選びました。
ファラフェルとキャロットラぺ、野菜のオムレツ。
パンもお料理も美味しかったです。
パパはワインを頼んで、ママとは違う三種類のお料理を楽しんでいました。
食事の後に思い立って電車に乗り、都心まで行き、ユニクロやパパが欲しいと言ったスーツやスポーツウェアを見たりしました。
別の日はIKEAに行って、ガーデニングのための物を見てきました。
イケアレストランではサーモンフィレレモンディルソースとオマールエビのビスクを食べました。(写真に写すのを忘れました)
胃の調子が悪く、食欲がなかったのですが、少しずつ食べられるようになりました。甘いケーキなどはまだ食べられません。
食事はパパ用とママ用の二食作らなければならないので、面倒です。
と言ってもママ用はお魚を蒸し焼きにするだけですがw。

「ママ、めんどくさがらないで、ちゃんとご飯を作りましょう。僕のご飯は山盛りでお願いします」 by 兄
ママはダイエットしているのに、なんで君はお太りになっているんですか。
君もいっしょにダイエットです。
そうそう、IKEAでは会計や配送を頼むまで、すべてスマホを使用することになっていて、スマホの使えないお年寄りはどうしているのだろうと思いました。
そのうちスマホを使いこなせないと何も買えなくなったりして…。
残り少ない休日はたぶん家でのんびりするでしょう。
「ぼくたちのお散歩もお忘れなく」
はいはい、わかりました。
お年寄りのわんこたちはうるさくて困りますww。
直島翔 『恋する検事はわきまえない』 ― 2026/03/13
『転がる検事に苔むさず』の続編で、六つの短編集。

「シャベルとスコップ」
倉沢ひとみは三月一日付で区検浅草分室から鹿児島地検へ異動となる。
浅草分室の最後の日、指導官だった久我周平から猫のおばあさんの刑事責任能力に疑問が出てきたため、不起訴にすることになりそうだと言われる。
そのきっかけが「シャベル」と「スコップ」だった。
「ジャンブルズ」
任官三年目で鹿児島地検に異動した倉沢ひとみはベテラン事務官の中迫から県内水面漁業対策会議の案内状を渡されたので、会議に出席した。いつもは代理が出席するらしい。倉沢はシラスウナギの密漁問題の責任者だといわれ、ついついハッタリをかませて、密漁の摘発に全力を尽くすことを約束すると言ってしまう。
どうする倉沢。
「恋する検事はわきまえない」
三十年近く前、東京地検特捜部初の女性検事となった常盤春子は着任早々、下水道事業の五社談合事件を任された。
東亜テック産業を代表する「幹事」だという平社員の民谷康一を尋問していると、押しかけてきたのが民谷の幼馴染の魚屋のけんちゃん。
彼に言われた「あんた、間違っているよ」が春子の耳に残った。
「海と殺意」
おととし久我は福岡地検小倉支部に赴任した。
中央署の暴力団情報専任の捜査官、池崎と飲み仲間になり、地検の仲間に疎んじられながらも、暴力団関係者の事件に首を突っ込むことになる。
「健ちゃんに法はいらない」
墨田署向島交番に勤める有村誠司は防犯教室のために墨田区の保育園に行き、魚屋の長谷川健介と出会い、彼に色々と振り回される。
児童虐待疑惑、蕎麦屋への嫌がらせの摘発、グルメサイト本社への乗り込み、被疑者の防御権の行使、そして恋路の邪魔w。
一体、健ちゃんって誰なのか?
「春風」
久我は東京地検本庁、特捜部長席からの電話を受ける。
前回は検察内の陰湿な権力争いに巻き込まれる合図となったが、今回は…?
「シャベル」と「スコップ」が東日本と西日本では違うものを指すことを知っていましたか?
私は知りませんでした。
同じ日本でも東と西では違うことが多いですね。
俳句を詠む私立医大法医の川口教授とか双極性障害の池崎刑事、意外と隠された乙女チックなところがありそうな常盤春子とか、面白いメンバーが登場しましたが、何といっても法律にやたら詳しい魚屋の健ちゃんが、あっさりと主役をかっさらっていきましたww。
久我さん、暗いものねぇ。奥さんと娘に負けてますわ。
鹿児島へ行った倉沢は、有村とは切れていないみたいで、結婚はあるのか?
三作目は臨時に特捜検事となった久我が活躍するようですね。
今年は是非久我検察官シリーズを書いて欲しいです。
<今週のおやつ>

カフェタナカのクランチ・キャラメルショコラ。
キャラメルだからか、齧ると柔らかくて、私は固いと思っていたので、騙された気分です。
咳のために薬を飲んでいるからか味覚が変で、食べるのが楽しめません。
先月から2キロほど痩せています。
ダイエットにはいいけれど、そろそろ咳も止まって欲しいです。
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