ミス・マープル「魔術の殺人」&「鏡は横にひび割れて」2021/12/01

面白いので、続けてミス・マープル・シリーズを観てしまいました。
ミス・マープルが出てくる一番初めの小説『牧師館の殺人 (The Murder at the   Vicarage)』は買ってあったのですが、最初に町の様子がグダグダと書いてあったので、読むのを止めたような…?再度挑戦してみますわ。
これから紹介する二作品共に本は読んでいません。
『鏡は横にひび割れて(The Mirror Crack'd From Side To Side)』が面白そうなので、そのうち読む予定です。


ミス・マープルはスイスの寄宿学校で一緒だった旧友のルースから妹のキャリィのことが心配なので、彼女の所に行って調べて欲しいと頼まれます。
キャリィはルイス・セルコールドと三度目の結婚をしています。
理想を持ち、非行少年たちの更生に尽力している夫のために、屋敷の半分を更生施設に改造しているそうです。

屋敷には夫の連れ子やら養女の孫夫婦、出戻りした娘、使用人、秘書など複雑な関係の老若男女が暮らしています。はっきり言って誰が誰だかわかりませんが、笑。
何やら不穏な雰囲気を感じるミス・マープル。
彼女の悪い予感は的中します。
みんなで昔のフィルムを観ている時に、書斎で妄想癖のある使用人のエドガーがルイスに発砲します。その最中に別室でキャリィの最初の夫の息子クリスチャンが何者かにより射殺されます。

ミス・マープルがルースと一緒に観たダンスはその頃に人気があったんでしょうか。よくわからなかったわ…。
理想を掲げるのはいいけどねぇ…というような感じでした。
残念ながらあまり楽しめないドラマでした。



「書斎の死体」で舞台になったゴシントン・ホールが売りに出され、大女優のマリーナ・グレッグ夫妻が買い取り、引越してきます。
しばらくしてゴシントン・ホールで慈善パーティが開かれ、そのパーティでヘザー・バドコックという女性が毒殺されます。
現場に居合わせた元ゴシントン・ホールの持ち主バントリー夫人はミス・マープルに詳しい話を聞かせます。
その中でヘザーと話していたマリーナ・グレッグがふとした瞬間に見せた表情がまるでシャロット姫のようだったと語ります。
(題名の「The Mirror Crack'd From Side To Side」はアルフレッド・テニスンの叙情詩『レディ・オブ・シャロット』のPart Ⅲから引用されたようです)

華やかな暮らしをしている女優にも悲しい過去があったのですね。でもあまり同情はできませんわ。
旦那さんはそんな彼女でも心から愛していたんですね。

ドラマに出てくるクラドック警部は、実はミス・マープルの甥だったんです。
いつもミス・マープルに会うと嫌そうだったスラック警部はどうしたかって。偉くなったのよ。
ミス・マープルのおかげでしょうか。
 
何気なく観ていたのですが、「鏡は横にひび割れて」が最後に作られたドラマだそうです。
この時のジョーン・ヒクソンさんは85歳ぐらいでしょうか。
散歩の途中で靴のヒールがとれ転んだりして、老いが垣間見られました。危ないですね。
でもミス・ナイトのような人はいらないです。
ミス・マープルの苛立ちがよくわかりますわ。

邸宅の中や慈善パーティの様子、大女優の暮らしなど見所が満載のドラマでした。

これで長編12作品を見終りました。
好きなものをあげてみると、「バートラム・ホテルにて」と「復讐の女神」、「パディントン発4時50分」、「鏡は横にひび割れて」の4つでしょうか。
ミス・マープルの推理が素晴らしかったというわけではなく、町の風景とか屋敷の内装、人々の服装、物腰、お茶やディナーの様子などが好きだから選んだというわけですので、あしからず。
1950年当時のイギリスの雰囲気がよくわかるドラマだと思います。
興味があったら観てみてください。


今週のおやつはゴディバです。


ブラックフライデーハッピーバッグ。
これに9個のアイスクリームと1000円のe-Ticketがついています。
その日のうちに売り切れになっていたようです。

堂場瞬一 『刑事の枷』2021/11/19



交番勤務から川崎中央署刑事課に異動した新米刑事の村上翼。
刑事一年目は周りの刑事からするとお荷物でしかありません。
ある日、公園でホームレスが親子を襲い、子どもを人質にトイレに立て籠もります。現場に行っても、どう動いたらいいのかもわからず、焦るばかり。
そんな所に現れ、サッサと事件を解決してしまったのが景山康平。
彼は同じ刑事課の刑事らしいのに、滅多に刑事課に顔を出さなく、周りは関わるなと言うだけ。
しかしそんな景山に何故か目をつけられたのが村上でした。

村上が聞いたところでは、景山は本部の捜査一課にいた頃に同僚の不祥事を内部通報したため「裏切り者」として疎まれおり、希望して川崎中央署に異動してきたようです。
彼は十年前に起った会社員の平野玲香が帰宅途中に数カ所を刺され殺さたという未解決事件を単独で勝手に調べているのです。
そんな景山に村上は連れ回され、景山と一緒に行動することに危惧の念を抱きながらも、だんだんと未解決事件に深く関わっていくことになります。

村上の刑事としての成長物語。
正義感の強い村上が警察組織の中でこのままやっていけるのか心配です。
景山と同じような立場になったら、村上はどうするのか。
何しろ身内に甘い警察ですから、内部告発すると干されますからねぇ。

なんで景山が十年前の事件に固執するのかが気にかかりましたが、予想できる、ありきたりの、それほど大した秘密ではなくて、ちょっと残念でした。
私は村上よりも景山が気になり、続きがあるとしたら、彼を主人公にしたものを書いてもらいたいです。村上と景山の二人のバディ物でもいいですけど。
いつもの堂場さんの外れのない作品です。


月に2回ぐらいの頻度でお取り寄せをしたいと思ったのですが、週一ぐらいで頼んでいそうです。
今回は私の一番好きなサブレ・エシレとサブレヴァニーユ、ガレット・エシレとフロランタンの二缶です。


何年か前は丸の内のお店に行くと買えたのに、この頃はなかなか買えないようなので、ネットで頼んでいますが、ネットでもすぐになくなってしまいます(T.T)。

マイクル・コナリー 『鬼火』2021/11/14

ハリー・ボッシュ・シリーズ。ボッシュは69歳になりました。
今回もレネイ・バラードと二人で事件に挑みます。


ボッシュは6週間前に痛めた膝の人口関節置換手術を行ったため、杖をついて歩いています。その上、昔の事件のせいで、生命に関わる病気も発症し、健康面で心配なボッシュです。

ジョン・ジャック・トンプスンはロサンジェルス市警に四十年以上奉職し、おおぜいの悪人を捕らえ、その方法を何世代もの刑事に教えてきました。
彼の教え子の一人がボッシュでした。
ジョン・ジャックが亡くなり、葬儀に参列していたボッシュに未亡人のマーガレットが話しかけてきました。
ジョン・ジャックに頼まれた渡す物があるというのです。
渡されたのは八センチほどの厚さのある一冊の殺人事件調書でした。
それは1990年に起った元服役囚で麻薬中毒者のジョン・ヒルトンがハリウッドの路地裏で停まっていた車の中で撃たれて亡くなっていたという未解決事件のものでした。
おかしなことにジョン・ジャックはこの事件の担当ではありませんでした。
何故彼はこの調書を自宅に持ち帰っていたのか…。

その頃バラードはテント暮らしのホームレス男性の焼死事件に関わっていました。
ボッシュとバラードはいっしょに事件に取り組むという取り決めをしていたため、ジョン・ジャックに託された未解決事件をいっしょに調べていくことにします。

一方、ボッシュはマイクル・ハラーに会いに行った時にたまたま傍聴した裁判の何かが気になりました。
ハラーは上級裁判事ウォルター・モンゴメリーを裁判所近くの公園で刺殺したという容疑のジェフリー・ハーシュタットの弁護をしていたのです。
現場に残されていたDNAがハーシュタットのものと一致しただけではなく、彼はみずから進んで殺害を自白していました。
気になるとほっておけないボッシュは、期せずしてモンゴメリー判事殺人事件にも関わることとなります。

何歳になろうが、ボッシュには「引退」という言葉はないんですね。
「どの事件も個人的なものとして捉える」というジョン・ジャックが教えてくれたルールを忠実に守っているボッシュ。
今回のことが彼に影響を与えないといいのですが。

バラードは睡眠時間2~3時間という生活を毎日続けています。
それも浜辺のテントが彼女の部屋で、そこで寝ているのです。
ボッシュは心配して寝ろと言いますが、バラードにうざがられ、寝ろとは言わないという約束をさせられてしまいます。
最後にボッシュはとうとう彼女のおじさんということになってしまいますが、ボッシュが祖父でもいいよというところが二人の仲の良さがわかり、いいですね、笑。
このまましばらくはバラードとの二人三脚が続き、最後はバラードへとバトンは渡されるのでしょうか。それとも娘のマディが跡を継ぐのかな?

あらすじには関係ないですけど、ボッシュが葬儀に持って行ったチェリーパイが気になりました。


夫のランチのために、この頃はパン屋のパンを頼んでいます。


かわいいハガキにメッセージが書いてありました。
サンドイッチを作りたいので、食パンや甘くないパンが欲しいのですが、好きなパンを選べないのが残念です。

夏川草介 『臨床の砦』2021/11/13



この本はコロナ診療の最前線に立つ医療関係者の闘いを描いた作品です。
フィクションという形を取っていますが、夏川さんは長野県の現役の感染症指定医療機関に勤めている医師ですから、リアルな医療現場の様子が描かれています。

北アルプスのふもとにある小さな総合病院、信濃山病院は感染症指定病院として、専門の呼吸器内科医はいませんが、専門外の内科医と外科医が集まった混成チームで、一年近くコロナ診療を続けています。重症患者は筑摩野中央医療センターに受け入れてもらっています。
初めは正体不明だった感染症に向き合い、命がけのぎりぎりの状態でなんとか持ちこたえていましたが、年末から様相が大きく変わり始めます。

「圧倒的な情報不足、系統立った作戦の欠如、戦力の逐次投入に、果てのない消耗戦」
「かつてない敵の大部隊が目の前まで迫っているのに、抜本的な戦略改変もせず、孤立した最前線はすでに潰走寸前であるのに、中央は実行力のないスローガンを叫ぶばかりで具体案は何もだせない」

「感染症のスタッフは明らかに疲弊していますよ。誰が誰だかわからないまま通り過ぎていく患者、大量の高齢者の介助、想定外のコロナ患者の看取り、そして必死にがんばっても終わりの見えない果てしない業務…」

「周辺の感染症専門病院やその他の大規模専門病院からはことごとく患者の受け入れを拒絶され」、「憶測に基づく苛烈な風評被害にさらされ、他院からの医師派遣も中止され、病院の職員というだけで接触が拒まれた…」

「コロナ診療における最大の敵は、もはやウイルスではないのかもしれません。敢えて厳しい言い方をすれば、行政や周辺医療機関の、無知と無関心でしょう…」

不思議なことに第5波は医療崩壊を叫ばれながらも、終息しつつあります。
第6波は来るとは言われていますが、備えはできているのでしょうか。
今回なんとかなったから、次も大丈夫などと楽観的になっていなければ良いのですが…。(信用できないよね)

一人でも多くの方がこの本を読んで、コロナと闘っている医療現場への理解を深めてもらいたいです。


この頃、楽しみにしているのがコンビニスイーツ。
こんな可愛いのを見つけました。


ファミマのすみっコぐらし和菓子。

吉永南央 『月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ』2021/11/07

「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの第九弾。


コーヒー豆と和食器のお店「小蔵屋」を営む杉浦草は、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾います。
誰が書いたのか気になった草はメモを取っておきました。

そんな頃、店に寄り道をしていた女子中学生が行方不明になったことを知ります。
彼女があのメモを書いたのかと心配になった草は警察に報せますが、少女はその後すぐに見つかります。家出して東京にいる父親に会いに行っていたようです。
彼女は変装が得意な子で、小蔵屋に来るときはメイクをして制服を着ていないので、大学生ぐらいに見えていたのでした。話しをすると意外と良い子です。

彼女がメモを書いたのではないなら、一体誰が書いたのか…。
草は気になってしょうがありません。

ある朝、草は昔もらった町内会の名簿と地図を持ち、近所の家を見て回りました。すると通販カタログや新聞が散乱し、玄関ドアに鍵を差したままの家を見かけます。
声をかけてから思い切って玄関を開けてみると、高齢の女性が倒れていて、微かに脈があります。救急車を呼び、これでお役目ごめんのはずだったのですが…。

小蔵屋の従業員の久美は一ノ瀬と同棲を始めます。
よく親が認めたなと思っていたら、言っていなかったんですね。
結婚しちゃえばいいと思うのですが、何故か久美は嫌みたいです。
山を辞めて会社員になった一ノ瀬ですが、山仲間がなかなか諦めてくれず、連絡を取ろうとしてきます。仲間の中に女性がいて、心がざわつく久美。
二人はこれから一山、二山、三山と超えなければならなさそうです。

このシリーズには毒があるので、読んだ後にザラッとした不快感が残ります。
生きていると、思った以上に様々な感情が行き交うもので、善人ばかりいるもんじゃないし、育った家庭にも色々と問題があり、それぞれの人が心の中に闇を抱えているものです。
読みながらトルストイの『アンナ・カレーニナ』の中の有名なことばを思い出しました。
「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」

何故草は自分とは関係のない、親子のことに関わろうとするのか。
死んだ息子のことがあるからなのか。
そのうちにっちもさっちも行かなくなり、大変なことが起らなければいいのですが。

気になった言葉。
「子供は残酷だ。それに、その自分の残酷さに将来自分が必ず打ちのめされることを知らない」


また買ってしまった「アトリエうかい」のクッキー。



今回は大缶です。真ん中のイチゴのクッキーがちょっと酸っぱくって苦手です。

トナカイが好きです♡2021/10/25

弟はご飯やおやつよりもおもちゃが好きです。
ずっと使ってきた缶とポテトのおもちゃはちぎれてきたので、新しくクリスマス仕様のラテックスのおもちゃを買いました。
咥えやすいようで、持って来いができません。取ってみろになってしまいます。
咥えやすいおもちゃは今後買わないことにしますわ。(でもまだ同じ形のサンタクロースと雪だるまのおもちゃがあります)


こうやってすましていても、手を出すと…。


こうやって咥えてしまいます。


ガブッと咥えると、「ピー」と音がします。


へへぇ、楽しいなという顔をしています。
トリミングがまだなので、ボサボサですけど、笑。
取ろうとすると…。


また咥えられてしまいました。


「ホラ、ママさん、取って見てください」とトナカイを転がしますが…。


「エヘ、ママにはあげません」と咥えて逃げていってしまいました。

一方、兄はというと…。


おやつ探しに熱中しています。


なかなか見つけられません。
見つけても取れなくて困っています。
鼻が他の犬よりも短いのが弱点なのかしら?

性格も好みも違う兄弟です。

ママのおやつはビーガン&グルテンフリーのクッキーです。


マリーゴールドやエルダーフラワーをシロップ漬けにしたものを使用したフラワークッキーとフィグ&ダージリンクッキー。
ふすまでも使っているのかと思ったら米粉でした(恥)。

内分泌科で血液検査&診察2021/10/23

三ヶ月ぶりの内分泌科です。
今回は一年で一回のアルドステロン濃度を測る血液検査です。
検査をする前に私や家族がコロナに罹っていないかどうか確かめる質問をされました。
30分間ベッドに寝て安静にしてから血液を5本採取します。
今回の看護師さんは上手かったようで、内出血はありませんでした。
私の血管は刺しずらいらしく、よく内出血ができるのですが、今まで採血した中で一番上手かったのは臨床検査技師の方でした。

検査結果が出るまでに一週間かかるので、診察は一週間後です。
アルドステロン/レニン活性比は212で昨年は300以上だったので、下がっています。薬を飲んでいるので、こんなもんでしょう。
ちなみに200以上だったら原発性アルドステロン症の疑いがあります。
他の血液検査の結果は問題ないようです。
カリウム値が3.46でちょっと低いかな。バナナでもたべましょう。
CT検査では左の副腎に16㎜の腫瘍があります。大きさは昨年と変っていませんでした。
帰る時に医師にダイエットするように釘を刺されました、笑。

そうそう巻き爪ですが、順調に巻きが取れています。
足底板ができあがりました。


思っていたよりもしっかりした作りです。つま先の方はピラピラで半分は硬い作りです。
家ではリハビリシューズというものを買い、その中に入れ、外出するときはスニーカーの中に入れています。
できれば外出用と家用と2つ欲しいところですが、一年半経たないと補助金が出ないので、使い回すしかないようです。
普段使っていない筋肉が痛むと言われたのですが、私は特にどこも痛くなっていません。
義肢装具士の方は靴下フェチらしく、私の履いていた靴下が高かったでしょう、織りがいいですねとか言っていました(笑)。
そんなに高い靴下を履いているわけではないのですが、他の人の靴下がどんななのか、気になりますww。


この前阿佐ヶ谷のうさぎやに行ってどら焼きを買ってきました。


皮がもっちりとした感じで、餡は粒がはっきりしています。
和菓子も買ったのですが、時間が遅かったのか硬くて、こちらは残念ながら今一でした。
他のうさぎやのどら焼きも食べてみたいです。

眼科に行く2021/10/13

三ヶ月ごとの眼科の診察に行ってきました。今回は珍しいことに待合室にいる人が少なかったです。

コロナ禍になってから眼圧検査は非接触型の空気を吹き付けて測るものだけになっています。手術をした左目は11で、右目は17でした。
右目は緑内障ではないのですが、高眼圧症らしく、目薬を点さないと眼圧が20以上になります。前回は少し高かったのですが、今回は低くて安心しました。

視力検査ではいつもはランドルト環(C見たいなもの)を聞かれるのですが、初めてひらがなを聞かれ、焦りました。ひらがなの方が見づらいんですもの💦
左目は真ん中が見えないので、いつも頭を動かしていましたが、検査をしてくれた人はわざわざカードを使って、カードを動かしてくれました。
でも見えないのは変らず、何をしても駄目なのね(悲)。

今回は広い範囲の視野検査です。
MD値は-12前後をキープしています。
緑内障の場合、-12以上が重度なので、狭い範囲であろうが、広い範囲であろうが重度というのは変らないようです。
手術からもう10年以上経ちますが、進行は止まっているようです。

次回は1月、診察だけなので、早く終わるといいのですが、コロナの様子で患者数も変るのでしょうね。



いつも可愛らしく舌を出しているヨーキー。
この前、おもちゃの人形をハウスの中に持って行ったので、戻そうとして取り出すと、べっちゃり濡れていて気持ちが悪く、即ゴミ箱行きでした、笑。
彼の唾液の量がものすごく多いのです。


プラスティックのおもちゃもベッタリと唾液がつくので、ママは片手だけビニール手袋をはめて投げています。
「ママ、しつれいですよ」と怒っていますが、でもバッチイんですもの。


トリミングに行けないお兄ちゃんはモジャモジャです。
いつも遊ぶのは手ぬぐいかハンカチですが、弟みたいに濡れません。
犬種の違いかしら?


今週のおやつ。


ゴディバのオータムハッピーバッグを買いました。
この他に1000円分のe-Ticketがついていて、お得です。
私はあまりチョコレートは好きではないのですが、トリュフチョコレートは好きです。

近藤史恵 『たまごの旅人』2021/10/01



「1st trip たまごの旅人」
高校生の頃家族と参加した台北ツアーの旅行添乗員にあこがれ、旅行添乗員になった堀田遙の最初の仕事はアイスランド。
ひたすら下調べをし、新米だということがバレないかと心配しながらアイスランドへ出発しました。
なんと行きの飛行機であのあこがれの添乗員、宮城さんを見かけたのです。
機内で話しかけてみると、彼女は意味深なことを言います。ちょっと気になる遙。
参加者で具合の悪くなった人がおにぎりが食べたいと言い出し、困った遙は宮城さんに電話してしまいます。

「2nd trip ドラゴンの見る夢」
次なるツアーは『クロアチア、スロベニア九日間』。
スロベニアってどこ?「日本人の九十八パーセントが行かない国」ですって…。
新婚旅行のお客様が一組いて、どう接したら良いのか、ちょっと心配です。
60代の父と30代の娘の参加者の父親の方に問題がありそう。
日本によくいるおじさんのように自分のことは棚上げにして、女性に対して失礼なことを平気で言っています。まずいわ…。
夜、娘さんがホテルからいなくなってしまいます。

「3rd trip パリ症候群」
『パリとイル・ド・フランス七日間の旅』には珍しく五十代後半の母と二十代後半の息子の組み合わせの方が参加しています。
母親は三十代の頃に訪れたパリと今のパリを比べ、どこに行っても文句ばかり。
息子さんが一人で参加している四十代の女性と食事の時に同じテーブルに座れるようにしてもらいたいと言い出します。

「4th trip 北京の椅子」
『西安、北京六日間の旅』では近くだからとちょっと安心していました。
ところが、ロストバゲッジが起ってしまいます。
そんな時に七十代男性の参加者は遥を怒鳴りつけ、半券を探そうともしないし…。
彼は平気で中国が大嫌いとまで言います。なんでツアーに参加したのかしら。
他の参加者から彼の押しつけがましさと愚痴が嫌で一緒に行動したくないと相談され、彼のことは苦手で嫌だけど、遙は彼とできるだけ話をするようにすることにします。
しかし四日目の万里の長城で事故が起ります。

「5th trip 沖縄のキツネ」
2020年、コロナ禍で仕事がなくなり、自宅待機を申し渡されます。
派遣社員では持続化給付金は受けられず、一人暮らしをはじめたばかりの部屋を引き払い、実家に戻りました。
転職するか、旅行添乗員の仕事ができるようになるまで、アルバイトを探すかしなければなりません。
もともと旅行添乗員になることに反対だった両親に責められ、求人雑誌で見つけた沖縄のコールセンターの仕事に飛びつきます。
しかし感染対策のため、休憩は別々、休憩室での会話も禁止で、他のオペレーターと仲良くなることもありません。
そんな時にひょんなことから出会った女性と石垣牛のバーベキューをすることになります。
この出会いから遙は旅行へ出られない人たちにあるプレゼントをすることに…。


旅行添乗員って色々な国に行けていいなぁと思っていませんでしたか。
実はほとんどの添乗員が派遣社員である上に、本の中に書かれているように、参加者たちの体調やら関係を把握し、いかに気持ちよくツアーに参加してもらえるかを考え、突発的な事件や事故に的確に対処していかなければならないのです。
遥は旅行添乗員にあこがれてなりましたが、こう言っています。

「好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。好きなことを、好きなだけではいられないということなのだ」

こう思うことがあっても、でも好きだから頑張れるということもあるのではないでしょうか。最後の章の遥にホッとしました。

「パリ症候群」って言葉があるのを知りませんでした。
マスコミで取り上げられるパリのイメージと現実のパリとの違いにがっかりして、落ち込んでしまう人のことを言うらしいです。
私は2回行きましたが、全くそういうことはありませんでした。
フランス語のわからない人にフランス人は冷たいなぁとは思いましたけどね。
他のヨーロッパの国の人は英語で聞いてもにっこり笑って答えてくれていたのに、
まさか、英語がわからないからとか…。

旅行添乗員のお仕事だけではなく、ツアー旅行に対する偏見とか格差社会、派遣労働の問題、介護の問題、女性問題、人種差別なども盛り込まれており、そのたびに胸がチクッとしたり、同意したりして、スルッと読んでいけませんでした。
私が気にしすぎなだけでしょうけど、女性はまだまだ生きにくいよね。
まあ、私のように思わなくてもいいので、旅行に行けない今、読んでみるといいでしょう。
私はアイスランドとスロベニアに行ったことがないので、行きたいです。
特にオーロラが見たいです。
緊急事態宣言が解除されてもしばらくは様子見で、旅行は早くても来年できればいいかな。


今週の美味しいもの。
人気のカフェタナカのクッキーとトートバッグ。


トートバッグはいらなかったのですが、クッキーが欲しかったので頼みました。
ネットではなかなか買えないのですよ。


クッキーはこんな感じです。
ハロウィーン缶は気づいたら売り切れでした。

サラ・パレツキー 『クロス・ボーダー』2021/09/22

久しぶりのヴィク(V・I・ウォーショースキー)です。
2017年12月に『フォール・アウト』が発売されて以来ですから、約三年半ぶりですかね。
ヴィクも50代?かな。体力も限界に近付いたはずですが…。


ヴィクのいいところでもあり、悪いところでもあるのが、身内に弱いというところです。今回もお金にならないというのに、頼られると断れません。
守る相手はヴィクのことを信用してくれず、肝心なことを話してくれないというのに…。

ヴィクは午前二時にフェリックス・ハーシェルからの電話に起こされます。
ドアに警官がいるというのです。
急いで行ってみると、フェリックスに遺体の身元確認を頼みたいとのこと。
遺体は森と沼地と小さな湖が連なるエリアのキャップ・サウアーズ・ホールディングに遺棄されていて、その遺体のジーンズにフェリックスの名前と電話番号が書かれた紙が入っていたというのです。
そこに行って遺体を見てみますが、フェリックスは誰かわからないようです。

フェリックスはロティ・ハーシェルの弟・ヒューゴの孫です。カナダ国籍で、イリノイ工科大学の大学院で機械工学を専攻しています。<自由国家の技師団>のメンバーで、この冬、ICE(移民・関税執行局)に拘束されていました。
フェリックスは殺人事件の容疑者となってしまい、ヴィクはロティに助けを求められます。
ロティはヴィクにとって親友であり、指導者(メンター)であり、主治医でもある、とても大切な人なので、彼女の頼みならどんなことでも引き受けるヴィクなのです。

長い一日の後、姪のハーモニー・シールがアパートに現れ、姉のリノが失踪したので探して欲しいと言います。
ハーモニーとリノは元夫、ディック・ヤーボローの妹、ベッキー・シールの娘で、もう随分会っていません。
血のつながりもない姪なのに、幼い頃から悲惨な暮らしをしてきたハーモニーが警察には行かないと言ったため、ヴィクはリノを探すことを承知してしまいます。

リノは一年前にシカゴに出てきて、ディックの世話で金融会社の<レストEZ>に就職し、昇進して、カリブ海のパーティに参加し、それから様子がおかしくなったようです。

身はひとつなのに、一度にふたつの事件を追うことになるヴィク。
一見関係なさそうに思えた事件につながりがあることがわかってきます。
危機一髪という場面が何度かありますが、ヴィクは満身創痍ながら危機を脱していきます。
いくつになってもヴィクは格好いい、素敵な女性です。
ヴィク姉さん、いつまでもついていきます、笑。

アメリカの2016年から2018年を描いた作品です。
次作の「Dead Land」、今回みたいに待たせないで、早く出版して欲しいです。


今週のおやつ。


月に1、2回は頼んじゃいます。
コンビニスィーツも楽しみですが、やっぱりお菓子屋さんの方が美味しいですね。