小路幸也 『マイ・ディア・ポリスマン』2017/09/13



小路さんの小説によくでてくる、人とはちょっと違った能力を持った人たちのお話です。
でてくるのは東楽観寺前交番のお巡りさんの宇田巡と、東楽観寺の副住職で巡の同級生、行成、そして、祖母からある才能を継承している高校生で漫画家を目指している楢島あおいとその友達の杏菜、<天野屋の婆さん>などなど。

あおいはある才能を使い、人助けをしようと決心していました。
そのために必要なのは、お巡りさんとお坊さん。
結構うまくいきましたが、あおいのことはばれていました。

いろいろと訳ありの方々ですので、詳しくは書けませんが、いい人ばかり出てくる小路さんらしいお話です。
まあ、しいて読まなくてもいい本ですが、暇ならいいかも・・・。
「軽い、味けない」と言っている人もいますが、その通りです(ごめん)。




アフタヌーンテーのランチでガレットをやっていまいた。
肉は鴨。
この料理の中に入っている林檎があまり好きではないです。

『かぼちゃスープと収穫祭の男』―スープ専門店32017/08/23



スノーフレーク村は収穫祭で盛り上がっています。

そんな頃、崖から落ちた車の中から殺された男の遺体が見つかります。
7年前に起きた未解決事件との関連を疑うものの、何一つ解決の糸口は見つけられませんでした。
警察署長のネイトはラッキーのお店にやってきては嘆くばかり。

スープ・レストラン<スプーンフル>を営んでいるラッキーは、店で働くジェニーのことが気がかりでした。
彼女をつけ回している男がいるというのです。
ジェニーが母親にそのことを話したところ、母がわめきだし、母の態度に頭にきたジェニーは家を飛び出してしまいます。
心配したラッキーは彼女をしばらく自分の家であずかることにしました。

ラッキーには医師のボーイフレンドがいたのですが、彼の様子がなんか変です。
元恋人で医師の女性を自分の医院で雇ったというのです。
なんだかその女性医師は彼にまだ気がありそうです。
ラッキーとボーイフレンドのイライアスは彼女のことで大ゲンカをしてしまいます。

身元不明の遺体とジェニーをつけ回している男は一体誰なのか。
思わぬことで隠されていた過去が明らかになります。

アメリカにもロマ(ジプシーみたいな人たち)がいたことに驚きました。
彼らは色々な場所に移動していき、それにともない差別意識までもついていくんですね。

スープってあまり飲まないので、その点であまり楽しみの少ないシリーズです。
スープストックのようにスープを出し、ご飯の代わりにサンドイッチをつけるという感じでしょうかね。


どうしてもスィーツの方に行ってしまう私です。
武蔵野茶房のおいものパフェを無性に食べたくなることがあります。
結構お腹がいっぱいになります。

犬と一緒に芦ノ湖へ2017/08/08

夏はどこにも行けそうもないと思っていたのですが、時間ができたので、芦ノ湖へ犬連れで行ってきました。
犬たちは車に慣れていないので、車の中では緊張気味。
弟犬は涎がダラダラで、お口周りがちょっと臭かったです。
朝ご飯をいつもの三分の一ぐらいしかやらなかったのですが、兄犬は一回吐いてしまいました。

車の中は暇だったので、車のナンバープレートを見て遊んでいました。
ぞろ目11とか22とかはありますが、4とか44、444は見つかりませんでした。
やっぱり4=「死」ということなので、避けるのでしょか。
一方、「苦しむ」の9とか99、999はありました。
二桁の13もなかったようです。

それほど混雑もせずに無事に箱根公園に着きました。


晴れていたので、芦ノ湖がきれいに見えました。


二匹で一緒に写そうとすると・・・、相変わらずダメです。


二匹共、車酔いと暑さでヘロヘロになっています。



何やら変わった形の木です。

遅くに出発したので、ホテルのチェックイン時間間近になってしまいました。
夕食は外に行くと暑いし、お酒が飲めないし、犬と一緒にいたいので、パンとハムを買っていくことにしました。
パンはテレビなどでよく紹介されている足湯のある「ベーカリー&テーブル」で、ハムは「腸詰屋」で買うことにしました。
「ベーカリー&テーブル」にワインとビールがあったので、パンと一緒に買いました。

アイスクリームがあったので、注文したところに女性客が2名通りかかりました。
「ミックス、450円です」と店員さんが言ったのを聞き、その女性たちが言ったのは、「450円だって、ボッテるね」でした(笑)。

残念ながらハムは少しずつ買うことができず、できるだけ小さなブロックを選びスライスしてもらいました。
店長さんらしい男性とはおもしろいことがあったのですが・・・内緒です。

夜に食べたパンは期待していたのですが、特にすごく美味しいというものがなくて、ちょっとガッカリでした。


箱根のビールと梅サイダーを飲んでみました。

犬たちは自由に歩き回れるにもかかわらず、人間の後を付いてきます。
ソファに座ると、ソファの上にのってきて、私の膝の上に座ろうとします。
びっくりしたのは弟犬。
ものすごく甘えるのです。
兄犬を押しのけて、私の膝の上に座ろうとします。
普段、兄が私に甘えるのを見ていて、自分もしたかったのですね。

朝食は「ベーカリー&テーブル」で食べることにしました。
8時半からということなので、5分ぐらい前に行くと、私たちの前に二組ほど待っていました。
お店が開き、そのまま入れるのかと思ったら、「込み合っていますので、一階の椅子に掛けてお待ちください」と言われてしまいました。
私たちの前に二組しかいないのに、込み合っている?
変なのと思ってたら、夫が私の聞き間違いではないかと言ってきます。
夫婦喧嘩勃発かという時に、「どうぞお二階へ」という声がかかり、喧嘩にはなりませんでした(笑)。


窓辺の席で朝食を食べました。
ワイングラスに入っているのは、ワインではなくてアイスコーヒーです。
ちょっと少ないですよね。
モーニングプレート、880円。ボッテる?

朝食後に箱根神社に行ってきました。




おみくじを引くと、小吉でこれから運がよくなるということなので、期待しましょう。

帰りは買いたいものがあったので、横浜のベイサイドマリーナへ行くことにしました。
アスファルトが暑いので、犬たちはカードに乗ります。


嬉しそうな兄犬。


写真を撮ろうとすると、相変わらずそっぽを向きます。
車に乗っていないと元気です。

ここでは夫のビジネスバッグとポロシャツを買いました。

ちょっとした気分転換になりましたが、一泊ではなくもっと長い旅をしたいものです。
箱根は山道が大変なので、車に慣れていない犬連れにはお勧めしません。
犬には旅行は迷惑だったかもしれませんね(笑)。

次回は山道がない那須とか河口湖とかに行こうと思います。

久坂部羊 『第五番 無痛Ⅱ』2017/08/01



無痛』の続篇。
あまり評価はよくないようですが、中途半端で終わってしまっては気持ちがよくないので、読んでみることにしました。

あれから6年。
先天性無痛症のイバラは薬で心神耗弱状態になっていたので責任能力を問えないということで軽い刑期になり、出所して、清掃会社で働いています。
まじめな仕事ぶりが評価されています。
カウンセラーの高島菜見子は彼に息子を襲われたりと散々な目にあっているにもかかわらず、彼を見捨てることができず、彼と繋がりを持っていました。
イバラ自身はこのままの生活が続くことを願っていたのですが、世間が放っておいてくれません。
怪しい美貌でグロテスクな絵を描く日本画家の三岸薫は、刑務所で描いたイバラの絵を見て、彼に絵の才能があるから弟子にしたいと言ってきます。
一方、ルポライターの犬伏は、イバラがまっとうになるはずがない、また事件を起こすはずだという思い込みから、イバラの周辺を嗅ぎまわります。

ウィーンで日本人会の診療所の医師をしている為頼のところに、行方不明だった南サトミが現れます。
彼女は白神はアルゼンチンで自死し、自分は国際弁護士になるためにウィーン大学で法律の勉強をしていると言います。
彼女は為頼と一緒に行ったコンサートでベートーベンの作曲した「第五番」を聴いてから、また話せなくなります。
ドイツ人の精神科医に診てもらうのですが、一向によくなりません。
為頼はサトミの治療を通して知り合ったドイツ人医師からWHO関連組織へ勧誘されます。

この頃、日本では「新型カポジ肉腫」が多発していました。
黒い肉腫が現れ、骨を溶かし、数日で全身に転移し、意識障害で死に至らしめる病です。
創陵大学準教授の皮膚科医、菅井は皮膚科医がメジャーになるいい機会であると、あらゆる手を使って「新型カポジ肉腫」の第一人者になろうとします。
しかし、悲劇が起こります。

(ネタバレあり)
一体どうなるのかとワクワクして読んでいましたが、アレェ、こうなるの、という感じでした。
為頼は相変わらず、女心に鈍感だし、特に何かしようとはしないのに事件に巻き込まれ、たまたまラッキーだったから助かります。
自分の寿命がわかるからと言いますが、事故で死ぬこともあるでしょうに。
菜見子は子供までいるのに、じいさんの為頼のどこがいいのか。
他の登場人物たちは気持ち悪すぎ。
人間の欲とは恐ろしいものです。
彼らに翻弄されるイバラが哀れでした。

久坂部さんの言いたいこと、日本の医療現場の矛盾と問題点はところどころに挟まれています。
このままでいくと医療崩壊もありえるかもしれませんね。

そういえば『大学病院のウラは墓場』を書いたのが久坂部さんだったことに、この前気づきました。
医師と患者、双方にとって益になるような改革が進むことを願いますが、さて、どうなることやら。



阿佐ヶ谷駅前のサンドイッチ屋のサンドイッチ。
さつまいもとシナモンアップルだったかしら?
ニンジンジュースもありました。
お値段が500円。
う~ん、もう買わないかも。

亜樹直 『マリアージュ 神の雫最終章7~8』2017/07/29



まだやってたんかいというような感じですね(笑)。
これで終わりでしょうか?
いよいよ対決も終盤(ですよね)。

「神の雫騎士団」により出題されたのは、四品の料理に合うワインを決めるということでした。
料理は「ラタトゥイユ」、「鮭のヴァン・ブランソース」、「プレ・サレ仔羊のロースト」、「ガトーショコラ・アベック・フランボワーズ」です。
雫はシェフの三笠と共にワインを探していきます。
その間に三笠のレストランは無事開店できることになり、なんと、そのレストランのオーナーだった男が、今度は新しいレストランのソムリエとなり、三笠と公私共に歩むことになります。

相も変わらず、美味しいものがでてきます。
ワインは全くわからない私ですが、呑めたらいいなぁと思います。

先日、前の職場の人とフレンチを食べに行きました。
荻窪のレストランです。


これは何かわかりますか。
メニューです。
フランス語で書かれていますが、勉強したはずなのに魚の名は全くわかりませんでした。
「maquereau」は鯖だそうです。


前菜は2品。鯖がでました。
紫色のあざやかなのはビーツの色です。


スープは野菜で、真中にあるのは胡瓜と紫蘇。


魚料理はbar。フランス語で鱸(スズキ)。これは子どもの方でセイゴだそうです。


お肉は豚でしたが、東北の方の特別な産地のでした。
これまた忘れてしまいました(恥)。


デザートは二品。メロンとピーチ。
これは中に桃のコンポートが入っています。

この料理に合うのはどのワインなのか。
雫君に選んでもらいたいです。
(と言っても私は舐める程度にしか飲めませんが)

久しぶりのフレンチでした。
たまにはフレンチもいいかも。