中嶋博行 『検察捜査』2017/10/15

目は少しずつ良くなっていますが、ウルウル感は続いています。
明日はめまいで撮ってもらったMRIの結果を聞きに行きたいので、眼科はパスしたいのですが・・・。



刑事物ではなくて、検事物を読んでみました。
今まで読んだ検事物とはちょっと違います。
ヒロインが横浜地検の検察官、岩崎紀美子。
検事になって2年目の美人で鼻っぱしの強い女性です。

大物弁護士、西垣文雄が自宅で殺されていました。
拷問を受けたのか、悲惨な殺され方でした。
たまたま仕事がなかった紀美子が担当になります。
恨みの線から西垣の手がけた案件を調べていくと、産廃処理業者の社長の自殺事件に行きあたります。
この事件の背後には弁護士会の内紛や権力闘争が関係しているようでしたが・・・。

検察官になる人が減っていると書いてありましたが、今はどうなんでしょうね。
法曹会の闇って深いのでしょうか?
女性が少ない職場では出る杭は打たれるというのは検察官でも同じなのですね。
それにしても上司があまりにもひど過ぎです。

ミステリとして読むと物足りないけど、作者は現役弁護士で、この作品で1994年に江戸川乱歩賞を取っているようです。


桜木紫乃 『砂上』2017/10/13

目の白目の赤さが取れないので、眼科に行きました。
ところが、主治医は学会に行ったのか、病院は休み。
仕方ないので、家の近くの病院に行くと、3人いるはずの眼科医の2人が休み。
嫌な予感が・・・。
予感は当たり、治療にあたったのは研修医あがりらしい若い医師でした。
昨年も同じような症状だったと言い、主治医は今休診でいないというと、大きな学会があるからと教えてくれました。
目を見て、少し目の中にも炎症が起きている。
目薬を2種類指しているというと、後、1種類追加して、夜は塗り薬を塗って寝るように。また明日も来てくださいとのことです。

私は主治医とタイミングが合わないようで、感染症を起こしそうな時に彼はいつもいないようです。
彼もそろそろお年なので、若い医師を探しておかなければ・・・。
どこかいい眼科はないかしら。
早めに手を打ったので、目の方は悪くならないようなので、今回はいいのですが、このまま何回も感染症を繰り返すと、いつか大変なことになりそうで心配です。



桜木さんの描く北海道の風景と、どうしようもない女が好きです。
今回は今までとは少し違う内容です。

北海道江別に住む柊令央は、元夫からの慰謝料の5万円とビストロのパートで生計を立てていました。
彼女の夢はいつか作家になること。
40歳になるというのにその夢を捨てきれず、色々な文学賞に原稿を送っていました。

ある日、元夫から呼び出され、子どもができるので、これから2万円しか送れないと言われます。
どうやって暮らして行こうかと行く末を思う令央。
そんな彼女の元にある出版社の編集者と名乗る女、小川乙三がやってきます。
彼女の言う言葉のひとつひとつが令央の心をえぐります。
令央は彼女に導かれ、何かにとりつかれた様に何回も何回も推敲を重ね、自分と自分の母のことを描き上げていくのでした。

真の小説家とは書かずにはいられない人のことなのでしょうね。
一人の孤独な書くこと以外に何のとりえもないどうしようもない女が小説家になるまでのお話です。

長岡弘樹 『教場0 刑事指導官・風間公親』2017/10/12

今朝、顔を洗ってから鏡を見ると、また左目が赤くなっています。
瞼をあげて白目を見てみると、真っ赤です。
目やにがでています。
まずいです。
すぐに抗菌目薬をつけました。
いつもならすぐに治るのですが、今日はなかなか治りません。
仕方ないので、もう一本、目薬を増やして様子をみることにしました。
明日までに治るといいのですが・・・(泣)。



警察学校の鬼教官、風間の過去の話というので、彼が刑事だった時の活躍が読めるのかと思い本を開くと・・・違いました。
風間は教官になる前は現場で見込みのありそうな新米刑事を1対1で指導していたのです。
名付けて「風間道場」。
現場を見て、彼はすぐにすべてを理解し、新米刑事に謎かけのような言葉を与え、解いてみろと迫ります。
解けないのなら交番勤務に戻れとか言っちゃって、プレッシャーをかけます。
新米刑事たちは選ばれただけあって、なんとか風間の期待に応えていきます。

風間に鍛えられた刑事たちがどんな刑事に成長したのか、続篇があるのかもしれませんが、風間の方にもっと興味のある私は、風間が現場の刑事だった時の話を読んでみたいです。
長岡さん、よろしく。

『教場』や『教場2』のような物を期待した人はがっかりすることになると思うので、気をつけて読んでくださいね(笑)。

髙田郁 『あきない世傳金と銀 四 貫流篇』2017/08/12

アムロジンを追加してからも、なかなか血圧が上140以下に下がりませんでしたが、昨日から110台になってきました。
おかげで体がだるくて、動く気にならず(いつもかな)、天候も悪いこともあり、家に引きこもっています。
仕事も週四日の予定ですが、来週までは週三日にして体を慣らすことにしています。
が、やはり疲れるらしく、今朝、左目が赤くなって、色のついためやにが出ています。
急遽抗菌剤をつけて様子を見ています。
私は冬よりも夏の方が感染症に罹りやすいみたいです。



楽しみなシリーズの新刊です。

大阪天満の呉服商「五鈴屋」の四代目と五代目店主に嫁いだ幸ですが、ある事件をきかけに五代目店主の惣次が出奔し、店には二度と戻らず隠居する、六代目を弟の智蔵に譲る、幸とは離縁すると言ってきます。
智蔵は浮世草子の書き手になるために家を出ていました。
智蔵は夢をあきらめて家を継ぐのか、幸は離縁されたらどうなるのか。
智蔵とお家さんの富久は意外な決断をします。

女である身ながら商いの道を志す幸は運命に翻弄されながらも、ただ一筋、自分の信念に基づき進んでいきます。

前に立ちはだかる試練を次々と乗り越えて行き、最後に大きい花を咲かせるのはわかってはいても、ドキドキしながら読んでいます。
男はどうしようもないですね(笑)。

ヨハン・テオリン 『夏に凍える舟』2017/07/12

緑内障の手術をした左目が赤くなり、目やにがでていましたが、抗菌目薬を点し続けたおかげで、なんとか落ち着いてきました。
今はちょっと房水の出が多いかなという感じですが、汚い手やハンカチなどで触らないようにしています。
冬に感染症が多いといいますが、私は夏の方が弱いので、これから残暑のある9月までの間は気をつけるようにしようと思います。


エーランド島四部作の最後の作品。

一年で一番島が美しい季節になりました。
都会から多くの旅行客が島を訪れます。
島でリゾートを経営するクロス一族の末っ子、ヨーナスは久しぶりに過ごすエーランド島の休暇を楽しみにしていました。
しかし、ある夜、ひとりでボートに乗り海に漕ぎ出した時に幽霊船に遭遇してしまいます。
命からがら陸に戻ったヨーナスは元船長のイェルロフのボートハウスに助けを求めます。
彼から幽霊船の話を聞いたイェルロフは嫌な予感がしました。

一方、復習を誓う男が島に帰ってきました。
彼は幼い時にエーランド島で暮らしていたのですが、1930年代に義父と共に新しい国へと旅立ったのです。
新しい国=アメリカだと思っていたのに、たどり着いたのはソ連でした。
ちょうどソ連は恐怖政治の真っただ中。
多くの軍事指導者や共産党員、一般市民が矯正労働収容所へ送られ、殺されていました。
彼は故郷のエーランド島に帰りたいがためにさまざまな辛苦を乗り越えたのです。

最後を飾るには、あまりにも悲惨な人生です。
だからといって復讐を肯定できるわけはありませんが。

人間たちの心とは対照的に自然はあくまでも美しく、移ろい続けていきます。
イェルロフの決意も自然にくつろがされてしまいます。
無理せず、生き続けられるうちは生き続けていくのが、人間にとって正しい生き方なのかもしれませんね。


気になっていたお店がありました。
2回ほど行ったのですが、いつも満員でした。
暑い日は人が少なくなるので、どうかと思って行ってみると、入れました。
「Boulangerie  Bistro EPEE」というパン屋とビストロが一緒になっているお店です。


生ハムとアボカドのサラダ。


濃厚なセロリのスープ。


豚肉の煮込み料理。(名前を忘れた)
これにコーヒーとデザートがついています。
ブイヤベースもあったのですが、暑いので肉料理にしたのですが、他の人はブイヤベースを頼んでいました。
ちょっと失敗したかと思ったのですが、これも美味しかったのでいいですわ。

パンも美味しそうだったので、買って帰り、相棒の帰りが遅いので、パンを夕食にすることにしました。
後、2キロ、痩せろと言われているのに、痩せられないですわ・・・(恥)。