池内 紀 『なぜかいい町 一泊旅行』2006/09/05

          美瑛の丘

ドイツ文学者の池内紀という人が日本の、一般にはそんなに知られていない町を歩いています。例えば斜里町、上川町、岩内町(北海道)、金山町(山形県)などなど。
彼の旅のスタイルは、着慣れたシャツにジーンズ、小ぶりのリュックサックがひとつ。家は午後に出ます。駅前のビジネス・ホテルやシティ・ホテルに泊まって、次の日いちにち見知らぬ町を歩くというものです。
観光地もいいけれど、こんなちっちゃな町を歩くのも、いいものだと思わせられる本です。

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