マイクル・コナリー 『天使と罪の街』2006/09/13

画家のヒエロニムス・ボッシュと同じ名前の元ロス市警刑事で今は私立探偵のハリー・ボッシュのシリーズ。

友人の元FBI行動科学課心理分析官で心臓移植手術をし、船のチャーターで生計をたてていたテリー・マッケイレブが、船の上で死にます。
彼の血液を調べると、移植後飲まなければならないはずの薬が飲まれていないことがわかります。
誰かが薬を変えたのではと思った妻のグラシエラはハリーに連絡をしてきて、夫の死を調べてもらいたいと言います。

そのころネヴァダ州の砂漠で、多数の死体が見つかります。
連続猟奇殺人犯で死んだことになっていた”詩人(ポエット)”がまた行動を始めたのか?
左遷されていたレイチェル・ウォリングが砂漠に召致されます。

友人を殺した犯人とFBIたちの追う犯人が同一人物なのか。
物語は思わぬ方向に進みます。

久しぶりのハリーは、娘をかわいがり、いっぱしのお父さんになっています。

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