エヴァン・マーシャル 『すったもんだのステファニー』2006/10/01

ウィンキー&ジェーン シリーズ3です。
読み始めてしばらくして、アレ、私この本読んだことあるぞ…と思いました。
でも、初版発行は2006年99月。
そうなのです。洋書で読んだのでした。
馬鹿ですね。題名が英語と日本語と違うと気づかずに買ってしまいました。

著作権エージェントをしているジェーンのところに2回しか会ったことのない、亡夫のいとこのステファニーが突然電話をしてきます。
彼女は元アナンダ王国の王妃だったフェイスが経営する出版社に勤めることになり、その出版社がジェーンの町に事務所を移すので、部屋が見つかるまで、家に泊めてくれというのです。
あまり印象のよくなかったステファニーを泊めることを躊躇するのですが、元夫の幽霊がそれを望んでいるのを感じ、ジェーンは泊めることにします。

ステファニーは最初の印象通りに、実に感じの悪い人でした。
わがまま放題で、自分の勤めている出版社の何かがおかしいから、ジェーンに調べてほしい、とまで言い始めるのです。
仕方なく、ジェーンは身分を偽ってフェイスの出版社で働き始めるのですが、わかったのは、ステファニーがフェイスの夫と不倫をしている、フェイスの息子はぼんくらだなどです。
そうこうするうちに、なんとステファニーが殺されてしまうのです。

ミステリーといいながら内容的にたいしたことはありません。
英語の勉強に原書で読むといいでしょう。
猫のウィンキーがなんと妊娠。
次はこの子猫たちが何かをやらかすのでしょうか?

「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」を観る2006/10/02

「白バラ」とは、第二次世界大戦中のドイツにおいて行われた非暴力主義の反ナチス運動のことです。
ミュンヘンの大学生であったメンバーは1942年から1943年にかけて6冊のリーフレットを作成。その後グループはゲシュタポにより逮捕され、首謀者とされるハンス・ショルほか五名がギロチンで処刑されました。
( フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)。

映画は、首謀者であったハンスの妹ゾフィー・シュルが逮捕されてから、ギロチンで殺されるまでの5日間を描いたものです。

逮捕の日、いつもは郵送で送るリーフレットの封筒がたりなく、リーフレットが余ったので、大学でばらまこうと思い、ハンスとゾフィー兄妹は二人で大学に行きます。ゾフィーが3階から降りてきたのを見られてしまい、兄と共に逮捕されてしまいます。

はじめは、兄を3階の研究室に連れて行ったら、リーフレットが置いてあったので、おもしろがってまき散らしたと言ってごまかしていましたが、いろいろと証拠がでてきて言い逃れができなくなります。
この時から、ゾフィーは変わっていきます。
尋問するモーアに、精神障害の子どもたちを殺すことがいいことなのか、と聞きます。
生きる価値のないものだからいいのだというモーアに、彼女はそれは礼儀、モラル、神の問題であると言うのです。
その後、反逆罪で裁かれることになるから、自分は何も知らずに兄のいう通りにしたことにしろと暗にほのめかすモーアに、信念に生きるから後悔はけっしてしないと断るのです。

彼女と兄のハンス、仲間のプロープストが人民法廷で裁かれる日、ゾフィーは夢を見ます。
その夢はこういうものでした。
白い服を着た子どもを彼女は抱いています。
急に地震が起こり、大地が彼女の足下から崩れ落ちます。
彼女は子どもを安全なところに置きます。
落ちながら、彼女は開放感を味わっていたのです。
彼女は言います。「子どもは信念だから生き残ったのよ。」

法廷では、ヒステリックな裁判官がしゃべりまくります。
彼はゾフィー達を寄生虫、裏切り者等と呼び、さげすみます。
しかし、ゾフィーは言うのです。
「私たちは言葉で戦います。連合軍との戦いやユダヤ人虐殺を止めさせるために。
支配民族は平和を望みます。人間の尊厳を望みます。神と良心を望みます。
大衆が私たちを支持します。無言の声で。」

彼らの父親が2回出てきますが、この父にしてこの子ありです。
「正義は死なんぞ」「おまえは正しい。誇りに思う」この言葉は当時なかなか言える言葉ではなかったでしょう。

結局、ゾフィーたちは死刑の判決を受け、その日のうちにギロチンにかけられたのです。この時代はギロチンが使われていたのですね。

DVDの特典映像の中に、当時のゾフィーを知っている人が、彼女について話していました。
その女性は、ハンスは陽気で楽しい人だったけれど、ゾフィーは目立たない平凡な女性だったと言っています。
そういうものかもしれません。
その他に印象に残ったのは、「信仰心」についてでした。
ゾフィーが何故、このように誇り高く生きて、死んで行けたのか、「信仰心」も関係しているとのことです。

映画で何度もゾフィーが窓から外を見る場面が出てきます。
窓はゾフィーの心の自由の象徴なのかもしれません。

クレオ・コイル 『名探偵のコーヒーのいれ方』2006/10/05

今回のミステリーはなんとコーヒー店が舞台です。
前に紅茶の専門店のミステリーを紹介しましたが、やっぱりコーヒー店もあるのですね。
こういう本のおもしろさは、推理そのものより、コーヒーに関するうんちくです。
例えば、コーヒーの保存方法。

「『コーヒーは冷蔵庫で保管してください』などという指示に従うと、スーパーで買ったコーヒーを開封し、冷蔵庫にしまい、毎日それを取り出して使う、ということになる。これはおおまちがい!
コーヒーを入れた袋あるいは容器を冷蔵庫や冷凍庫から毎日のように出し入れすれば、そのたびに空気中の湿気がついて、それが冷蔵庫あるいは冷凍庫で凝縮されてコーヒーが台無しになる。
長期の保存であれば、冷蔵庫や冷凍庫を使ってもいい」

私は今まで、飲んで余った分の粉を冷蔵庫に入れていました。知らないというのは、恐ろしいことですね。どうりであまり美味しくないはずです。

この本の内容と言うと、舞台はNYの老舗コーヒーハウス。
ここのオーナーのマダムの息子と結婚していて、大分前に離婚をしていたクレアは、マダムからの破格の申し出を受け、コーヒーハウス、ビレッジブレンドのマネージャーになります。

ある日、店の上にある住居に引越をするので、翌日、店を開けるのをダンサーであり、店のアシスタント・マネージャーをしているアナベルにまかせます。
ところが、店に行くと、店は閉まっていて、ステンレス製のゴミ入れが変なところに置いてあります。
不審に思い店を調べてみると、地下にアナベルが横たわっていました。
急いで救急車を呼び、彼女を病院まで運びます。
これは事件だという変な勘が働いたクレアは、事件に関わることにします。
さて、一体誰がアナベルを地下に突き落としたのでしょうか?

ホント、読んでいると濃いラテを飲みたくなります。
私のお気に入りは、スターバックスのラテです。ストレートでは飲めないのよ。
明日職場に行きがてら、買っていきましょうか。
紅茶もいいのですが、疲れているときのコーヒーの香りは紅茶より上だと思うのですが、どうでしょうか。

イグ・ノーベル平和賞2006/10/06

ユーモアにあふれ、科学への関心を高めた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」平和賞が決まりました。
この賞は、2002年に日本のバウリンガルが受賞しています。
今年は高周波雑音発生装置「モスキート」を発明した英国のハワード・ステイプルトンさんに贈られたそうです。
この装置、もともとは若者しか聞き取れない高周波の雑音を発して、街にたむろする若者を追い払うための装置だったそうです。
ところが、その技術が「教師に聞こえない携帯電話の着信音」として欧米で大ブレークし、米国では今年に入って「モスキート着信音」を使って教室で携帯電話をかける若者が増え、社会問題に発展しているほどだといいます。
日本の携帯にこの装置が取り入れられるとかなり流行りそうですよね。
友人の高校教師は、学校に携帯の電波が入ってこないような装置がないかしらと言っていましたが、その反対の装置の方が普及しちゃうのですね。
なんと受賞式では、高齢の受賞者に聞こえるかどうかの実験まであったそうです。
う~ん、実験するのは考えものです。もし聞こえなかったら、高齢ということですかぁ。

NHK「東海村臨界事故」取材班 『朽ちていった命 ー 被曝治療83日間の記録 ー』2006/10/07

『朽ちていった命』は1999年9月30日に起こった東海村臨界事故で被曝した大内さんの治療記録です。
原発や核実験についていろいろな本が書かれています。
その本を大学時代に読みあさったことがあります。
特に『東京に原発を』と『ジョン・ウェインは何故死んだか』という本を覚えています。
本を読んだ当時、しばらくはいつ原発事故が起こるのか心配でした。
何事もなく生きていられることに不思議さを感じていました。
今は何もないことに慣れてしまって、鈍感になっているのでしょう。
ひょっとすると、私たちの知らない事故が起こっている可能性もあるのですが…。

あとがきで著者は、この事件が風化しているということに危機感を持っていると書いています。
この文庫本が出たことによって、ふたたび原発について考える機会ができるといいですね。

この事件は、茨城県東海村のJCO東海事業所の転換試験棟で起こります。
大内さんと上司は濾過したウラン溶液を「沈殿槽」に移し替えていました。
その時、大量の中性子線を浴び、被曝したのです。
国内で初めての臨界事故でした。

被曝した大内さんを治療した東大医学部教授、前川和彦は救急医療を専門としていました。
「放射線被曝患者が最初に運び込まれるのは救急医療機関なのだから、被曝医療に関わるべきではないか」と説得され、被曝医療を専門にやり始めていたところでした。
当時の(今も?)被曝治療方法は確立されていなく、どんなに科学的根拠のうすい治療法でも試してみざるえない状況だったのです。
治療方法を模索する医者たち、看護をする看護師たちと家族の苦悩がしのばれます。

放射能というのは本当に恐ろしいものです。
被曝した瞬間に染色体が破壊されるのです。
染色体が破壊されるということは、新しい細胞が作られないということなのです。
リンパ球がなくなり、白血球と血小板も急激に減少。
腸の粘膜がなくなり、消化も吸収もできなくなり、下血。
体表の皮膚が水ぶくれになり、破れ、体液や血液がしみ出し、一日になんと二リットルにもなったといいます。
皮膚移植をしたけれど、正着せず。
大内さんの苦痛はどれほどのものだったのでしょうか?

どんな治療をしても、勝ち目のない戦いでした。
それを知りながらも治療をしていく医師達の矛盾との戦い。
看護師もどこまで頑張らせればいいのか、大内さんは何を望んでいるのかと悩みます。
看護師の柴田さんは大内さんの最期からこう思います。

死ぬのも生きるのと同じように、その人が自分の死に方を決められればいいのに。
最期まで、その人の意志が尊重されるような、そういう最期を。
「生きること」と「死ぬこと」が同じレベルで考えられるようになってもいいんじゃないでしょうか。
いつも、どういうふうに死にたいのかとか、みんなもっと考えてもいいんじゃないでしょうか。

本当に難しい問題です。
原発に関して言えば、何もないからいいじゃなく、何か起こった時に、どういうことができるかが問題です。
事故が起こると日本だけの問題ではなくなります。
あまりニュースで取り上げられなくなっている原発問題ですが、もっと関心をもって注目していきたいと思います。
北朝鮮の核実験も、止めてもらいたいですね。

西秀人 『先生助けて! Dr.コトーを探して』2006/10/08

テレビでまた『Dr.コトー』が始まるようですね。テレビは看護師役の人がきれい過ぎと思いました、笑。
漫画を読むついでに、コトー先生のモデルになった医師を見出したという、下甑島の村役場民生課長西さんの書いた本、『先生助けて! Dr.コトーを探して』を読みました。
島や僻地の医師が足りないと言われ続けていますが、本当に医師がいないと大変なのです。
亡くなっても、医師の死亡診断書がなければ、葬式を出せない、急病人が出て、ヘリコプターで搬送しようにも、添乗医がいなければ搬送できない。
知らないことがいろいろとありました。
住民が安心して住めるように、医師の国家試験に受かって、研修医として勉強し終わった人は1年間、僻地医療に従事することなどという、何か規則ができないでしょうか。
何故僻地に行かない、生きたくないかというと、たぶん先端医療から遅れてしまうという恐れが一番の理由でしょうから、期限を区切るといいでしょう。
その中で、そこの住民と気の合った医師が残る可能性も出てきますからね。
そうそう実際のモデルの医師は、新婚で島に来たそうです。
そうですよね。そんなに漫画のようなこと、ありませんよね。

漫画の20巻では、看護師星野が乳ガンの療養のために、本土に行ってしまったので、新しい看護師が来ます。
実は准看で、採血をしたり、手術に立ち会ったりする経験に浅い人でした。
これから彼女がどう成長していくのか、楽しみです。
増生島にいる江葉都は、鳴海を連れて島に戻ります。
鳴海は三上とそっくりですが、二人は双子だったのです。
いろいろとあるのですが、最期に落盤事故により、三上は医師として生き返ります。
江葉都はその様子を見て、そっと島を出て行くのです。(カッコいい!)
なんとなく、マンネリかな、という感じもしないではないですが、ついつい毎回買ってしまう漫画です。

神の慮り2006/10/09

        根津神社境内

相棒が職場の上司からもらってきた、ある言葉があります。
上司の人の知り合いのお葬式で、奥様からこの言葉が紹介されたそうです。
内容からキリスト教を信仰している人なのかと思いましたが、インターネットで検索してみると、アメリカの病院の壁に書かれていた言葉だそうです。
原文と訳の両方をのせておきます。

A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED

I asked God for strength, that I might achieve
I was made weak, that I might learn humbly to obey...

I asked for health, that I might do greater things
I was given infirmity, that I might do better things...

I asked for riches, that I might be happy
I was given poverty, that I might be wise...

I asked for power, that I might have the praise of men
I was given weakness, that I might feel the need of God...

I asked for all things, that I might enjoy life
I was given life, that I might enjoy all things...

I got nothing that I asked for -- but everything I had hoped for
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.

I am among all men, most richly blessed!

                AUTHOR UNKNOWN
==This creed is hung on a wall at a waiting room of Institute of Rehabilitation Medicine, 400 East 34th Street NYC.USA.==

大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった

偉大なことができるように健康を求めたのに
よりよきことをするようにと、病気をたまわった

幸せになろうと、富を求めたのに
賢明であるようにと、貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに
得意にならないようにと、失敗を授かった

人生を楽しもうと、たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにと、シンプルな生活を与えられた

求めたものはひとつとして、与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた

私は最も豊かに祝福されたのだ

~ニューヨーク州立病院の病室の壁に書き残された詩~

井形慶子 『仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識』2006/10/12

イギリスに関する本を読んでみました。
この本は、イギリスのミドルクラスの話ですが、この本の中に書かれているのがイギリスのすべてと思ってはいけません。
「ニート」のことが社会問題になっていましたが、この言葉はもともとイギリスで使われたのです(今は使われていないらしいです)。
主に労働者階級の若者たちが仕事につかないことを言っていたらしいです。
イギリスの若者は日本とは違い、非行や麻薬に走りますからね。
日本のニートはどちらかというと引きこもりですから。

イギリスのミドルクラスである程度のお金がある人達は、齢をとった人々がやりたいことをやって、輝いているといいます。
齢をとることは喜びなのです。
彼らのお手本は、エリザベス女王のお母さん、クイーン・マザーだとのこと。
76歳になった人が長年の夢のイタリア留学をするということは当たり前のことなのだそうです。
日本人の女の子が日本で老女が一人で外食していると「かわいそう」なのですが、イギリスでそういう老女を見ると「素敵」と言うそうです。
この違いはなんなのでしょう?
そういえば、チャールズ皇太子は、ダイアナさんじゃなくて、カミラさんの方を選びましたよね。
イギリス人はあまり若さや美しさを過大評価しないのでしょうね。(日本やアメリカが異常?)

日本の単身赴任というのも、イギリスにはないそうです。
家族は常に一緒にいるものという信念があるので、子どものために学校を替わるのはかわいそうなどということは思わないのです。
家族と一緒にいないことの方がかわいそうなのでしょうね。

おもしろいと思ったのが、イギリス人は土地にしばられなく、いいと思ったところに住んじゃうところです。
なんとその土地がいいと思ったら、さっさと家を売って、移り住んでしまうそうです。
仕事もひとつに限定しないそうで、新しく移り住んだ土地で見つけるそうです。
気に入ると自分たちの友人まで呼んじゃうそうです。
そういう風にしてコミュニティーを作っちゃうから、齢をとっても楽しいのかもしれませんね。

イギリスのすべてがいいとは思いませんが、彼らミドルクラスの人生の楽しみ方を学ぶと、老いるのも楽しくなるでしょうね。

李家幽竹 『幸せを呼ぶ私の風水雑貨』2006/10/13

風水には何年か前に興味があり、Dr.コパさんの本などを買いやっていました。今から考えると、いいことがあったような・・・。
今は部屋の中を見ると恐ろしくなります。なんでこんなに物があるの。床に積んである本が崩れてきた・・・。ほこりが・・・。
本当にこのままではいけない。物を捨てようと決心するのですが、疲れた~と言って休日には何もする気がしません。
再度風水について勉強しなおしてみようと思い、買ってきたのがこの本。韓国、李朝の流れをくむ、李朝風水師、李家幽竹という人が書いた本です。
観葉植物と天使の置物をゲットしようかと思います。天使のモチーフは、ビューティー運どステイタス運、頭がよくなるのだそうです。2つ置くとさらに効果を発揮するそうですよ。
とにかく、新しい物を買う前に、使わないものを処分するというのがいいようです。雑誌と本を捨て、寝室を物置にして、畳の部屋を寝室にしようかと相棒と話していますが、さていつできるやら?

二ノ宮知子 『のだめカンタービレ 16』2006/10/14

のだめちゃんの活躍する漫画、『のだめカンタービレ』がドラマになるそうです。でも漫画ファンの私は見ません。イメージが壊れそうですから・・・。
残念ながら16巻では、のだめちゃんの活躍が見られません。千秋が常任指揮者になったマルレ・オーケストラの団員募集の様子と、団員が決まった後のリハーサルが延々と続きます。
フランスのオーケストラに入っている人がみなお金があるというわけではなく、みんなアルバイトをしたりして苦労しているという現実も描かれています。
小澤征爾ぐらいになると、一振りで何千万だそうで、私の年収の何倍でしょうか?
千秋の定期公演も成功で終わりそうなので、次回はのだめちゃんが活躍してくれるでしょう。