イグ・ノーベル平和賞2006/10/06

ユーモアにあふれ、科学への関心を高めた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」平和賞が決まりました。
この賞は、2002年に日本のバウリンガルが受賞しています。
今年は高周波雑音発生装置「モスキート」を発明した英国のハワード・ステイプルトンさんに贈られたそうです。
この装置、もともとは若者しか聞き取れない高周波の雑音を発して、街にたむろする若者を追い払うための装置だったそうです。
ところが、その技術が「教師に聞こえない携帯電話の着信音」として欧米で大ブレークし、米国では今年に入って「モスキート着信音」を使って教室で携帯電話をかける若者が増え、社会問題に発展しているほどだといいます。
日本の携帯にこの装置が取り入れられるとかなり流行りそうですよね。
友人の高校教師は、学校に携帯の電波が入ってこないような装置がないかしらと言っていましたが、その反対の装置の方が普及しちゃうのですね。
なんと受賞式では、高齢の受賞者に聞こえるかどうかの実験まであったそうです。
う~ん、実験するのは考えものです。もし聞こえなかったら、高齢ということですかぁ。