『12番目のカード』終了2006/10/18

『12番目のカード』は、500ページぐらいあるのですが、読み始めるとあっけなく読み終わってしまいました。

殺し屋に思えた黒人の男性は、ジェニーヴァの父親でした。
友人のラキーシャが決心したことは、書き方のせいで、ジェニーバァを殺すことのように思えるのですが、ジェニーバァが一番嫌っている生き方、子どもを生むために高校をやめることでした。

タロット・カードから、殺し屋の仕事が判明します。
ジェニーバァが襲われたのは、彼女が犯人を見たためと思われたのですが、突き詰めていくと、なんと彼女の祖先に関したことからで、思わぬ人が犯人でした。

犯罪もライムのような人がいると、なかなか上手くいかないようです。
彼の分析力と推理力にはいつも感心します。
アメリカのミステリーはこういう科学分析が出てきたり、プロファイリングがあったりするので、私は好きなのです。
相変わらず、一筋縄ではいかないディーヴァーでした。