村上春樹 フランツ・カフカ賞受賞2006/10/30

インターネットの新聞を読むと、村上春樹がカフカ賞を受賞したことが報じられていました。
彼の作品はほぼ出るたびに読んでいます。彼の作品に漂う、喪失感のようなものにとても惹かれているのです。
何かが欠けていて、その何かを求めて、登場人物は動いているような気がするのです。
この頃は、といってももう大分経っていますが、オウム真理教の起こした地下鉄サリン事件の被害者や加害者側にインタビューをした本を出したり、神戸の地震にインスピレーションを与えられて書いた本を出したりしていますね。
最新作は今ひとつでしたが。
彼がこれからどこは向かっていくのか、興味があります。