加門七海 『うわさの神仏 其の二』2007/09/16

休日出勤の疲れでヘロヘロになっています。
「今日は起きれませんでした。眠いです」というと、上司の奴、「昨日は夜更かししたの?」と言いやがった。
おいおい、七日間もぶっ続けに働いて、疲れない奴はいないぜ。
そんな中で、私の憩いの時間は、加門さんの本を読むときですね。
癒されますぅ(?)

其の二は「あやし紀行」ですぞ。
北は東北、恐山はもちろん、平安京を羅城門から朱雀大路、内裏、船岡山まで歩いたり、神様達の集合場所、出雲でカマイタチに会い、奈良では「日本芸能史上、謎の芸能」を見、吉野では修験をし、沖縄では神様に一目惚れ。
加門さん、ちょっとやり過ぎですぞ。

ありがたかったのは、沖縄の章で、私の疑問が解けました。
今帰仁城跡に行った時に、城という割りに、血なまぐささがなく、何やら神聖な場所のような感じがしたので、おかしいなと思っていたのですが、やはり「グスク」は俗に言う「城」ではありませんでした。
「先祖の霊を祀った聖地」なのだそうです。やっぱりね。

一番おもしろかったのが、なんと言っても台湾占いツアー。
私の占い好きの虫が騒ぎました。
と言っても、20代の頃に新宿の母に始まり、四柱推命(高いだけでたいしたことなかったな)、道ばたの手相見で終わりましたけどね。
当たっていたのかどうか、さだかではありませんが、唯一、「お金に困らない」と言われたことだけ覚えてます。
まあ今困ってはいないけれど、貯まってもいません。
あ、結婚はすると言ってましたっけ。でも結婚する年齢は全然違ってましたよ。
台湾の占い師はこんなもんじゃあありません。当たるんです。
どの人も言うことが同じなのだそうです。
加門さんは、「見れば結婚していないのがわかる」(ちょっと失礼ね)、「金運ない」と言われっぱなし。
前世まで、お願いしていないのに言われ、それも一緒だったそう。
私の前世はすべて違いましたよ。
や~、行ってみたいわ、台湾。
加門さん、何故言われた前世を書いてないの?
私はとっても知りたいのですが。
いろいろとやった恥ずかしいことは書いているのに、占いの内容とかも隠すなんて、狡いですぅ!