「レミーのおいしいレストラン」と「ダ・ヴィンチ・コード」、「硫黄島からの手紙」を観る2008/05/08

連休に観たDVDは、「レミーのおいしいレストラン」と「ダ・ヴィンチ・コード」、「硫黄島からの手紙」の3本です。一遍に紹介しちゃいましょう。

まず、「レミーのおいしいレストラン」。
ネズミのレミーは、ネズミであるにもかかわらず、グルメなんです。有名シェフ、グストーの本を愛読書にしているぐらいですから。
あるおばあさんの家でスパイスを探していると、おばあさんが起きてしまい、さあ大変。
何故かネズミごときに、ピストルまでぶっぱなすおばあさん。
急いで逃げたときに、家族と離ればなれになり、着いた先がパリのグストーのレストラン。
新入りの見習いシェフで全く料理のできないリングイニが、スープを駄目にしているのを見掛け、ついつい手を出してしまいます。
なんと彼のスープは評判になってしまい・・・。

ネズミたちが料理をしている場面なんか、思わず顔をしかめてしまいました。想像はしたくないわぁ。
でも 映画としては、純粋に楽しめました。親子でどうぞ。

「ダ・ヴィンチ・コード」は、私は本の方が好きです。
あまり俳優が魅力的ではないのです。トム・ハンクスは好きですが、学者という感じではないですよね。ヒロインの女性(オドレイ・トトゥ)も、う~ん・・・。
聖杯伝説やキリストうんぬんに興味がもてるかどうかに、この映画のおもしろさが左右されるでしょう。
興味のない人にとってはどうでもいいことですから、笑。
そうそう、狂信者は恐ろしいですね。なんでわざと脚に鎖を巻いたり、ムチで自分の身体を打ったりするんでしょうね。私にはわからない世界です。

「硫黄島からの手紙」ですが、こういう映画、今の私の気分ではなかったです。
相棒が真剣に観てました。私は途中棄権です。気分がのったら、また観ようと思います。
何故嫌になったのかというと、たぶん戦時中の日本の全体主義のせいでしょう。
パン屋(ジャニーズの二宮和也が評判になってましたね)が言っていましたね。砂糖が手に入ったから、カステラやあんパンを作ったら、兵隊が持っていった。パンを作る器具も持っていった。もうこれ以上持っていく物はないだろう、などと思っていたら、赤紙が来た。
その上赤紙を持ってきたおばさんが「おめでとうございます。もう跡継ぎもいるんだから・・・」などと言うんですから。跡取りと言ったって、お腹の中にいるだけですよ。
戦地では、「玉砕」を強いたり。
ホント、異常な世界だったんですね。

平和について考えるには、いい映画でしょう。

すみません。私全部見てませんが、えらそうに言わせていただいてます。今度、正座して観させていただきます。