有吉京子 『SWAN ― 白鳥 3~14』2008/06/18

『SWAN』、おもしろかったです。
なんで発売当時に読まなかったのでしょう?読み終わるまで夢中になりました。

バレエでパートナーを組んでいる人達がすべて恋人だったり、夫婦だったりということはありえないのでしょうが。
バレリーナとして、一人の少女が成長していく様がよく描かれています。
なんと言っても、バレエの絵が美しいです。
この前、東京バレエ団の公演を観て、モダンがわからないと書いたのですが、この漫画の10巻目で疑問が解けました。

「古典バレエのムダな装飾をいっさい取りはらった 人間本来の「肉体」の線と美に モダンバレエのテーマがある」

「モダンバレエほどダンサーの個性や生の感情表現を必要とするものはない」

「自己の”本質”を表現するモダンバレエ」

古典とモダン、この両方を踊ることが如何に難しいことなのかが、よくわかりました。
新しい目でモダンを観てみることにします。
あ、でも買ってあるチケットは古典だわ・・・。

コメント

_ ろき ― 2008/06/19 18時36分44秒

こんにちは、コメントお久しぶりです。
いつも思いますが、マンガ家ってすごいリサーチして、描く世界を深く理解してますねー。
モダンの解釈など、なるほどですね。
わたしは古典もモダンも好きだな。

_ CoCo ― 2008/06/19 19時19分43秒

ろきさん、お久しぶりです。
有吉さんの描くバレエの絵なんて、音楽が聞こえてきて、
本当に踊っているようです。
ストーリーもいろいろな国の事情とかあるんでしょうが、
そこのところを知らないでは描けませんよね。

この漫画の続きが発売されているそうです。
と言っても、子どもの代になっていますが。
今度は借りずに買って読みますわ。

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