槇村さとる 『 Do Da Dancin' ! 1&2』2008/06/22

『SWAN』でバレエ漫画のおもしろさを再確認し、他のも読もうということで、植村さとるの『Do Da Dancin'』の集英社文庫版を買ってみました。
この漫画は『SWAN』みたいに、まだバレエ後進国日本が頑張っているという段階を越え、現代の日本が舞台です。

22歳の桜庭鯛子は東京バレエ団員。
なんとなくバレエがやめられず、踊っているという感じで、踊ることに対しての情熱なんて、とっくの昔になくなってしまっていました。

8年前、14歳の時、鯛子はローザンヌに挑戦することになりました。
ところが出発の日、鯛子の好物を買いに行こうとした母親が、自動車事故で亡くなってしまいます。
その時から彼女は踊りへの情熱を無くしていたのです。

バレエ団では「ジゼル」の公演をすることになり、鯛子はウィリーの女王ミルタを踊ることになります。
ジゼルは、八年前、彼女がキャンセルしたローザンヌに出て、スカラシップを取って、ロイヤルバレエのプリンシパルになっている倉田真理でした。
鯛子は倉田から、「八年間、あなたは何をしていたの?」というきつい言葉を言われます。
鯛子は立ち直れるのか?

2巻で、鯛子は「白鳥の湖」のオディールを踊り、もっと踊りたい、一人前のダンサーになりたいと思います。
でもバレエ団には事情があり、いられなくなり、こうなりゃいろいろなバレエ団のオーディションを受けちゃえ、という感じになっていきます。
どういう展開で、ヴェネチアまで行くのか?
そして、スターダンサーの三上とはどういう関係になっていくのか?(たぶん、恋愛関係を持ち、二人でパートナーとして踊るんでしょうね)
展開が読めても、踊りの場面があるから読んでしまいます。

バレエはいくつになっても、女の子の憧れですね。

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