「オールスター・ガラ」 アメリカン・バレエ・シアター2008/07/20

2008年7月18日(金)

《ラ・バヤデール》 第1幕のパ・ダクシオン
ミシェル・ワイルズ
デイヴィッド・ホールバーグ
《眠れる森の美女》  第3幕のパ・ド・ドゥ
イリーナ・ドヴォロヴェンコ
マキシム・ベロセルコフスキー
《メリー・ウィドウ》 第3幕のパ・ド・ドゥ
ジュリー・ケント
ホセ・マヌエル・カレーニョ
《シナトラ組曲》
ルチアーナ・パリス
マルセロ・ゴメス
《海賊第2幕のパ・ド・ドゥ
シオラマ・レイエス
ホセ・マヌエル・カレーニョ
《瀕死の白鳥》
ニーナ・アナニアシヴィリ
《ラビット・アンド・ローグ》
ローグ:イーサン・スティーフェル
ラッビット:エルマン・コルネホ

オールスター・ガラというだけのことはあり、美男・美女の美形の宝庫でした。
パンフレットの写真もよくとれています。
元ロシアのダンサーとキューバ、アルゼンチンなどの南米人が多いバレエ団です。
南米の人は体が柔らかく身体能力が高そうですよね。
A席だったので、前から3番目。前の人の頭で、右側がまったく見えず。
特に前に座った女性が、黒いノースリーブのドレスに真っ赤なブラをつけていて(関係ないか)、髪が普通の人の2倍。
首の悪い人間には、最悪のパターン。
髪をふんわりと膨らましている人は、是非とも髪を束ねてください。お願いします。

今回特に気にいったのが、「メリー・ウィドウ」です。大人の愛を描いた、ロマンチックなワルツです。
一時、時間を忘れました。
「シナトラ組曲」はシナトラの歌をバックに、都会の男女の愛のやり取りを、洒落たダンスでつづっています。
「海賊」では、回る回る。目が回んないの?と聞きたくなるぐらい、回る回る。気持ちのいいぐらいです。
「瀕死の白鳥」では、たった4分間でしたが、テクニックのすごさを感じました。
手の表情がさすがです。
最後の日本初演の「ラビット・アンド・ローク」は、音楽と踊りが切れ目なく続き、ついつい見ていると心地よく、眠気を誘われました、笑。
アメリカン・バレエ・シアターは古典よりモダンの方が得意そうです。

来週の「白鳥の湖」の券が残っていたので、買ってしまいました。
「海賊」の方がいいかしらとも思ったのですが、両方は買えません。
だって、次から次へと、いろんなバレエ団が来るんですもの。
とりあえず、見られるものは見て、お気に入りのバレエ団を決めようと思います。