谷保天満宮に行く2012/05/04

国分寺に住んでいる知人にお正月にはどこに初詣に行くのかと聞いたところ、谷保天満宮という答えが返ってきました。
調べてみると結構大きな神社で、関東三大天神の一つだそうです。残りはご存知湯島天神と亀戸天神。私ははからずとも三大天神に行きましたね。
谷保天満宮(「やぼ」と読むそうです)は東日本最古らしいです。
国立から歩いていけそうな距離です。午前中は雨が止んで、空が見えているので、行ってみることにしました。

国立駅から大学通りをずっとまっすぐ行くと、谷保駅に突き当たります。駅の右側に線路を超える道があり、そこをまたまっすぐ行くと、天満宮に到着します。
約30分ぐらい歩いたでしょうか。


ここは交通安全発祥の地だそうです。
明治41年、有栖川宮威仁親王殿下が「遠乗会」を催し、谷保天満宮を目的地にしたそうです。その日本最初のドライブツアーから今年はちょうど100年目に当るそうです。


その時の車のレプリカですか?そのわりにちょっとちゃちですねぇ。
本殿は階段を下りたところにあります。
階段の左に滝がありました。


階段の右が拝殿です。


天満宮ですから祀られているのは菅原道真公とその子の道武公。学問の神様でもありますから、多摩地方の受験生が沢山やってきているのでしょう。絵馬が山のように奉納されています。

拝殿の後ろに本殿があります。


何回も鶏の鳴き声が聞こえてきます。鶏がどこにいるのだろうと思っていると、半端じゃないぐらいの数の鶏がやってきました。



牛さんの上にまでいます。


梅林の方にもいます。神社で飼育しているのでしょうね。それにしても沢山います。人に慣れているらしく、近づいても逃げません。


筆塚がありました。1月25日には筆供養が行われるようです。塚の前に何本か筆が置かれていました。


梅林には山口瞳の文学碑がありました。この梅林で有栖川宮威仁親王殿下たちが昼食会を開いたそうです。



梅の実が実っていました。



帰りにお稲荷さんも拝みました。


ここを通って行くと、池に行けたようですが、道のようでなかったので、行きませんでした。池の周りは6月に紫陽花が綺麗だとのこと。6月になったら、また来てみましょうか。

谷保天満宮の猫です。野良らしく喧嘩したのか右耳が千切れていました。


まだ疲れていないので、谷保からJRには乗らず、大学通りを歩いて帰ることにしました。途中のカフェでランチを食べることにしたのですが、あまり美味しくなかったので、フレンチにでもすればよかったなと思いました。カフェを出ると雨が降ってきました。
口直しをしようと、レ・アントルメ国立でケーキを買って帰ることにしました。


三浦屋にバターコーヒーが売っていました。神戸のDANKEのものではありません。マネしたのでしょうか?


ボーと窓の外を見ていると・・・。虹が架かっています。街中で虹を見るのは久しぶりです。


こちら側には雲があるので下の方だけしか見えません。反対側からは虹がすべて見えているかしら?
虹を見ると、何故かいいことがが起こりそうな気がします。