昭和記念公園でお散歩2013/09/01

一度犬を連れて散歩をしてみたいと思っていた昭和記念公園へ行ってきました。
人の入場料(400円)だけで、犬は無料です。(駐車料金一日800円)
犬連れで入ろうとすると、入り口で一筆書かされます。そんなに犬連れのマナーが悪かったのでしょうか?


わんこは元気いっぱい。
相変わらず、グイグイ引っ張っていますが、だんだんと力加減がわかってきているので、前ほどひどくはありません。


夫が走るとうれしそうに駆けていきます。
夫は、「犬の方が走るのが速い」と言っています。
小型犬だからといって侮るなかれ。


この公園は広大で、木が多く、一日では回れないほどです。
草の上も歩けるので、膝の悪いわんこにはありがたいです。
家の近所にこんな公園があればいいのに。


花火大会会場になった原っぱまで行ってみました。
少年たちが宙返りなどをして遊んでいます。


はしゃいだわんこです。
あれだけ遊んだのだから家に帰ったらすぐに寝てくれるかと思ったら、全く寝ようとしません。
ホント、エネルギーがたっぷりあるんですね。
人間の方がグロッキー気味です。

月に一回は行ってみたい公園です。

植村さとる 『ドゥダダンシン! 13』2013/09/03



いつのまにか完結巻になってしまいました。
ヴェネチア国際コンクールも本番。
相変わらず自分のこと以上に他の人のことを思いやる鯛子。
三上との間もラブラブで、いつプロポーズされるかというところです。
結末は・・・。もちろんお約束通り。
今度いつ鯛子に会えるのか、わかりませんが、たぶん、いいお母さんになっていて、それでも踊り続けているのでしょうね。
目指せ森下洋子!

引越しをして犬を飼ってから、なかなかバレエを見にいけなくなってしまいました。
八月はローザンヌバレエコンクール入賞者たちのガラのいい席を取ったのにいけなかったし・・・。
しばらく漫画かDVDで我慢しますわ。

私のナイトライフを邪魔している我が家の犬は、私がリビングにいて夕食を作っていると、下の写真のように伏せをしてじっと待っています。


それでも無視していると、つまらなそうに頭を伏せて、こちらをチラ見します。
どういう顔をしたらかまってもらえるのか知っていますね。
いい子でお留守番しているので許してあげましょう。

綺麗な虹2013/09/04

仕事をしていると、同僚が「虹がでている」と言い出しました。
すぐに窓から見ると、綺麗な虹が出ていました。
iPhoneで急いで撮りました。


残念ながらこの虹の美しさはiPhoneのカメラでは写りませんでした。
こんなに端から端までくっきりとした虹はめったにありません。
不安定な天気ですが、こんなプレゼントもあるんです。
なにか得をした気分になりました。

朝日新聞特別報道部 『プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実』2013/09/06



東京にオリンピックをという能天気さにあきれかえっている、この頃です。
他の国のジャーナリストが汚染水漏れ問題の質問したというのは当たり前のことです。
オリンピックどころではないでしょう。

3.11当時、大事な情報が官邸に伝わっていなかったことに唖然となりました。
原子力安全・保安院の人間が原子力の専門家ではなかった・・・。
一号機の爆発さえも官邸に知らされず、白煙が上がっているという報告だけで、日テレの映像を見てわかった・・・。
SPEEDⅠの存在を官邸に伝えていなかった・・・。
「パニックが起こるのではないか」という予測だけで、国民に正確な情報が知らされなかった・・・。
などなど、様々なことが後からわかったことです。

一体日本はどうなるのでしょう。
もう東電にまかせないで、国で責任をもって福島原発事故の後始末をしなければならないのではないでしょうか。
なんでそれができないのでしょうか?
私にはわかりません。

ローナ・バレット 『本の町の殺人』2013/09/07



アメリカに本当にあるのかどうかわかりませんが、本屋ばかりが店を出す町があるといいですね。
日本で言うと、神田の古書街みたいなもんですかね。
神田は怖い書店主が奥に座っている感じで、私なんかゆっくり本を選べません。
なんか聞くと、そんなことも知らないのか、みたいな感じで馬鹿にされそうです。
その点、この本の中の「読書家の聖地ストーナム」の書店なんかは、誰でも気軽に足を踏み入れられます。
古書から専門書までを扱う、どんな本屋もあるんですから。
店は趣のある建物で、中の装飾はそれぞれの店主が考えています。
例えば、料理専門書店では、馬蹄型のアイランドキッチンに包丁立て、小さなシンクとガスコンロ、ビルトイン冷蔵庫、手元が見えるように頭上に大きな長方形の鏡・・・。
書店で料理できるようになっているのです。
イベントとして、料理専門家を呼んで、自分のクッキングブックの宣伝のために料理をしてもらったりもできますね。
毎週、料理教室を開いてもよさそう。

主人公のトリシアはミステリ専門書店<ハブント・ゴット・ア・クルー>を経営しています。
飼い猫の名はミス・マープル。
本が座って読めるようにヌックに椅子を置いて、無料のコーヒーとクッキーが食べられるようになっています。
こんなミステリ書店なら安心して入れそう。

さて、事件は・・・。
トリシアの店の隣にある料理本専門書店<クッカリー>で店主のドリスが殺されているのが見つかります。
何故か保安官のウィンディはトリシアを容疑者と考えているようです。
あまり仲のよくない姉が町にやってきて色々と大変なのに、自分の容疑を晴らすためにトリシアは事件を調べるために町を駆けずり回ります。

あとがきをみると、イギリスに「古書の聖地」として知られている場所があるんですね。
ウェールズ地方のヘイ・オン・ワイという小さな町なのだそうです。
町のHPを見ると、緑豊かなかわいらしい町です。
今度イギリスに行くことがあったら寄ってみたい町です。

緑川聖司 『晴れた日は図書館にいこう』シリーズ2013/09/08



図書館にまつわる”日常の謎”を解くシリーズです。

雲峰市に住む小学校五年生の茅野しおりは図書館大好き少女です。
暇があると図書館に行って本を読んでいます。
彼女の母親は離婚後、小さな出版社に勤めています。
いとこの美弥子は、しおりの通う雲峰市立図書館の司書をしているため、しおりは他の司書たちとも顔見知りです。
どんな”日常の謎”があるかというと、「私の本の謎」とか「六十年延滞した本の謎」、「返却ポストに投げ込まれた水の謎」、「本泥棒の謎」、「ドッグフード缶の謎」、「クリスマスツリーの謎」・・・。
色々と謎があるんでるねぇ。
謎以外にも図書館やそこで働く司書さんの仕事についても知ることのできる本です。
お仕事本にいれてもいいでしょう。

では、図書館に関するクイズを。
①図書館の本を失くしたり、破損した時、どうしたらいいでしょう。
   ⇒同じ本を探し、買って、図書館に渡してください。

②オリンピックについて色々と知りたいと思いました。司書さんに聞けば教えてくれるでしょうか。
   ⇒教えてくれません。司書さんはどの本を読めばいいか教えてくれます。

③友人が読みたかった本をもっていました。それは図書館から借りたものです。ついでな  ので、友人から借りて読もうと思いますが、いいでしょうか。
   ⇒また貸しはいけません。図書館に行って、ちゃんと手続きをしてから読みましょう

④親から読みたい本があるから借りてきてくれと頼まれました。親の貸し出しカードを使って借りれるでしょうか。
   ⇒借りれません。貸し出しカードは本人しか使えません。

⑤ある図書館の貸し出し冊数は5冊まででした。五冊借りています。全部返さないで、一冊だけ返したら、もう一冊借りられるでしょうか。
   ⇒借りれます。手元にあるのは5冊までですから。

まあ、図書館に通っている人にとっては当たり前のことですね。

そういえば、この本に載っている本は本当にある本でしょうか?
私は児童書のことは詳しくないのでわかりません。
『かぜひきサンタ』は実在するようですが、他の本を2、3調べてみるとないようです。


トリミングは嫌いです2013/09/09

どうも家の犬はトリミングが嫌いのようです。
トリマーさんから「これからお迎えに行きます」という電話が来てから挙動不審になるのです。
普通の生活ではあげない、せつなそうな「クゥ~ン」というような声を上げ、走り回ります。
トリマーさんが来たので抱き上げると、あばれます。
トリミングから帰って来てから、一度だけ様子が変なことがありましたが、今はそうでもないので、今のところトリマーさんを変えるつもりはありません。
でも、こういう場合変えた方がいいのかしら?

トリミングしたばかりの後ろ姿。


横から見ると、


耳が落ち武者のようにザンバラです。
短い方がかわいいかな?


トリミングで疲れたからか、老人顔になっています。


あくびまでしています。


おやすみなさい。

辻村深月 『ツナグ』2013/09/12



映画になった本です。
図書館のお勧め本に置いてあったので、どんな話なのかと思って読んでみました。
映画化された本って、ハズレがあまりないように思います。
もちろん、この本は当たりです。

死んだ人間と生きた人間を会わせる仕事が「使者(ツナグ)」です。
どんな人とも会えます。
母親、恋人、友だち、憧れのスターでも、相手が会ってもいいと思ったなら。

高校生の歩美は祖母から「ツナグ」仕事を引き継ぐことになります。
彼が会わせたのは・・・。
 
死んだ人と会っても、心が晴れるとは限りません。
その後に、新たな思いを持ってしまうこともあります。
それでもその思いを持って生きていかなければなりません。

一度死んだ人と会えるなら、誰と会いたいと思いますか?

三浦しをん 『星間商亊株式会社社史編纂室』2013/09/13



この題名、普通ではないと思って読み始めると、やはり中身も普通ではなかったです。
しをんさんの趣味がバリバリ描かれていますもの。

暇でやる気のない室長や課長、社員に恵まれた(?)社史編纂室に飛ばされた川田幸代は、日々同人誌という趣味の世界に没頭していました。
会社のコピー機をこっそりと使用していると、課長に見つかっちゃいました。
そこからがウンのつき。
社史編纂室のみんなで同人誌を作って売ろうなどと言い出したのですよ、課長が。
やけになって(?)社史の方も一生懸命はげんでいると、会社にはなにやら怪しい過去があり、それを秘密にしておきたいらしいということがわかります。
この過去を埋もれさせてはいけないと、社史編纂室の面々はがんばっちゃいます。

間に入っている幸代の小説はしをんさんの趣味ですねぇ。
久々に笑わせていただきました。

若竹七海 『みんなのふこう』2013/09/14



葉崎シリーズの中の一冊です。

葉崎にあるFM局の番組<町井瞳子のライトハウスキーパー>の中の人気コーナーは「みんなの不幸」です。
自分、または周りにいる不幸な人の話を投書し、それを番組で紹介するのです。
番組に、ある一通のメールがきました。
嘘のようにドジで不幸な、でも、ひょっとして究極のところついているのではないかと思える17歳のココロちゃんの話です。
どんな話かは読んでのお楽しみ。
ホント、こんなことあるのと思えるような、笑える話です。



わんこをソファにのせて無視していると、つまらなそうにしています。

相変わらず元気いっぱいで、散歩でも歩き始めはグイグイ引っ張るので、歩くのをやめるようにしていますが、全然懲りていないようです。
困ったもんです。
大人しくなるには後数年必要かしらねぇ(溜息)。