藤堂志津子 『独女日記 １＆２』 ― 2014/03/31
今日はいい天気。
桜並木まで散歩に行ってきました。
長く歩いても元気いっぱい。
こんなに嬉しそうにしています。
そろそろトリミングが必要になっています。
こんなおばあさんになりたいなと私が思っている方々がいます。
森茉莉、佐藤愛子、佐野洋子、そして今回エッセイ集を読んで、藤堂さんも入れることにしました。
藤堂さんはまだ60代ですので、おばあさんに入れるのもなんだかなぁと私は思っているのですが、本人が書いているのでねぇ。
どの女性も自分をしっかり持っている方です。
男性もたじたじになるでしょう。
あ、森さんはそうでもないですか。
自分の世界をしっかり持っていると言いかえた方がいいですね。
藤堂さんは北海道の札幌に住んでいます。
お父様は大分前に亡くなり、お母様を十年以上も介護し、お母様が亡くなってから家を処分し、今はきままなマンション一人暮らしです。
相棒はヨークシャテリアのはな。
なんとはなちゃんは犬なのに、散歩嫌いです。
たまに歩くことはあるようですが、続かず。
抱いていることの方が多いそうです。
家の犬は散歩大好きで、ほっておくと何時間でも歩きそうです。
私が疲れてしまいますので、30分から１時間で散歩は終わりにしていますがね。
食べ物もどうやら人間と同じものをあげているようです。
家は絶対に人間の食べる食事はあげません。
バナナや無糖ヨーグルト、豆腐、リンゴなど味の濃くないものをたまにあげるぐらいです。
ドッグフードを食べなくなりそうですもの。
もっと驚いたのは、犬の洋服に一万円以上使っているんです。
一万円以上もする服なんて犬に買いませんわ。
せいぜい最高金額三千円代。それでも高いと思うのに。
もっと、もっと驚いたのは、犬用バギーに五万円！
はなちゃんが散歩しないので抱いていると重いので、バギーを買ったようです。
う～ん、犬が老犬になって歩けなくなったら買いますが、五万円も出せるでしょうか？
犬の扱いには驚くことばかりですが、そんなことは関係なく、楽しめるエッセイです。
そうそう、人に何か頼んだ時、女一人だとぞんざいな態度を取る男性がいることが書いてあって、なるほどと思いました。
私も少なからず経験があります。
そんな変な男性ばかりだとは思いたくないですが、女の年寄りだとあなどる人も多いようで、これから年を取っていくと自分ではできないことが増えていくので、どうやってそういう人に対処していけばいいのか悩むところです。
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