ダニエル・フリードマン 『もう過去はいらない』2015/09/25



『もう年はとれない』の次に出版された本です。

『もう年はとれない』で大怪我をしてしまったため、人の助けがないと起きられず、歩行器がないと歩けなくなり、家を売って介護施設に入った88歳のバック・シャッツ。
彼のところに昔捕え損ねた元銀行強盗で78歳になるイライジャがやってきます。
命を狙われているので助けて欲しいというのです。
イライジャは何かをたくらんでいるようですが、退屈な日常生活に飽き飽きしていたバックはイライジャの話に乗り、弁護士を連れて警察に一緒に行くことにします。
しかし待ち合わせの場所で何者かに襲われ、イライジャは囚われ、自分は九死に一生を得ます。
イライジャを救うためにバックは満身創痍にもかかわらず駈けずり回ります…。

現在と過去が交互に書かれています。
亡くなった息子のバルミツバの様子からすると、息子は父親に対して複雑な思いを抱いていたようです。
何故息子は亡くなったのかしら。
バックのせい?
早く息子の死の真相を知りたいもんです。

それにしても不死身のバック。
こんな老人がいたら怖いですわ。

次は何をするのかしらね。


またまたお笑い犬の寝相です。


どうしても頭が落ちてしまうようです。