バルバラ・ベルクハン 『グサリとくる一言をはね返す心の護身術』2016/04/26



グサリとはこなくても、どうしてこういうことをこの人言うのかしらと思うことがあります。
いい大人がくだらないことに難癖をつけたり、嫌がらせ(らしい)をしたりするのを見るたびに、不思議に思います。
職場なのだからお互いに気持ちよく仕事をすればいいと思うのですが、仕事上、さしつかえがあることをして何の得があるというのでしょうか?
雇う側もその人のせいで人が辞めていっていることのを知っているのに、辞めさせない。(辞めさせるのは大変だものねぇ~)
それで、後から入ってきた人に我慢を強いているのを見ると、何か変だなぁと思います。

さて、どうしたら傷つかなくなるのでしょう。

①まず最初に自分を過小評価するのを止め、交渉する時に内なる批判者から距離を置こう。
②他人の感情に対して境界線を引こう。
③非人情になろう。

ようするに体の周りに防弾ガラスでできた防護壁を作るというイメージなのです。
難しいですね。
何か言われたら、即、防護壁を作らなければならないのです。
疲れてしまいますね。
いつまでやらなければならないのでしょうか。
相手が感情的になってどなっているのに、涼しい顔をして座っていなければならないんですよ。
その日はそれでよくても、また次の日にも同じことが繰り返されるかもしれません。
相手が諦めてしまうまでやるんですか・・・。

「つまらない人間関係、私たちを苦しめ不幸にする嫌な人たちと思いきって縁を切り、自分の魂のすばらしい部分を守らねばならないことが、人生には時々あります」と作者も書いています。

辛抱が足りないと言う人がいるかもしれませんが、すたこらサッサと脱出を試みることも必要なのです。
我慢して何か得られますか?
自分の「星」(あとがきを読んでね)に近づけるのなら意味がありますし、そうでなければ新しい所でやってみるということもいいのでしょう。

本に防護壁の作り方をもっと詳しく書いてあるといいのにと思いました。

この頃思うのは、人間関係の悩みって、つまるところ同じなんです。
苦手なタイプの人はどこにでもいるのです。
私なんか、年上の仕事ができないくせに私を認めなさいと圧力をかけてくる威張りたがり屋のおばさんとは合いません。
気をつけようとは思いますが、わざと挑発して怒らせているかも(笑)。
私って性格悪いわね。

この頃、ネットにあるオラクルカードが気に入っています。
毎日一回引いてみますが、結構今の状態に沿った答えをくれます。
この頃、色々とあって、やっと思った方向へと進めそうになりました。
カードは「未来は大丈夫」と言ってくれたので、ネガティブな思考にならないように、私の「星」へ向かって進んでいこうと思っています。