西加奈子 『サラバ!』2016/09/24



2014年度の直木賞受賞作。
図書館で予約していたら、今頃までかかりました。
期待以上のおもしろさでした。

イランで生まれた歩は変わり者の姉に悩まされていました。
姉は人と同じことを嫌い、わがままで、注目されようと、とんでもないことをやり続けます(お姉さんは発達障害かな)。
イラン革命で大阪に帰った時に、姉は周りから浮き、変な綽名をつけられました。
その後、また父の赴任でエジプトに。
いい友達に会い、家族も幸せだったはずなのですが・・・。
父と母は離婚し、日本に戻った姉はまたやらかしてしまい、不登校に。
歩は浮かないようにみんなに合わせながら、なんとか暮らしていくのですが、大学を出ても就職もせず、物を書いて暮らしていましたが、いつしか仕事は来なくなり・・・。
色々なことが起こり、あの姉は変化し、父は山寺に籠り、普通だったはずの歩が自分とは一体何かと悩むことになります。

人は一本筋の通ったものを持っていないと、人生が上手くいかないのを人のせいにしてしまうのですね。
人に左右されず、自分の信じた道を進んでいくと、幸せは見つかる(かな?)。


コメント

_ 花 ― 2016/09/25 14時34分13秒

cocoさん、お久しぶりです。

眼の具合大変でしたね。
でも、眼が開けられるようになって良かったですね。
手術をしていると、感染症が怖いですものね。
わたしも以前に感染症になりかけた時は、本当に心配でした。
何を気をつけたらよいのかもよくわかりませんしね。
何れにせよ、ストレスや疲れには気をつけましょうね。

来月からのお仕事も無理せずがんばってくださいね。

わたしも昨年診断された、眼以外の新しい病気にようやく慣れてきた気がします。
治ることはないと言うので、緑内障と同様うまく付き合っていきたいと思っています。

_ coco ― 2016/09/25 19時20分03秒

花さん、本当にお久しぶりです。
ブログがなくなったので、どうしてらっしゃるのかと心配していました。

目は感染症ではなく、結膜炎で終わったようです。
来週、S医師の診察予定です。
怒られるかしら?ちょっと怖いです。
体力の低下は仕方ないので、無理せずに暮らしていくしかないですね。
新しい職場は今よりも遠くなるので、しっかりと食べて、寝て、あまり根を詰めて仕事をしないようにと自分に言い聞かせています。

花さんもお体に気をつけてお過ごしください。
たまにコメントでも下さい。
お元気でいるかどうか心配ですので。

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