サラ・パレツキー 『カウンター・ポイント』2017/01/07



50歳になっても元気なのが、我らのV・I・ウォーシュースキー。
久々の登場です。

25年前に、妹を母親に殴り殺された元恋人が、ヴィクに会いに来ます。
母親が刑務所から戻り、自分は陥れられたと言っているので、もう一度事件を調べ直してもらいたいというのです。
止めればいいのに、気のいいヴィクは母親に会いに行き、嫌な思いをします。
彼女はウォーシュースキー家に恨みを持っていたのか、昔から自分の家族に起こる不幸のすべてを、ウォーシュースキー家のせいにするのです。
ヴィクのいとこで、地元のヒーローだったブーム=ブームが、娘を殺したとまで言うのです。
会いに行ったせいで、接近禁止命令まで出ちゃいました(笑)。
それでもあきらめないのが、ヴィクのいいところ(かな?)。
ブーム=ブームの汚名返上をしようと動き回るうちに、いつしかヴィクは深く事件の中に入り込むことになります。

このシリーズ、どの巻を読んでもおもしろいです。
ヴィクと彼女を取り巻く人々の魅力のおかげです。
私も彼女を見習って、といっても犯罪者とは戦いたくないですが、元気に跳びまわりたいものです。

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