読んだ本の覚書 ― 2017/03/08
クリスマスローズが満開などと書いていましたが、もっと咲き出しました。
これからももっと咲くようです。


クリスマスローズは土に植えると根ずくようなので、他の種類を探して植えてみようかとも思います。
花びらの数が多いのが欲しいです。
本を読んだのですが、忘れないように一遍にまとめておきます。
薬丸岳 『その鏡は嘘をつく』
『刑事のまなざし』と『刑事の約束』の間に書かれた長編小説です。
期待して読んだのですが、内容的には今一でした。
西條保彦 『ぬいぐるみ警部の帰還』
ぬいぐるみが事件を解決していくのだとばかり思って読んでいたら、全然違いました。
イケメン警部がぬいぐるみが好きだというだけです。
いつも現場にぬいぐるみがあるのは何故でしょう?
柏井壽 『鴨川食堂おまかせ』
一連の短編。これといった変化はなく、相変わらずの鴨川食堂です。
似鳥航一 『東京バルがゆく』
大手メーカーを辞めて、移動屋台でスペイン風のバルを始めた貝原。
一人で始めたはずなのに、何故かもう一人・・・。
彼を巡る様々な人との出会いを描いた作品。
安東能明 『第Ⅱ捜査官 虹の不在』
元物理教師だった神村五郎が刑事に。
教え子の新米女刑事と一緒に事件に挑みます。
あさのあつこ 『弥勒の月』
あさのさんの書く江戸物がどういうものか読んでみましたが、それほどではなく続きも読もうかどうか考え中です。
シリーズ化しているので、これからおもしろくなるのかしら?
桜木紫乃 『起終点駅 ターミナル』、『水平線』、『誰もいない夜に咲く』
北海道を舞台に、そこに住む人々の悲哀を描いた短編集。

泉ウタマロ『人生逆戻りツアー』
死んで天に行きそこで守護天使に会い自分の人生を振り返ったらどうなるのか。
自分が考えていたことと、他者が考えていたことが違っていたら、そして、自分の魂の求めることを無視していたら・・・。
クロードのようなことがどんな人にでもあるような気がします。
佐藤愛子 『それでもこの世は悪くなかった』
もう93歳になる愛子さんが「悪くなかった」と言っているのなら、信じようかとも思えます。
考え方が違うなと思う所もありましたが、人それぞれなのでいいでしょう。
自分が93歳になってもこれほど元気でいられるかしら?
中野京子 『美術品でたどるマリー・アントワネットの生涯』
「マリー・アントワネット展」に行く前に読んでおくと、より展覧会を楽しめた感じです。残念、読む前に行ってしまいました。
磯淵猛 『紅茶の国 紅茶の旅』
著者は紅茶の輸入をしているようで、毎年紅茶の産地へのツアーを開催しているようです(今もやっているのかは不明)。
中国、スリランカ、スコットランドと旅します。
紅茶は中国からイギリスに渡ったのに、中国ではそれほど飲まれていないことがおもしろいですね。
中華料理と合わないからなのですかね。

河合克敏 『とめはねっ!』12~14
彼らも高校を卒業ということで、名残惜しいですが、終わってしまいました。
おもしろいシリーズでした。
犬養ヒロ 『カラス飼っちゃいました』
怪我をしているカラスを拾ってしまい、飛べないので野生に返せず、自宅で飼うことになってしまいます。
カラスの意外な生態がおもしろいです。
上野うね 『浅草うねうね食べある記』
前に浅草まで歩いて行ける範囲に住んでいたことがあるのですが、知らないお店が沢山出てきて、また浅草まで行って食べ歩きしてみたいと思いました。
今は外国の観光客がワサワサいて、ゆっくりできないんだろうなぁ・・・。
古賀慶 『トレース 科捜研法医研究員の追想 1~2』
科捜研に勤める真野には悲しい過去があり、科捜研に勤めたのにもある理由がありました。
真野がどのように復讐をとげていくのか興味があります。
鴨居まさね 『マルちゃんは猫です』
マルちゃん、かわいい。猫好きはたまんないんだろうなぁ。
島津響子 『漫画家、パーキンソン病になる。』
難病はすぐには確定できないらしく、確定されるまでの苦労がしのばれます。
島津さんは手術を受けられていますが、パーキンソン病の治療に手術療法があることを知りませんでした。
私の元同僚の男性がパーキンソン病で亡くなっています。
この中のお勧めは漫画と桜木さんと泉さんですかね。
まだ読んだものがあったような・・・。
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