加藤実秋 『モップガール 3』 ― 2017/04/01
ボールの何がいいのでしょう?
固さ?噛んだ感触?大きさ?
噛む割には乳歯が大量に残っているのですが。
桃子はクリーニング宝船の清掃会社の正社員となり、前作で父親のこともわかり、気持ちも落ち着いたと思ったら、新しい心配事がでてきました。
清掃業務の他に、「失せ者捜し」もサービスで請け負うことになってしまったのです。
役者志望の重男が、桃子の現場に遺された思いを感知すると言う特殊能力を「素敵なサムシング」と名付け、仕事を取るために桃子に無理強いをし始めたのです。
仕方なくその能力を使うのですが、今度は使える時と使えない時がでてきます。
何故なのか、全くわからない桃子でした。
そんな時に、桃子はある映像をみてしまいます。
それは今までのような過去のではなく、未来のものでした。
自分がここにいてはいけないと思った桃子は会社を辞めてしまいます。
しかし、その後、会社は存続の危機に陥ります。
一体誰が何のために?
心配で辞めた会社に行ってみると・・・。
最後はハッピーエンドでよかったですね。
え?続きはないわよね。
お散歩 ― 2017/04/02
近所の桜も五分咲き(?)ぐらいになりました。
来週はお花見日和になりそうですね。
白梅ですが、花が丸いかわいらしい梅が咲いていました。
車の屋根に太っちょの猫さんがいて、「ニャー」とかわいらしい声で鳴いてくれました。
ホント、この頃の猫って大きいですね。
弟は療養食と肝臓の薬を嫌がらずに食べてます。
目のめやにが減っています。
目にはよかったのですが、さて、肝心の肝臓の方に効き目はあるのでしょうか?
この頃、甘えることを覚えた弟です。
抱かれても前より静かにしている時間が増えました。
井の頭恩賜公園の桜は・・・ ― 2017/04/03
井の頭公園へ行ってみました。
残念ながら桜は五分?七分?咲きかな・・・。
人は満員でしたけど(笑)。
「ボートがメチャ多い」と言う声がきこえてきました。
いつもの何倍も出てますね。
後2、3日で満開になるのでしょうが、平日でも人が多いのでしょうね。
トトロの出そうな道がありました。
(iPhoneのカメラなので、ブログにアップするとボケます)
駅ビルで買い物をしようと思って行ったら、びっくり。
地下にあったケーキ屋さんがなくなっていて、代わりに百円ショップなんかが入っていました。
ファッショナブルから〇〇っぽくなってしまったのね。
売れなかったのかな・・・?
残念。
「ママさん、一人で花見に行って、ずるいです。明日、一緒に行きましょう」by 弟犬
「僕も行きたいです。弟を置いて行きましょう」by 兄犬
犬を連れていくと写真がゆっくりと撮れないので、一人で行くことにしますわ(笑)。
善福寺川の桜 ― 2017/04/04
今日は朝から晴れているので、善福寺川まで行ってきました。
満開とは言えませんでしたが、それでも桜は綺麗です。
近所の保育園の子どもたちが来ています。
ひときわピンクの濃い花が咲いています。
これは桜ではないのですが、綺麗に咲いていました。(たぶん木蓮)
別の保育園の子どもたち。
おばあさんが一人、写真を撮っていました。
ア、私も写真を撮っているおばさんですね。
男性のように重い望遠レンズは持てません。
家族で花見っていいですね。
夏みかんも実っています。
おじいさんたちも花見です。
のどかな一日です。
残念ながら善福寺川の南阿佐ヶ谷から荻窪方面の一部は工事のため川沿いを歩けませんでした。
そのせいで人が少なかったのかもしれません。
せっかく桜が綺麗なのに・・・。
「ママ、僕は怒っています。何故、僕を置いて、花見に行ったのですか」 by 弟犬
貫井徳郎 『慟哭』 ― 2017/04/05
赤いハートを持ってきては齧る犬。
落ち着かない性格で、いつも動き回っています。
同じヨーキーでも性格が違うようで、前にも見たことのある知らないおじさんのヨーキーは、私がコンビニに行って帰ってくるまで、道端にずーと気持ちよさそうに横たわっていました。
貫井さんの本の二冊目。
貫井さんのデビュー作だそうです。
前の『愚行録』に比べると、それほど気持ち悪くない話でしたけど、それだけです。
連続して幼女誘拐事件が起こり、手詰まりになった捜査状況と交互に宗教にのめり込む男の姿が描かれています。
内容を知らずに読んでいたので、どうこれが繋がるのかと思いながら読みつつ、愚行録と同じような展開かと思ったら、最後の意外な犯人でびっくりしました。
ついでに幼児を誘拐しようとした犯人に声をかけた人を別の人と間違えていました。
思い込みとは恐ろしいものですね。
おかしいと思い、見返してわかりました。
ネタバレになるので書きませんが、ミステリとして読むとどうも納得のいかないことが多い作品です。
桜を求めて ― 2017/04/06
いい天気が続いています。
桜の名所は人が多いので、適当に歩き回り、桜を探してきました。
近所の桜は満開です。
ある神社の桜です。
名所でないので人が少ないのですが、それでもひっきりなしに人がやってくるので、ゆっくりできません。
犬たちと桜を求めて、地図で見つけたある公園へとやってきました。
残念ながら木がまったくない公園でした。
弟は暑さに弱く、こういう風にすぐに伏せをして休みます。
体力がないのに、遊びたがるので困ります。
餌が代わり、少しやせたようです。
カロリーが少ないのかもしれません。
もっと食べさせなければならないのかしら?
ひょっとしたら、夜中に騒ぐのは、お腹が空いているから?
兄に知られずにこっそりと君にだけ餌をやるのは難しいわよね。
どうしましょうかねぇ。
殿ヶ谷戸公園のキクモモは・・・ ― 2017/04/07
桜は満開で、どこに行っても人がいそう。
今日は用事をすませてからお天気になったので、国分寺の殿ヶ谷戸公園に行ってきました。
ここの楽しみはキクモモです。
今年は昨年よりも満開になるのが遅いようで、五分咲きという感じです。
(カメラを忘れたので、iPhnoeです。ボケてます)
ボケの花が咲いています。
シャガやヒトリシズカも咲いています。
ヒトリシズカはひっそりと咲くのではないのですね。
こんなになって咲いています。
イチリンソウの方が名前にぴったりの咲きかたです。
イカリソウを見てくるのを忘れてしまいましたが、カタクリはしっかりと見てきました。
一輪、巨大なカタクリが咲いていました。
(これってカタクリよね・・・)
春の、新緑にはまだ早い頃の物寂しい感じが好きです。
体の調子が少しよくなったのか、活動的になったこの頃です。
阿部暁子 『鎌倉香房メモリーズ 5』 ― 2017/04/08
ものすごい顔でボールをかじるヨーキー。
こういう感じでネズミを殺すのでしょうか?
でも、人間は1度も噛んだことがありません。
噛んでいいものと悪い物の区別ができています。
かわいい顔とのギャップが・・・。
こういうライトノベルも読みます。
舞台が鎌倉で香房というのがいいんです。
女の子が本当にこういう子がいるのというぐらい奥手で、ついていけないところもありますがね。
人の香からその人の感情を読み取るという特殊能力のある香乃は、雪弥と気持ちを通わせることができましたが、「本当に付き合っているのだろうか」と聞けずにいました。
そういう微妙な感じの二人のところに様々な謎が持ち込まれます。
贈り物の香木や行方不明になった仏像、送り主不明のひな人形、源氏香図の暗号など。
雪弥がすべてを解いていきます。
雪弥の生い立ちに関する疑問が解けたところで物語は終わります。
なかなかいいと思った言葉をのせておきましょう。
香木は、木が傷ついたところにバクテリアが繁殖して、「それにまけまいと木が樹脂を分泌し、その樹脂が長い時間をかけて、すばらしい香りを持つ」のだそうです。
人も同じなのでしょうね。
「香は心に似ている。目には見えない。ふれることもできない。けれど確かにその存在を感じる。時としてわたしたちはそれによって苦しみ、傷ついてしまう。けれども、ふとした瞬間それになぐさめられ、癒され、再び歩み出す力を与えられる」
「よく、失敗した場合の後悔よりも、行動しなかった場合の後悔のほうが大きいと言いますね。先人が口をそろえるだけあってそれは正しい。なぜなら行動しなかったことで何かを失った場合、可能性が私たちを苦しめるからです。(中略)ましてや失ったのが大事な人間であれば、その後悔は、一生消えない」
こういう本を読むと、鎌倉とか京都、奈良のような古都に一度は住んでみたいと思います。
もう一度、引越をする体力と気力があるのかしら?
あ、金力もだわ(笑)。
神田川沿いの桜 ― 2017/04/09
新宿に行くために電車に乗っていると、相棒が、「神田川沿いに桜が咲いている。人がいて写真を撮ってるよ。」と言いだしました。
用事がすんだら行ってみようということで、用事をすませ、行ってみました。
そうすると・・・。
こんな風に桜が咲いています。
人も多くなく、ゆっくりと花見ができます。
晴れていると、もっと良かったのでしょうが。
目黒川には行ったことがありませんが、こんな感じなのでしょうか?
川の両側に道があるので、桜を見ながら歩けます。
花見をしてもいい所があるらしく、ゴザを敷いて人が集まっている場所もありますが、それほど乱れている感じはありません。
いい場所を見つけました。
こういう穴場もいつしか評判になって、だんだんと人が多くなるのでしょうね。
桜で有名な場所は、今や外国人も訪れるようになりましたから、こういう知る人は知るという場所があってもいいですわよね。
(実はみんなが知っていたりしてね)
思いもかけぬ花見となりました。
来年も来たいのでこのままの状態でいてもらいたいものです。
目黒川のようになると、大変ですもの。
『大エルミタージュ美術館展』&「エルミタージュ・アフタヌーンティー」 ― 2017/04/10
今年は図らずも花見三昧になりました。
六本木ヒルズの毛利庭園の桜は少し散りかけていましたが、まだ咲いています。
それほど人が多くなく、のんびりできます。
芝生に座って休んでいる人がいますが、私は薄着をしていったため、桜を見るだけで座りませんでした。
外国人の方もいます。
お決まりの角度で撮ってみました。
鴨(カルガモ?)がつがいでいました。
庭園脇でビール瓶に桜の枝を差したのが飾ってあり、テーブルと椅子が置いてありました。
「CRAFT SAKE WEEK」というのをやっているようです。
日本全国選りすぐりの日本酒と一流レストランの料理が食べられるとか。
外が寒いためかあまり人が入っていませんでした。
平日だったからか、あまりロシアに興味がないからか、この頃の美術展の割に人が少なくてゆっくりと見ることができました。
こんなに人がいないのなら、たまに音声ガイドでも借りて見てみたかったです。
新しい試みとしてか、写真を撮ってもいいというのが増えていますね。
とっても威厳のあるエカテリーナ二世の肖像画だけは写真が可でした。
この展覧会、私的にはそれほどめぼしい作品はないような・・・。
ブリューゲルが見れたのでいいとしますが、もっとフランドルの絵が見たかったかも。
おもしろかったのが、この(↓)作品。
左にいる人が画家で、自分の富を見せびらかしているかのような絵です。
犬が沢山います。
鳥ばかり描かれていますが、何の鳥がわかりません。
こうやって見てみると、鳥は怖いですね。
この少女は誰でしょう。
世界で一番有名な方のお母様です。
正解:聖母マリア
聡明ないいとこのお嬢さまっぽい雰囲気ですね。
森ビルの上から青山霊園の桜が見えました。
今回はグランドハイアットホテルでアフタヌーンティーをしてみることにしました。
このホテルに泊まりたいと思いつつも泊まれずにいますが、部屋の中はどうなんでしょうね。
アフタヌーンティーの紅茶はニナスのロシアンフレーバーティー「エカテリーナⅡティー」で、「ひまわり」と「矢車草」の花びらを散りばめた、ベルガモットとオレンジの柑橘系フレーバーティーでした。
残念なことに、お湯を足すことしかできませんでした。
他のホテルでは三種類ぐらい紅茶を飲めたのに・・・。
ロシアですから、キュウカンバーサンドイッチなどはでてきません。
食べ物はピロシキ、スモークサーモン、チキン、ポークリエット。
スウィーツはアップルパスティラ、ジャムパン、ロールクレープ、ミルクケーキ。
ミルクケーキはホールで持ってきてくれたのに、写真に写しませんでした。
こういう風(↑)に切り分けてくれます。
そうそう、スコーンも2個ありました。ポピーシードスコーンが美味しかったです。
少しずつ、ゆっくりと食べたので、結構お腹がいっぱいになりました。
前回のマリー・アントワネット展の時もアフタヌーンティーがあったようです。
紅茶も売っていて、かわいいピンクの缶入りでした。
欲しかったわ。
美術展に合わせて内容が変わるようなので、これからも利用させてもらおうかと思いました。
最近のコメント