朝井リョウ 『桐島、部活やめるってよ』 ― 2018/03/17
急にクリスマスローズが咲き始めました。
意外と根付くようです。
家の飛ぶ犬です。
なんかあまり恰好よくないですね。
主人公が桐島君だと思ったら、さにあらず。
桐島君は出てきません(笑)。
朝井さんってまだ20代なのね、びっくりしました。
この本は10年前に書かれたものということは、彼の実体験みたいなものも含まれているのかしら?
田舎の県立高校のバレー部キャプテンの桐島君は、急に部活を辞めてしまいます。
そのおかげで周囲の5人の高校生たちが少なからず影響を受けます。
この5人の視点から高校生活を描いた作品です。
今時の高校生ってこんな感じなのかな?
自分の時と比べてしまいました。
もう一度高校生をやるとしたら、今ならどうなるでしょうね。
それにしてもそんなにみんな、クラスの中の自分の立ち位置なんか気にするもんですかね?
まあ、私が気にしていなかったというだけかもしれませんが、上下が明確ではない時代だったものね。
かわいいとかで「上」になれるなんて、なんか薄っぺらいよね。
世の中に出ちゃうと、そんなこと関係なくなるのにね。
こんな子もいるのねェという感じで、結構おもしろく読めました。
桐島君、とっても気になります(笑)。
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