額賀澪 『拝啓、本が売れません』2018/05/13



この頃、本が売れないそうです。
作家で食べていけるのは、一握りの方だけだとか。
他の方々はバイトでもしながら本を書いているのでしょうか?

この本はある人がおもしろいと言っていたので、kindleで買ってみました。
表紙を見るまでは、経済学者が書いた本かと思っていましたが、表紙を見て、「アレ?何か違うぞ」と思いました。
そう、違ったのです。
デビュー三年目のゆとり世代の新人作家(本人曰く)の額賀さんが、敏腕編集者やスーパー書店員、Webコンサルタント、映像プロデューサーなどに会いにいって、売れる本について聞いくという内容でした。
最初、私は出てくる人が本人だと思わずに読んでいました(恥)。

まず、売れる本はキャラが立っているらしいですよ。
額賀さんの本を読んだことがないので、キャラが立っているのかどうかわかりませんが、どうなんでしょう。次に読んでみます。

とにかく売れる本を書くにはどうすればいいのか、まじめにガッツリお勉強する額賀さんでした。真面目です。

この本のおもしろいところは、最後にアドバイスに従って書いた小説を途中まで載せているところです。
額賀さんって青春ものを書く作家さんなんですね。
吹奏楽部のお話なのですが、結構おもしろそうです。
キャラ立ちしているかどうかは謎ですが。

本に興味のある方、必読ですぞ(笑)。