M.C.ビートン 『アガサ・レーズンは奥様落第』2018/12/11



アガサ・レーズンは隣に住む作家のジェームズとめでたく結婚しました。
ところがジェームズは妻が料理・洗濯をし、夫のために使えるのが当たり前という昔の男だったため、結婚生活は悲惨なことになってしまいます。
トーストは焦げ、洗濯ものはピンクになり・・・。
だってアガサは仕事はできても家事なんて全くやったことがないのですもの。
仕事では自信満々でタカピーなのに、ジェームズの前では卑屈になってしまうアガサがとってもかわいそうです。
ジェームズがイライラしているのには、ある理由があったのですが、妻であるアガサには何も言いません。
ジェームズは結婚には向かないのね。

そんなある日、急にジェームズがいなくなってしまいます。
失意に沈むアガサ。
その後、彼と仲のよかった女性が殺され、ジェームズが容疑者として警察に追われることになります。
ジェームズは犯人ではないと信じるアガサは、たまたまやってきたチャールズと一緒に捜査を始めます。

最後は悲しい別れが・・・。
アガサには幸せになってもらいたいけれど、男運が悪そう。
これからどうなるのかしら?

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