ヘロン・カーヴィック 『村で噂のミス・シートン』2019/03/04



夫が職場でもらってきた東京マラソンクッキー。
出場者全員がもらったのかしら? 土産で売っていたのかしら?
夫に聞いても知りませんでした。
「ありがとうと言ってもらっといたよ」ですって。
味は普通のクッキーでした。



コージー・ミステリの新しいシリーズです。
期待して読んだのですが、翻訳が今一なのか、原文が今一なのか、コージーにもかかわらずなかなか頭に入ってきませんでした。

ロンドンで美術教師をしているミス・シートンは、オペラを見に行った夜に女性を襲っている男性を見かけ、持っていた傘で男性をつつく。
反撃されそうになったところに人が来たので男は逃げて行きました。
男の顔を見たミス・シートンは得意の絵で警察に協力することにします。
そうすると、彼女の書いた絵が事件解決の鍵になります。

この事件の翌日、ミス・シートンは名付け親が遺してくれた田舎のコテージに出かけます。
田舎の村では彼女の噂が持ちきりです。
警察は犯人がミス・シートンを狙うのではないかと予測し、彼女の居場所を明らかにしないことにしていましたが、牧師のせいで田舎に滞在していることが新聞に書かれてしまいます。
ミス・シートンは無事に田舎の休暇を終えられるでしょうか。

大変な村です。
会ったことがない村人たちが勝手な憶測をし、話に尾ひれがついて、ミス・シートンはとんでもない人になっています。
いい村だったら、退職して住もうかと思っていたのにねぇ。

このシリーズが書かれたのが1960年代のようです。
だからちょっと古い感じがしたのですね。
それから半世紀にわたって三人の作家によって書き継がれたとのことです。
いつもこうもり傘を持って歩いているミス・シートンがこれからどんな事件に巻き込まれるのか、楽しみにしましょうね。
長く続いているシリーズなので、たぶん面白いのでしょうねww。

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